#12-2 子育てと仕事のイライラ解消!「アンガーマネジメント」で心の余裕を育むー任 善愛さん
こんにちは。「ワーク・ライフチャレンジ〜未来をひらく私たちの働き方〜」12話目後編は、お子様とのコミュニケーションの大切さから、アンガーマネジメントについて専門的に学ばれた後、現在、カウンセラー兼アンガーマネジメント専門講師としてご活躍の É-couleur株式会社 代表取締役の任善愛(イム ソネ)さんをお迎えし、東京都よりお送りいたします。
>>前編記事 #12-1 学校と社会を繋ぎたい。子どもの未来への架け橋へー任 善愛さん
ワーク・ライフバランスの取り組み
家庭も仕事も上手くいく「アンガーマネジメント」
前川 本日は、先週に引き続き、É-couleur代表取締役の任さんをお迎えし、お話を伺います。先週は、学校の先生のお仕事をされていたときに長女の出産を機に退職をし、二女を出産された時に独立をされたというお話を、大変興味深くお伺いしました。本日は、より詳しくお伺いしていきたいと思います。
──特に、「感情をコントロールして、お子様と良好な関係を築くため」にどのような工夫をされているのか、 具体的なエピソードなど交えて教えていただけますでしょうか。
任さん アンガーマネジメントのことでは、お伝えしたいことがたくさんあります。子育て中の怒りについては、誰もが抱える悩みだと思います。私のクライアントさんは、何百人もいるのですが、元々、怒りっぽい方だったというタイプと、逆に、そんなに怒る方ではないというタイプの方がいます。
ちなみに私は、熱血教師だったので、前者の怒るタイプでした。また、出産や育児を機に、怒るようになってしまい、「そんな自分がすごく嫌だ」というご相談もよくいただきます。あとは、意外に、アンガーマネジメントを受けてくださる中で、半数ぐらいは、あまり怒らないという方です。
ただ、ずっとモヤモヤが残っていたり、怒れなかったりするとのことです。怒れないことで、自分自身をすごく責める気持ちがあり、一人でモヤモヤして悩んでいるという方がすごく多いのです。この感情は全部アンガーなので、トレーニングしていくと、うまく付き合えるようになっていきます。
アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで、DV(ドメステックバイオレンス)や 傷害事件を起こしてしまった人の強制プログラムとして開発されたものです。アメリカは心理学の先進国なので、それが一般化されて、医療や教育の現場で広がっていきました。
現在はビジネスマンが当たり前に学ぶ「ビジネススキルとしてアンガーマネジメント」というのを取り入れています。日本で取り入れ始めて、10〜15年程かと思いますが、まだまだ普及して浅いので、一生懸命お伝えしているメソッドになります。これは本当に、家族との関係がとても良好になりますし、仕事もうまくいきます。
前川 そうなのですか。私、すごく怒りっぽくて、沸点がめちゃくちゃ低いのです。
任さん それは、意外です。
前川 私を知っている身近な人は、深く頷くような感じです。
心の余裕が生む子育ての工夫
── 家族やお子様と、良好な関係をどういう風に築くためのヒントを一つ、いただけたらと思いますが、どうでしょうか。
任さん 前川さんは現在、子育て中ですよね。先週、少しお話しした「自分のエネルギーを余らせる」というお話をしたいと思います。私自身、起業した後も、「1人ブラック企業」で、全部の仕事を頑張りたいがために、手一杯になってしまいました。
その上、多くのお母さんがそうであるように、「子育ても完璧にやりたい。子どもの将来の責任を背負っている。」という気持ちが働き、子どもをコントロールしようという気持ちが、働きます。そういう時に、仕事が忙しかったり、やることが多く疲れていたりすると、どうしても一言で終わらせたいと思ってしまい、命令口調になります。
例えば、「これ、やって。」とか「ダメ。やりなさい。」のような口調です。そういった際に、上手くいった私のエピソードをご紹介します。娘は唐揚げが好きで、ワーキングマザーをやっていると、どうしても出来上がった唐揚げを買いたくなってしまいますが、経済的ではないし、やっぱり手作りのものを子供に食べさせてあげたいという気持ちがあります。
