熟睡する為の条件
熟睡するためには、いくつか条件があります。その条件から逸脱していると睡眠が浅くなり、夜中に目が覚め、そこからしばらく眠れなくなったり、朝起きても疲れが取れていない感じがしたりしてしまいます。また、夜中にトイレに起きる事も眠りが浅い証拠です。
眠りが浅いと、疲れが取れない事はもちろん、思考力や記憶力、判断力の低下、精神的なタフネスの低下、新陳代謝の低下とそれに伴う免疫力の低下。仕事のパフォーマンスや健康面でも悪い影響が出てしまいます。
ではどうすれば熟睡する事ができるのでしょうか。人は活動的になる時は交感神経を優位に、睡眠などの休息を取る際には副交感神経を優位にして体を切り替えています。しかし、これらの神経は自分の意思で切り替える事は出来ず、自分の取る行動でよって「仕向ける」事しか出来ません。副交感神経を優位にさせる行動と交感神経を優位にしない為の行動は以下のようなものがあります。
1.寝る4時間前までに食事を済ませる。
2.寝る1時間半前までにお風呂を済ませる。湯船には15分浸かり、一旦体温を上げる。その後1時間半かけて、体温を徐々に下げていく事で体が入眠モードになる。
3.部屋の明かりは寝る時間までに徐々に暗くしていく。寝る前は明るい光は見ない。
4.寝る1時間ぐらい前になったら脳が興奮するようなことはしない。(音楽を聴く、大笑いする、怒る、運動する、ゲーム、漫画、深く考え込む、目を酷使する等)
5.静かに深呼吸しながらストレッチをする。(できれば寝床で出来るとそのまま眠れて良い。)
6.歯に刺激を与えると眠気が覚めてしまう為、歯磨きは入浴前か入浴中に済ませる。
7.昼寝やカフェイン摂取は午後2時までに済ませる。
8.眠るまでに目の疲れを取る。目が疲れた状態は体が緊張してしまい、交感神経が働き眠りが浅くなる。
オススメは、固く絞ったタオルをラップでくるみ、1~1分半レンジで温めホットタオルをつくる。それをラップの上からティッシュかキッチンペーパーで包む。熱い場合は包む枚数を増やす。それを数分間目に当てて血流を促す。
9.寝床内が熱くて起きる場合は布団を外し、床内が涼しくなってから眠る。
10.眠る前にコップ一杯の水を飲む。
11.睡眠時間は7時間は確保すること。
以上の事を実践すると、確実に睡眠の質が上がり、日中のパフォーマンスも確実に上がります。睡眠にイマイチ満足出来ていなかった方は是非一度お試し下さい。
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ではまた明日。