p.nautilus

東海岸で生活しています。

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最近の記事

Colors in New York

一年ぶりのNew York 出張だったのであまり時間はなかったのだけれど、街歩きを少しだけ。 New Yorkは刺激的な街で圧倒される。次はプライベートでもう少し歩きたい。

    • 写真の色について

      最近久々にカメラを買った。正直、何台も持つのはあまり性に合わないため、これまで、メインで使うレンズ固定式の1台と、何かあった時に取り回しのいいレンズ交換式を1台の計2台体制で十分満足していたのだが(これでも趣味で写真を撮らない人から見れば十分多いと言われそうではある。。。)、これは!と思うレンズ固定式が出たので、悩んだ挙句、購入した。 普段はモノクロで撮ることが多いため、色、特にカメラで設定できるjpegのピクチャープロファイルについてはこれまであまり気にしていなかったのだ

      • 教育環境は大事だろうなと改めて思った話

        もう2週間前の話になるが、ここケンブリッジ界隈ではCambridge Science Festivalというイベントが行われていた。2007年からMITやHarvardなどによる企画のもと始まったとの事で、期間中、近隣の大学や企業がサイエンスを身近なものに感じてもらおうと一般の人向けに様々なイベントを実施する1週間だ。 その週の日曜日に、MIT敷地内で行われていた展示・体験イベントにたまたま出会したのだが、改めてこういうイベントが一般の人向けに開かれている環境というのは、大

        • 出汁を工夫する。

          米国東海岸も朝晩はそれなりに涼しくなり、いよいよ秋、そして冬の気配も垣間見られてきた様な気がする。 さて、米国に来てその重要性が再認識できた事の一つに出汁の使用がある(何だそりゃw)。大抵の日本人なら必ず1日1食程度はどこかで何らかの出汁が入った料理を取っているかと思うが(たぶん)、もちろん米国だとそうはいかない。 ガッツリのステーキ肉やタコスなど、現地で容易に取れる食事ももちろん悪くはないが、やはりどうしても回数を重ねると飽きがくる。 そこで恋しくなるのがやはり出汁が

          チャリティーランに参加する

          アメリカに来て初めてちょっとしたランニングの大会に参加した。こういったランニングの大会で日本とは違うなと思う点は、病院や患者団体が企画し、大々的に寄付を募っているチャリティーランが多い事だ。今回参加した2024 Mass General Cancer Center Eversource 5K Run-Walkは地元の電力会社と病院が主催し、川沿いの5キロを走る大会である。 日頃ジムに通っているため運動不足とまではいかないが、走り込みはしていないため、今は5キロぐらいの軽めの

          チャリティーランに参加する

          図書館へ行こう

          ここしばらく旅の記録ばかり書いてきたので、そろそろ日々の生活についても、またそこはかとないことを気ままに書いてゆこうと思う。 米国に来てやはりNon-nativeかつ特に留学経験のない人間がまず苦労するのは言葉だ。もちろんこれまで仕事などでそれなりには使ってきたとはいえ、四六時中英語に囲まれ、訛りやら容赦のないスピードの会話に出くわすと、やはりまだまだ訓練が必要だなと、事あるごとに思い知らされる。 そんな中でもっと英語を磨く機会はないかと色々と調べていたら、Public

          図書館へ行こう

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~⑤

          いよいよポルトの旅日記も最終章。 Graham'sでポートワインのテイスティングを終えた後は、BoltでPorto市内のCampanhã駅へと向かい、ここから傘祭りが行われているÁguedaへ列車で出発した。Águedaは海岸からやや内陸部に入ったところにある小さな街だが、Portoから行くには、一度Aveiroという駅でローカル線に乗り換えなければならない。 私が乗った電車はAveiroでの乗り換えで、1時間ほど時間を潰さなければならなかった。。。大人しく駅で待っていても