当時は、まだ子育て3年目のウキウキ母ちゃんなので、いいお母さんでいたいという気持ちがとてもありました。本当は仕事で疲れているのだけど、頑張って唐揚げを揚げて、熱々を娘に食べてもらいました。その日は、すんなりと食べてくれました。
大好きな唐揚げなので、次の日も余った唐揚げをそのまま温めて出せはよかったのですが、なぜか私が自分自身のハードルを上げてしまったのです。昨日と同じおかずになるなと気になり、娘は全然、構わないはずなのですが、よかれと思って、唐揚げグラタンにしました。
クックパッドが「子供が喜ぶレシピ」と紹介していたので、この時点で私は子供が喜ぶと思い込んでいたのです。忙しいのにひと手間加えて唐揚げグラタンを作った私と、遊んでいる途中でまだまだ遊びたい中、夕飯に呼ばれた子供の温度差が、そこであるのですが、当時気づきませんでした。
子供が席に着くや否や、「これソラちゃんが嫌いなやつだ。」と言われたのです。唐揚げグラタン作ったのは初めてだったのですが、その時はエネルギーが余っていたので、幸いうまく対処できましたが、もしエネルギーが余っていない時に、同じ状況になった場合、前川さんなら、何て言いますか。
前川 「もうご飯は二度と作りません」と言いますね。
任さん そうですよね。「もう、ママご飯作らないからね。」みたいな感じですよね。
前川 既に、そういう事が何度かありましので、すごく分かります。よかれと思ってやったことが裏目に出て、手間をかけたのに食べてもらえないということが、結構あります。
任さん そうですよね。勝手に自分に負荷をかけて、勝手に喜んでくれるだろうと思いハードルを上げたのに、実際はハードルを超えない。この「がっかりする」というのが、怒りのきっかけになるのです。
その時、元々怒りっぽい私のままで、娘から「これ嫌いなやつ」と言われたら、「もういいから食べなさい。」という感じで、命令口調で食べさせようとしようとしたはずです。
しかし、その時は「そっか、嫌いだったか。でもね、これね、ソラちゃん、クイズになっているよ。この中に唐揚げがいくつ入っているでしょう。①5個、②6個、③100個、どれでしょうか。」とクイズにしたら、3歳の娘が「100個はないよ」と言いながらパクパク食べ始めたのです。
前川 すごい!
任さん 私が「アンガーマネジメントできた!」と強く思った成功体験です。怒りだしそうな状況の中で、もう一つ横の引き出しを開けられるかどうかというのが、アンガーマネジメントなのです。
前川 すごいですね。私、今、頭が痛くなりました。そんな発想が全くなかったです。実際に、私の娘は、肉があまり好きではなく、私がとても頑張って作った唐揚げを、全然食べないということがありました。
その時に「もう二度と唐揚げは作らない」と心の中で決めたことがあったので、今のエピソードはすごいなと思いました。
自分自身を知り伝える事が、大きな変化につながる
任さん 子育ては本当に工夫したもの勝ちですが、その工夫は一手間だったり、二手間だったりします。習慣化すると当たり前に出てきますが、初めての子育てだとカッとなることもあります。まずその時の引き出しを、作って習慣化するということが一つのポイントで、子育てのアンガーマネジメントでは、本当に役立ちます。
これが、大人の場合だと、例えば、パートナーの方に対して、「言わなくても、分かるよね。」とか「やって当たり前だよね。」とか「察してよ。」という風に思うことがありますよね。それは、相手に矢印が向いているからなのです。しかし、相手に矢印を向けるのではなく、まずは自分に矢印を向けていきます。
怒りは、第2次感情なのです。私は、今日ネイルに行ってきました。新しいネイルなので、自分の爪を見るたびにウキウキします。例えば、そんな時に夫が、気の利かないことを言ったとしても、聞き流す感じで終われますが、逆に、それがすごく疲れている時だと、すごくイラっとした気分になります。
