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嬉しいより楽しいになろう

「楽しいは能動、嬉しいは受動。あなたの人生の主役は誰か」

W.I.S.E.

「嬉しい」と「楽しい」。 似ているようで、全く違う感情だ。

嬉しいとは何か。

それは、他者からの行動によって生まれる感情。
誰かがくれたプレゼント。
誰かからの思いがけない連絡。
誰かに褒められた瞬間。

他者が原因となり、 あなたに生じる結果が「嬉しい」だ。

一方、楽しいとは何か。

それは、自分の行動から生まれる感情。
プレゼントを選んでいる時間。
散歩で見つけた季節の変化。
新しい料理を作っている過程。

あなた自身が原因となり、 あなたに生じる結果が「楽しい」だ。

この違いに気づくことが、 人生を変える第一歩になる。

「嬉しい」に依存していると、 あなたの幸福は常に他者の手の中にある。 彼らが与えなければ、幸福は訪れない。

しかし「楽しい」を中心に生きると、 あなたの幸福はあなた自身の手の中にある。 あなたが決めれば、いつでも幸福になれる。

たとえば、女性にプレゼントを渡す場面を考えよう。

「ありがとう」と言われてキスをされたら嬉しい。
これは間違いない。

でも、そのプレゼントを選んでいる時間は楽しい。
どんなものが喜ばれるかを想像する時間は楽しい。
渡す瞬間の表情を思い浮かべる時間は楽しい。

嬉しさは一瞬だが、 楽しさは持続する。

嬉しさは相手次第だが、 楽しさはあなた次第だ。

では、どうすれば「嬉しい」から「楽しい」に シフトできるのか。

その方法を、具体的に見ていこう。


1.失敗を楽しむ

改札で金額が足りない。
多くの人は恥ずかしさを感じる。
急いでチャージしようとする。

でも、ちょっと待ってほしい。

「あはは、足りなかった!」 と、思いっきり笑ってみよう。

失敗を楽しめる人は、 失敗を恐れなくなる。
失敗を恐れない人は、 挑戦できるようになる。


2.過程を楽しむ

仕事のゴールを達成して嬉しい。
それは良いことだ。

でも、そこに至る過程を楽しめれば、 毎日が充実する。

報告書を書くのも楽しい。
データを分析するのも楽しい。
チームで議論するのも楽しい。

ゴールは一瞬だが、 過程は長く続く。


3.日常を楽しむ

電車の中で本を読む時間。
コンビニでおにぎりを選ぶ時間。
雨の日に傘をさす瞬間。

これらの「当たり前」を楽しいと感じられれば、 人生の9割は楽しくなる。

特別な瞬間は人生の1割にも満たない。
日常の9割を大切にしよう。


4.自分を楽しむ

鏡に映る自分の変化。
年を重ねていく自分の成長。
失敗から学ぶ自分の姿。

これらを「面白い」と感じられれば、 あなたは常に楽しい状態でいられる。

なぜなら、あなた自身は 常にあなたと共にいるからだ。

嬉しいを否定しているわけではない。
嬉しいは素晴らしい感情だ。

ただ、楽しいを忘れないでほしい。
楽しいは、あなたの中にある宝物だ。

今日から、意識的に「楽しい」を見つけよう。
そして「楽しい」を作り出そう。

あなたの人生の主導権は、 あなた自身の手の中にある。



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大竹純也:W.I.S.E.
サポートをご検討くださった方。 誠にありがとうございます。 私は特にこの社会の自殺率を下げたいという目標を掲げています。