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#Ideas to Start Today 01ー朝活ではじめる「学びと創造の習慣」

本日は、「今日からできる!一つのアイデア」Ideas to Start Today企画 第1弾として、大阪府と沖縄県から、前川とプロジェクトメンバーの松本が「1日30分からはじめる朝活」の振り返りをお届けします。


新たな企画が始まりました

「振り返りの重要性」から生まれた企画

──今日からできる!一つのアイデア」をテーマに前川さんが始めた1日30分から始める朝活について、具体的な方法や効果、そして日々の生活にどのような変化があったかなどお話しいただきます。

前川 この企画の趣旨は振り返りです。初回にお話したワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座(以下、WLBC養成講座)から取り組み始めた朝メールは、一日の仕事が始まる前に、その日の仕事の戦略を立て、一日の終わりにその日を振り返るというものですが、朝メールにおいて最も重要な要素と言えるのが、まさに振り返るということですね。

養成講座で教わった振り返りの重要性を示すデータとして、同じ時間活動した場合でも、そのうち15分を振り返りに当てたグループは、そうでないグループと比較して22.8%高い成果をあげているという結果が出ています。

ですので、自分が始めた1日30分から始める朝活についても、振り返ることでこの先に活かしたいと思い、今回企画をスタートしました。

振り返りの重要性
前川のバイブル本「プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術」より


松本 
振り返りの重要性については、毎回、WLBC養成講座の講師から教わりましたよね。

私も「日常と余白を楽しむ手帳paso」で記録し、一日を振り返ることで、「出来たこと・出来なかったこと」を確認していますが、「出来たことを褒めて、出来なかったことの原因」を考えることができるという効果があり、振り返りの重要性は実感しています。

ちなみに、「日常と余白を楽しむ手帳paso」は、10話目でご出演いただいたあわい舎 代表 湯本理絵さんがプロデュースしております。


日常と余白を楽しむ手帳paso

「1日30分から始める朝活」を振り返る

──前川さんの「1日30分から始める朝活」について詳細をお願いします。

朝活は「学びと創造の習慣」

前川 まず「1日30分から始める朝活」にタイトルをつけるとすると、「朝活は学びと創造の習慣」です。今年に入ってやっと言語化できました。朝活を始めたのは、ワーク・ライフチャレンジの企画がスタートした2024年5月からですので、間もなく8か月になります。

始めたきっかけは、平日は仕事、帰宅後は家事と育児に追われ、休日も娘から朝起きた途端に「今日はどこに遊びに行くの?」と聞かれ、自分の時間が全くないという悩みを抱えていたことでした。仕事や家事、子育てなど両立されている方はきっと、よくあるお話だと思います。

WLBC養成講座を受けていた頃は、課題に取り組む時間をどう捻出すればいいのか、本当に頭を悩ませていました。休日には実家に行って、娘を預けて、私は別の部屋で課題に取り組むということもありましたが、途中で中断することになり、まるで仕事中の突発対応に追われるような状態のことも度々ありました。

そんな時にふと「朝の時間、たとえ30分でも確保できれば、誰にも邪魔されず、自分の学びの時間を確保できるのではないか」と気がつきました。そして、それを「日々のルーティンに組み込めば、習慣化できるのではないか」と思い至りました。


松本
 すぐにルーティン化に組み込めるのが、大変素晴らしいです。突発的な対応に追われるという表現、ものすごくよくわかります。

例えば、私も子供の学校から呼び出しがあったり、遊んでいる途中に転んでしまったと連絡があったり、あとは子どもたちの喧嘩の仲裁に入らないといけなくなったり、突発対応が当たり前に日々起こります。

やっと自分の時間を持てるのが夜になり、結果、夜更かしをし、早起きができませんでした。元々、早起きは苦手でしたが、ワーク・ライフチャレンジ第1話で前川さんのお話を聞き、少しずつ取り組んでいます。

振り返りのルーティン化

──前川さんは、朝活でワーク・ライフチャレンジの企画や制作を進めているのですよね。

前川 朝時間は、主にワーク・ライフチャレンジの制作を行っています。まず、ゲストの方との事前ミーティングに向けて、お取り組みやビジョンなどを事前に整理し、スムーズな会話ができるように準備を進めます。次に、事前ミーティングの後、その内容を元にシナリオを作成します。その過程が、私にとって最大の学びになっています。
ゲストの皆様は、それぞれの分野のプロフェッショナルな方ばかりですので、専門知識・ビジョン・思いを深く理解し、シナリオとしてアウトプットすることで、いつも新たな視点で気づきをいただいています。

