CFOの役割:CFOのバリューとはCEOの転ばぬ先の杖になり、組織全体をリードすること
CFOの役割とは幅が広い職種です。
1.管理部門全体の統括
(経理、財務、法務、総務、IT、人事、経営企画、事業企画)
2.投資家コミュニケーション
(株主、新規投資家)
3.次回ラウンドの形成
(エクイティストーリー作成、事業計画作成、資本政策作成)
4.資金繰りの運用
上記に加えて、
5.ボードメンバー打合せ
6.各種定例
これだけのことをやって、
さらに経営を考えていかないと成り立たないという、
CFOが企業の要であるという所以です。
CFOというと、資金管理ばかりをすることを見られがちですが、
本質的には資金を使う根本的に必要な場所をどう運用していくかを
考える仕事です。
具体的には、
組織設計をどうしていくのか、
実行したい戦略に沿って、なぜ組織設計なのか、
どういう順序でどのポジションを埋めていくのか、
ということを考え、実行できる存在でなくてはいけません。
この組織設計が、
戦略ともちろんあっていなくてはいけませんし、
エクイティストーリーとの整合性もとれていないといけません。
その上で、
何を優先順位で経営サイドとして実行していかなくてはいけないのかを
CEOが考えるだろう課題を事前にでも対応していけることに
CFOのバリューがあります。