ウッディ/サイトウスイ

YouTubeで動画投稿をしたり、シナリオライターをしています。

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米津玄師6thアルバム『LOST CORNER』収録の新曲たちについて語り尽くす【感想/考察】

人生を変えた曲は『しとど晴天大迷惑』、カラオケの十八番は『LOSER』、ウッディです。 今回は筆者が敬愛してやまない米津玄師氏のニューアルバム『LOST CORNER』で登場した新曲たちの魅力を、主に歌詞に着目しながら、およそ8000文字以上でとことん語りまくった。 少々長く感じるかもしれないが、このアルバムについて必ず新たな気付きや発見を得られるとお約束しよう。 少しずつゆっくり目を通していただければ幸いだ。 痛烈なる苦悩をぶちまけた『RED OUT』レッドアウトと

    • 連載時以来に『めだかボックス』を読んだ

      と、記事タイトルを打ち込んだ今は夜中の1時半。寝付けない夜に今夜も唸りはじめたのが1時間前だっただろうか。観念して私はこうやって筆を取り始めた。 酷い疲れを感じ、ソファで横になりながらなんとなしに漫画を読んでいた。かつては家が傾かんばかりの冊数を所持していた漫画っ子だったが、今ではすっかり電子書籍派だ。紙の本も購入するし本屋は大好きだが、とはいえやはり紙の本は積まれていくことが多く、合理的なんだか非合理的なんだか、矛盾していく自分が悲しい。 この頃は『魔人探偵脳噛ネウロ』

      • 2024年に映画『ハッピー・デス・デイ 2U』を観た

        筆者は夜、月に1、2晩ほど友人と映画をリモートで同時視聴する会を開いている。そこで昨夜観たのが、名作ホラー映画『ハッピー・デス・デイ(以下HDD)』の続編であるこちら。 クリストファー・B・ランドンといえばコメディーホラーの代表格といえる名監督だろう。 『ザ・スイッチ』は劇場に観に行ったが、『HDD』が好きなら間違いなくあの映画も好きだろう。私も1番好きなホラー映画は『ザ・スイッチ』かもしれない。 『HDD』はお気に入りで何度か観たことがあったが、今回ついに続編である『ハ

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        • 病熱にポカリスエット、快調とスプライト

          今日は日記。 残暑残りまくりの9月末。なんだか妙に体調が悪ィいな~喉痛いわ~と思って仕事中に度々体温を測った。 朝は平熱。問題なし。「なにかで痛めたかねぇ」と思い返すも、前日は休みで一日おうちライフエンジョイマンだった。ちなみにおうちエンジョイマンはジョイマンの派生進化で、レベル65で仕事を辞めることで進化条件を満たす。 今朝は不調のせいか完全にぼーっとしていて昼食を忘れていたことに気が付く。うっかりさん。可愛いね。 見かねた仕事仲間がたまたま仕事場に置き去りにしていたカ

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          『ドーナツホール 2024』で気付いた3つのこと

          人生を支えられたボカロ曲は『clock lock works』、カラオケの十八番は『パンダヒーロー』、ウッディです。 今回は筆者が愛してやまないハチ(米津玄師)氏が落雷の如く落とした『ドーナツホール 2024』のMVを穴が開くほど見つめに見つめて気付いた事をお話ししていこうと思う。 まずはこの楽曲について簡単な説明を。 こちらは2013年に公開された動画『ドーナツホール』だ。 イラストや動画はハチ氏本人が全て手掛けており、翌年発売の米津玄師氏のアルバム『YANKEE』に

          『ドーナツホール 2024』で気付いた3つのこと

          たのしくてあかるい日記!

          筆者は思った。 「ウチのブログ、なんか暗いなぁ」 よし、たまにはみんながハッピーになれる楽しくて明るいブログを書いてみよう、と! ひとまず、今週一週間の楽しかったことや嬉しかったことを書いていくぞ〜!! 9月21日(土) 9月22日(日) 9月23日(月) 9月24日(火) 9月25日(水) 9月26日(木) 9月27日(金) いかがだっただろうか。 またお会いしましょう!さようなら!

          たのしくてあかるい日記!

          小さな蟹が死んでいる

          雨上がりの田舎の風景をそよ風が揺らす 乾ききっていない匂いと肌を焼く日差し 自転車を漕ぐ 鼻歌は誰も聞いちゃいない 田畑の脇道 アスファルトの車道 中央線も何も無いその道路 あちこちに散らばった臓器 蟹が死んでいる 小さな蟹が死んでいる あちらでも死んでいる 小さな蟹が死んでいる 蜻蛉が落ちている 車に轢かれ潰れている 蜻蛉が落ちている 羽はもげてどこにある 何かが死んでいる 生き物が死んだ跡がある 何かが死んでいる 内臓と皮だけがそこに残っている それを避けて走

          小さな蟹が死んでいる

          oのことば遊び詩『RED OUT』

          トッポの中にたっぷりのチョコ ポットの中にラットいる底 なんでも無い日にお茶をどうぞ 噛んでも味無いお前bot くだらねえ人生を生きてろ 喰らって棒立ちで待ってろ ずっと どうしようもねえよ ホント どついたるぞ 本舗 愛も 無いよ 金も 無いよ 抜け出せぬ仕事 ハイホーハイホー 昼に買ったホットサンド 味わえよもっと ゲコゲコ鳴いてろ クソ深い井戸 おてんと 見えんと 日陰者 それも悪かないよ 認めるよ だけど望んでないだろ そこでくたばんの 聞いたことあるよ お前

          oのことば遊び詩『RED OUT』

          「運は自分でまわすもの」という哲学持論

          「運が良い」だとか「運が悪い」だとか人はよく言ったものですが、この「運」というものに対する私なりの哲学がある。 私は20歳頃、「運は自分でまわすもの」と定義付け、座右の銘とした。 運が良くなる確率も悪くなる確率も、自身の行動によって変動していくという考え方だ。 「宝くじは買わないと当たらない」という言葉の通り、行動を起こさない限りは金運は上がらない。 しかしこの言葉は「でも買っても当たらなかったら損するよ」という話が抜けている。 行動によって、かえって金運が下がった(お

