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バレンタインデーを過ぎた頃に自己否定をやめられたなら

 坂口恭平さん『自己否定をやめるための100日間ドリル』を読んでいる。

 自己否定をやめるための具体的な方法を、8つのステップに分けて説明している本文と、「自己否定をやめる100日」というタイトルがついた、坂口さんの実際の日記が収録されている。

 まず本文を読み終え、今、日記の部分を50日目近くまで読んでいる。
 坂口さんが鬱状態の時に書き始めたものらしく、最初のうちはこちらも読んでて重苦しい気持ちになっていた。
 でも日記が進むにつれて、坂口さん自身の調子も良くなっているようで、読んでてしんどくなることは減ってきた。

 でも、本文で書かれている「自己否定をやめるための8つのステップ」を、まだ実践していない。
 坂口さんはこれら一連のワークを、実際に紙やノートに書いてやっていくことをオススメしている。
 だが、書いてワークを進めるのが怖い。
 自分のだいぶ昔の、思い出したくなかったことを次々と、陽の光の下に当てなきゃならないような気がして。

 実際、本文を読んでいるうち、昔の嫌だったことをあれこれ思い出し、気が滅入ってしまった。
 だったら、さっさと実際に書いて進めたほうがいいんだろうけど。

 「自己否定をやめるための8つのステップ」を、もし明日から100日間続けたら、来年のバレンタインデー過ぎにゴールを迎える。
 美味しいチョコレートを食べるために、やってみないか自分。
 この本で勧められているワークはハードだと思うけど、表紙に描かれた白い布らしきものをかぶっている小さい鳥?のキャラクターがかわいい。でも本文を読んだ後、このキャラクターが何をモチーフに描かれているのか分かってきて、涙が出てくる。

 ワークを実際に始めたら、しばらく辛い気持ちが続くかもしれないけど、そのうち晴れてくることを信じてやってみればいいかも。
 もし100日後、自己否定することがなくなっていたら、ご褒美においしいチョコレートを食べたいな。

※ 当記事の続きを、以下の記事で書いてます。


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