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~⑤

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~④

          サービスアパートから、本住まいのアパートへの引っ越しが終わり、漸く落ち着いた生活になりつつある今日この頃。気づけば前回の記事から2週間経ってしまっているので、だんだん旅の興奮も落ち着いてきてしまっており、「おやおや、まずいぞ」と思いつつ、撮った写真を見て思い出しながら書いてみます(そもそも、撮った写真の供養のためにnoteを始めた様なところもあり。。。) いよいよ予約していたGraham'sのPort Lodge Tourに参加するため、ドウロ川南岸の少し奥まったところにあ

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~④

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~③

          私にとってお酒は無かったら無かったでそれでも構わないぐらいのポジションではあるのだが、体質的に飲める方であり、また仕事柄多少なりとも知識があった方が良いので、必要な際にはそれなりには嗜む。 そしてどうせ飲むのであれば、好みの味のものを嗜みたい。という事で、前述のコメントと矛盾する様ではあるが、飲む時は色々と比較して、自分好みの味を探したり、それがなぜ自分にとって美味しいのか、味を表現するための言葉を考えたりするのが好きなのだ。 まぁ、前置きはこのくらいにして、やはりポルト

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~③

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~②

          そもそも電子書籍として手軽に文章が読める時代に、それでもなぜ紙の本への憧れや偏愛というのは一部の人間にとって根強く残っているのだろうか? 個人的には特に写真集やアート関連の書籍は、装丁を含めたそれそのものが、単に情報の媒介物としてだけではなく、作品としての芸術的な価値を包含しているのではないかと感じている。その本が有する情報の価値でだけではなく、その本自体を所有し、部屋に置く、あるいは飾るという体験に価値を見出す人間もそれなりに存在するような気がしてならない。 少し話が脱

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~②

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~①

          7月4日はアメリカでは独立記念日のため、この週はビジネスがスローダウンする。私もボスが休むというのでここぞとばかりに休暇を取り、コロナ直前に断念したポルトへの旅行を敢行することにした。(とはいうものの、実のところUnited Airlineのtravel creditが7月初旬に期限を迎えるため、無理やり使うことにしたところが大きい。。。) ポルトガルは過去に一度リスボンへ行ったことがきっかけで、旅行をするなれば再訪したいと思うようになった国の一つである。理由は比較的治安が

          本とワインと傘を巡る旅~ポルト~①

          スポーツ観戦とパレード

          知人から渡米前に、「アメリカに駐在するなら好きなスポーツチームを作っていた方が良い。」とアドバイスを受けた。しかしながら、実のところ私は体を動かすのは好きだが、観戦は全く興味が無い人間なのだ。 何となく他人のゲームを見ていてもエキサイトするとか、そういった感情が湧き起こらないというか。。。例えば、プレーヤーに知人がいるとかそういったレベルなら話が変わってくるが、直接の面識が無い選手が素晴らしいパフォーマンスを発揮している姿はすごいとは思いこそすれ、「手に汗握って」とか、「勝

          スポーツ観戦とパレード

          sense , scent

          東京の温度計は既に30℃に到達しようとしているとのこと。こちらは日差しの強さはあるが、温度は20℃前後で湿度も低いため、暑さが極度に苦手な私にとっては大変ありがたい。ただ一方で、空気の乾燥により喉の調子が悪いため、CVSで加湿器を購入した。夏に加湿器を用いるというのも妙な感覚だが、これで喉の調子も戻ることを祈っている。 東京を離れる前に、結構な量の本を購入し(kindleが大半だが一部はやはり紙の本として購入している)、こちらに着いてから少しづつ読み始めているが、その中の1

          Boston着

          Offerから約1年、漸くBostonに到着した。初めてのBostonは確か2018年の時だったか、その時にはまさかこのような形で戻ってくる(そしてしばらく居住する)事になろうとは夢にも思わなかったから、人生何がどう転ぶかはわからない。 とりあえず本居住予定のCambridgeのアパートメントが7月末まで空かない為、2ヶ月間はSeaportと呼ばれるBostonの北東部に位置する湾岸エリアのサービスアパートで生活する事になる。この地域は再開発地区という事で、今でもそこここら