その後、収録した音声の編集作業です。編集を通して再度、耳から内容を確認し、新たな気づきを得ています。BGMの選曲も、ゲストの方の個性や内容のイメージに合わせて創造するという楽しい部分になります。

最後に、配信準備と配信後の振り返りを行います。タイトルを考える際には、伝えたい方に響く言葉で3つの案を作ります。そして、ゲストの方のご意見から最適なタイトルを決定します。

配信後には、改めて音声を聞き直したり、配信に対する反応を確認したりすることで、振り返りを行うことができ、話の構成やテンポ、言葉遣いなど具体的な改善点を見つけていきます。

この振り返りにおけるサイクルを毎週繰り返すことで、学びと創造のバランスが取れた充実した朝活に繋がっています

松本 私もミーティングや収録に参加し、noteを作成しています。音声データから文章を起こし、読みやすく整理する作業を通して、内容を深く理解し、自分自身の学びを振り返る機会となっています。

特に、専門用語や話し言葉での複雑なニュアンスの内容を分かりやすく説明するために、様々な表現を試すことで、表現力も向上していると感じています。

「学びと創造の習慣」継続するコツ

──前川さんは、この「学びと創造の習慣」によって変化はありましたか。

前川 この習慣のおかげで、学んだことを仕事ですぐに企画やアイデアに落とし込み、お客様への提案に活かすということができるようになりました。

あるお客様のブランドビジョンを立てるお手伝いをする中で、学びの中で得た新しい視点を取り入れたご提案をしたところ、その時にお客様から「期待を大きく超える提案だった」というお声をいただき、喜ばれました。

学んだことを活かして、このような貴重なフィードバックをいただけるということは、本当に励みになっています。皆さんもそうだと思いますが、正解のない仕事だからこそ、常に学び続けて、新しい視点を取り入れながら、創造性を育むということが重要だなと感じています。

ワーク・ライフチャレンジは、私にとってライフワークのようなものです。仕事とこの活動が、良い形でシナジーを生んでいると感じています。そして、そのシナジーを体感することが、継続するポイントになっていると思っております。


松本
 インプットをして、すぐにアウトプットをされているのが、大変素晴らしい効果です。先程、noteの作成についてもお話ししましたが、私はすぐに新しいことを試したくなる性格で、一つのことを継続することが苦手です。

しかし、ワーク・ライフチャレンジのnoteは、作成する過程が楽しく、様々な方との新たな交流や学びが生まれるため、楽しく続けられています。実は7話目にご出演いただいた、一般社団法人LIFEイノベーション 代表理事の岩下宏文さんに、3ヶ月ほど前から文章の校正でご協力いただいています。

文章作成のスキルアップだけでなく、モチベーション維持にもつながっており、それが楽しく継続することだと感じています。岩下さんには大変感謝しております。今回の配信も、岩下さんからご提案いただいたアイデアをもとに、このような素敵な企画が実現したのですよね。


前川
 はい。本当に岩下さんには、いつも大変お世話になっており、私たちにとって、心強い上司のような存在ですよね。


松本
 はい。まさにそうですよね。

「今日からできる!一つのアイデアを、深掘りする!」企画

30分の意味を深堀する

──岩下さんから、「今日からできる!一つのアイデアを深掘りするという企画で、今回いただいたコメントをお伝えします。

松本 はい。まさにそうですよね。そんな岩下さんから、「今日からできる!一つのアイデアを深掘りするという企画で、今回いただいたコメントを3つお伝えします。

「今日が人生の最後だとしたら、
今日やることは本当にやりたいことだろうか。」

アップル創業者
スティーブ・ジョブズ

「前川さんの30分本来やりたい重要な予定を入れるという一つのアイデアは、スティーブ・ジョブズほど重い話ではないかもしれませんが、本当にやりたいことを優先するという考え方は共通だと思います。

ジョブズのみならず、「今日が人生最後の日なら、あなたはどうするか」といった意味の言葉は、多くの偉人が語っています。」

前川 ありがとうございます。スティーブ・ジョブズの言葉から、このように深く考察していただき、大変光栄です。

「今日が人生の最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。」という問いから、 日々の30分という時間の解像度をさらに高めていきたいと思います。


