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WataL
2019年2月26日 22:28
こんにちは。あたらしいこころみとしてはじめた、歌集の感想第二弾を書こうと思います。今日は、うたづくり折々に繰り返し読んでいて、ずっと触れてみたかった万葉秀歌について書きたいと思います。万葉秀歌の編者、著者は斎藤茂吉さんですが、まず序文がとても面白いのです。「これは国民全般が万葉集の短歌として是非知って居らねばならぬものをできるだけ選んだためであって、(略)読者諸君は本書を初から順序立てて読
2019年2月19日 21:20
ひとつではいられないままおかれたるりんご みかんの対のしずけさ のぞききる事をゆるしてしまいたる房ここのつに別れたる実の 布かおる みかんのしぶくこころとふとりつくしまなきことおおう布とおい空にはあるごときせいりょうにみかんはカモンと呼ばれおり雲の手で どこにでもあるりんご重ねたるわたし へいぼんなる実のゆたか 見せおり 一人きり或る夜りんごのかおばかり見ゆあるもののみ並びたる
2019年2月11日 07:34
2019年2月9日 21:42
ねむらない樹、口語短歌、現代短歌に興味があるものとしてとてもおもしろかったため、感想を書きたいと思います。まず、巻頭の現代短歌100という特集より。伊舎堂仁さん、大森静佳さん、小島なおさん、寺井龍哉さんが引いた現代短歌100首。そこで気になったのを取り出してみます。感想も書かせていただきました。あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の(千草創一)書いてあるのは海の動画を見
2019年2月8日 11:37
遅々として進まない短歌勉強ですが、わたしはようやく村木道彦さんまで行き当たりました。何か色々ごちゃごちゃと書いてしまいたくなるんですが、気になったのを取り出して書く…という形式にしてみました。(といいつつところどころで呟いてます。)ひだりてからみぎてににもつもちかえてまたあるきだすときの優しさきみはきみばかりを愛しぼくはぼくばかりのおもいに逢う星の夜川沿いをひとりくるときくさはら
2019年2月6日 22:10
いま、読んでいる歌集に「ひらがな表記」が多く見られて、それがとてもいい。漢字、それから熟語は、意味が強過ぎるのであまり目に優しくないと思うことがある。万葉集などに出てくるのを、わたしは目にやさしい読みやすい、こころに入り込みやすい歌として読んでいるけれど、あれは漢字であっても、無生物、自然、だったりするからそれほど意味がこもらない。むしろ、それはいい意味で対象物を一目で浮き上がらせる働きがある