          「運は自分でまわすもの」という哲学持論

          eのことば遊び詩『サランへ(笑)』

          アンタずっとこれまで 愛を歌っていたわね アタシ嫌いなのよね 至極くだらねえ 一人で そう独りで 生きてはいけないなんて 嘘っぱちね アタシを見て アンタらが勝手に作ったもので 勝手に享受して生きてまして それって繋がりなんじゃないのって? 「バカね」 生き延びるため 必死で アンタらが勝手に作り上げた成果物だぜ こちとらそいつをただ横取りしてるだけじゃんね アタシのために頑張ったワケでもないでしょうね そうよね どうもご苦労사랑해(笑) 「へぇ」 愛ある人生の方が

          eのことば遊び詩『サランへ(笑)』

          これは日記です。私はそのトピックスをとても悲しいと感じます。

          XとかいうSNSがあって、私はよくそのタイムラインを表情筋を全て麻痺させられたような顔で傍観するのだが、この頃はどうも嫌に内臓がもたれるニュースが目に入る。 例えば不倫の話題なんぞは本当にくだらないもので。他人の家庭事情に首を突っ込んで物言いする人間たちがあまりに奇妙で仕方がない。 それは人が歌ってるカラオケボックスに勝手に入ってくるようなもので、空いてるからといってドカドカやってきてはマイクを握って勝手に歌って帰っていくのは流石にモラルもマナーもない。 そんな非常識な奴

          これは日記です。私はそのトピックスをとても悲しいと感じます。

          uのことば遊び詩『かぐや姫と踊る』

          ゆっくりと陽は沈む まだ暑い夜 また僕は君想う 今夜は満月 鮮やかに光る 君の瞳によく似ている クサい台詞も風に消えていく ならばいくらでも呟こう 届きやしない筈 けれどもとめどなく 遠く君は知る由もなく かぐや姫よいつ降りてくる 火鼠の皮衣は無いです 無いです かぐや姫よいつ降りてくる でも知っている 君の好きな服 かぐや姫よいつ降りてくる 蓬莱の玉の枝は無いです 無いです かぐや姫よいつ降りてくる でもこの一生 君に捧ぐ かぐや姫よいつ降りてくる かぐや姫よいつ

          uのことば遊び詩『かぐや姫と踊る』

          応募する人

          こんにちは。 iOS18が発表され、iPhoneのカスタマイズ性が増したワケだが、機能増えすぎてなんかもうこれだけで新しいiPhoneを買った気になるよね。 さて、最近私は「公募ガイド」という雑誌を購入しているのですが、それには様々な「募集しているアレコレ」が載っている。 新しいマスコットキャラクターの名前 川柳や短歌 小説などの文学賞 「こんなものまで募集してるの?」という内容もあって割と面白い。 もちろん娯楽のためにこの雑誌を購入している訳ではなく、何かと応募してみ

          iのことば遊び詩『劣性パンダ』

          宵闇に 紛れ込み 光灯る場所を嘲り 晴れやかに 死を看取り 悲しいフリ 帰りに食った蟹 思えば昨日より 頬の皺が伸び よく見りゃ酷い 隈もあり 来世はぐうたらパンダになれたり 金持ちの家に生まれてみたり そんな馬鹿言い 自堕落に眠り パンダになりたい 嗚呼パンダになりたい 甲斐性ないのに お前の側に 到底居られるわけがない パンダになりたい 嗚呼パンダになりたい 愛想ないのに お前の側に 雲泥居られるわけがない パンダになりたい 嗚呼パンダになりたい 俺のよう

          iのことば遊び詩『劣性パンダ』

          ぢっと手を見る feat.おばあちゃん

          暮らしの中で、人々は8時間もの労働という拘束時間に身を捧げて生きている。 通勤や休憩時間も合わせるならば9時間以上だ。通勤のための準備や残業なども合わせると1日の半分を費やすことになる。 なんと馬鹿馬鹿しいことだろう、と時折考えてしまう。 しかし8時間働かないと暮らしていくのが大変な世の中だ。大概の人間がそうだろう。 この世の仕組みはなんと業が深い。 私は今でこそ、そこそこに金の心配は減ったが、取り壊し寸前のオンボロアパートで同姓の友人と同棲し家賃を折半して暮らして

          ぢっと手を見る feat.おばあちゃん

          aのことば遊び詩『ラフレシア』

          あたしはラフレシア こんばんは 流れ出した青い血が 不浄を無情に攫っていった 暮らした日々は 消えていった過去は 瘡蓋になった 堰き止められた 咲いた 咲いた 大きなラフレシア 瘡蓋できた また剥がした 開いた 開いた 大きな大きなラフレシア 「イヤだ臭うわ」 「近寄らないでくださいな」 蒔いた種は 宙に浮かんだ あなやあたしは 其れを見つめた 濡らした枕 哀れな聖夜 今度はあなたと過ごせたらいいな 彩鳳随鴉 知ったこっちゃねえや あたしにゃいないわ あなたしか だけ

          aのことば遊び詩『ラフレシア』