CFOのHARD THINGS:資金調達をHARD THINGSにさせないことがCFOの力量である。HARD THINGS下での資金調達は達成感はあるが、本質的な成功ではない。
資金調達の厳しさについては、
言うまでもなく、HARD THINGSの中に存分に記載しあります。
資金調達の経験がない人でも以下の書籍は資金調達の臨場感は十二分に
体感することができます。
HARD THINGSは結果的に資金調達がHARD THINGSになることは
可能性として十分にありえます。
ただ資金調圧が初めからHARD THINGSありきなのは違うということです。
資金調達は辛い、厳しい、などということが現実的にありますが、
なぜ辛く、厳しい状況に置かれていることを掘り下げて
考えなくてはいけません。
そしてHARD THINGSにならないように
事業を投資家に説明できるようにすることや、
事業成長に必要な戦略を計画、
実行しさらに結果まで
出していけるようにする筋道までつけれるのがCFOです。
初めから想定していた道のりで、うまくいくことの方が少ないです。
フェーズごとにプロダクトのセールストークや見せ方や、
商品名も変えたりして新たな顧客獲得ができるように
考えていかなくてはいけません。
初志貫徹は良いのですが、あくまで時流に柔軟に乗ってしまった方が
良い結果がでやすいのであれば、
資金調達がしやすくなる確度が上がります。
さらに簡単な施策(時間や資金がかからない)で効果が高いのであれば
さらに資金調達の可能性は高まります。
事業側のハンドリングもしながら資金調達をしていくことで
HARD THINGSになりがちな資金調達のハードルを低くしていくのです。
資金調達のハードルを下げられるのはCFOしかいませんので、
事業を冷静に判断しつつ、
投資家の考えていることと事業進捗の
擦り合わせをできることが求められます。
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