松本
 続いて、いわさんこと岩下さんからのコメントです。

「30分という時間にも意味を感じます。」                By いわさん

「30分という時間管理法の有効性は、科学的根拠にポモドーロテクニックがあります。ポモドーロテクニックとは、25分間の集中作業と5分間の短い休憩をセットにして繰り返すことで、集中力を持続させる方法です。

人間の脳は長時間の集中作業には限界があり、一定時間が過ぎると集中力は急速に低下してしまいます。適切な休息が生産性向上に役立つので、時間を30分と区切って、前川さんがやりたいことを行うことで、集中力を引き出すことにつながると思います。」


前川
 実は「ポモドーロテクニック」は、初めて知りました。朝、家事を済ませてから家を出るのですが、30分早く起きるのが精一杯でした。

単純に区切りのよさもあって、「30分早めに起きる」と決めましたが、これほど深い意味があったとは思いませんでした。

今回「ポモドーロテクニック」から、「30分」という時間の深い意味が、学びとなりました。今後、仕事や家事などの作業を行う時にも、「30分」という時間を意識していきたいと思います。


松本
 「30分」という時間の区切りに、結構深い意味があったのですね。では、最後に朝活の効果を語る言葉。

「早寝早起きは人を健康にし、裕福にし、賢くする。」
ベンジャミン・フランクリン

「「朝活は自己成長や生産性向上に効果的だ」ということは多くの人が感じるところです。これはまさに前川さんがタイトルをつけた「朝活は学びと創造の習慣」ですね。」


前川
 大変嬉しいお言葉をいただきました。ますます、やる気に満ち溢れてきました。ありがとうございます。


「30分」から発想する2冊の本 byいわさん

この朝活チャレンジに関連して、岩下さんから2冊の本をご紹介いただきました。

かんき出版 限りある時間の使い方


致知出版 1日1話、読めば心があつくなる365人の仕事の教科書


岩下さんは他にも業務に関する書籍から小説まで、幅広い読書記録をInstagramで発信されています。いつも興味深い本をたくさん発信されていますよね。


松本
 しかも、本についてのポイントをわかりやすく書いていただいているので、自分にとって、「いま、必要な本」などもわかります。ちなみに、Instagramのアカウントは@h.iwasan(いわさん)です。ぜひチェックしてみてください。


前川
 今後、岩下さんとは、noteを中心とした「今日からできる!一つのアイデア」を深掘りする企画を展開していく予定になっています。そちらもぜひご覧になっていただきたいので、ご案内させていただきます。

「今日からできる!一つのアイデア」は書籍化を目指しておりまして、今年はプロトタイプ版として冊子を作成します。岩下さんの企画と合わせることで、さらに充実した内容になると確信しており、大変楽しみにしております。

「わたしの朝活」大募集!!

松本 本当に楽しみです。また、リスナーの皆様からも「わたしの朝活」をぜひ募集したいと思います。私のように、「早起きが苦手な人に、オススメの早起きのコツ」なども教えていただけるとありがたいです。お便りフォームからお気軽にお寄せいただけますと嬉しいです。お待ちしております。


前川 ありがとうございます。実は、「日常と余白を楽しむ手帳paso」をプロデュースしている湯本理絵さんに、今回のテーマである「朝活」のお話をしたら、湯本さんは「夜活派」とのことです。湯本さんのnoteで「夜活も良いものよ」を投稿されています。ぜひ、こちらもご覧ください。

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では、次回は2月11日火曜日に、にしひら社会保険労務士事務所 代表 西平睦美さんの 「育休後カフェ®︎」をテーマにした後編を配信いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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大家 三佳
東京在住、京都造形芸術大学卒。子育てをしながら、水彩画、ドローイングを中心に人、食べ物、動物を描くイラストレーター。パッケージやポスター、グッズなど幅広い分野で活躍中。透明感のある優しいタッチで、日常の風景や人物を描く。ペーターズギャラリーコンペ2014 宮古美智代さん賞受賞など。



編集、プロデュース、インタビュー:前川美紀(ワーク・ライフチャレンジ プロジェクト代表/ブランディングディレクター)
note編集、出演:松本美奈子(次世代こども教育コンサルタント/認定ワーク・ライフバランスコンサルタント)


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