その一言がいけないのではなく、自分がどういう状態なのかというのがすごく大事なのです。「なんで、この人はこういうことを言うのだろう。なんでやってくれないのだろう。」と思っている時は、相手に矢印が向いているので、その矢印をまずは自分に向けて、「私、今ちょっと疲れているな。週末は疲れやすいな。この時間帯は、こうだな。」と、自分自身で地雷を把握しておくと、対処ができます。
配偶者のように、これからも関係が続く人であれば、「こんな時はこうしてほしい」ということを相手にも共有しておきます。それを共有していなかった時は、「私は掃除機かけているのに、どうして、あなたは携帯見ているのよ。」と怒ってしまっていました。
「私が掃除機かけている時は、その間は子供見ていてほしい。」と先に伝えておけばよかったのに、イラっとしたタイミングで言うから、先ほどのような事になります。伝えるタイミングの調整は、自分の状態をちゃんとわかっているかどうかによるので、この日々の小さな一つ一つを、配偶者や子どもに対して積み重ねていくと、大きな変化になっていきます。
すると、自分の協力者や味方が増えていくので、人間関係でのストレスが本当になくなります。その結果、仕事もうまくいきますし、人生そのものがうまくいくようになります。
前川 なるほど。素晴らしいお話です。そして、今、すごく反省をしています。
任さん 先ほど、前川さんは、ご自分のことを「すごく感情的」とおっしゃっていましたが、私は、前川さんの明るい笑い方が好きで、とてもハッピーな気分になれます。
前川さん自身、怒りの感情を大きく出されると思いますが、ポジティブな感情も相手に伝わりやすいっていう特徴があるので、感情的になるのをやめようと思うより、「自分は感情的だから、それ以上にポジティブな感情の時間を長く作ろう」という風にされると良いと思います。
人には、絶対に怒りの感情もあるし、ネガティブな感情もあるので、それはそれで受け入れていいと思います。私自身の言い訳でもありますが。
前川 ありがとうございます。ありがたいお言葉をたくさんいただきました。まずは自分に矢印を向けて、自分がどういう状態かということを把握し、受け入れて大切にする。
次に、地雷がどこにあるかということを相手にも共有して、そのことによって、協力者や味方が増えていき、ハッピーになっていく「アンガーマネジメント」は、素晴らしいなと思いました。またぜひ、教えていただこうと思います。
ずっと興味はあったのですが、具体的に、しっかり学んだことはなかったので、すごくいいお話を伺うことができました。ありがとうございます。
良好な関係性をつくるために必要な「価値観のすり合わせ」
── 企業内でも結構アンガーマネジメント研修されたりしていると思いますが、どんなふうにこうされているのでしょうか。
任さん 一番わかりやすいところで言うと、企業でのパワハラ防止のお話です。いわゆるハラスメントです。ハラスメント対策での研修のご依頼は、多くいただいています。研修は、半日ぐらいで行います。
ハラスメントの研修の多くが、言ってはいけない、やってはいけない禁止事項を伝えるような、「ハラスメントの概念」を教えているようですが、私の研修では、それはあまりしません。
どちらかというと、グループワークを通じて、場面を設定し、考えてもらいます。大体4人1組で話し合ってもらいますが、意見を出す中で、「自分はセーフだと思っていたけど、違う捉え方をする人もいる」ということに気づくことができます。
ハラスメントは、言ってはいけないワードがあります。この間の研修で、「君、僕よりも忙しいの。」と上司から言われたことについて、これがパワハラなのかという質問ありました。このセリフそのものが、ハラスメントに当たるかどうかというよりも、その上司と部下の関係性やどんな場面で言われたのかによります。
例えば、他の人もいるような会議の場面で言われると、相手に対して羞恥心を与えかねません。そうなってくると、それはちょっとハラスメントに該当してくるような事例になります。逆に、気軽になんでも話せるような関係性だったとしたら、ハラスメントにならないこともあります。こういうことを学んでいただいて、気づいていただきます。
ハラスメント研修では、こうしたケースワークを半日ほど、学んでいただきながら、ハラスメントを学んだ後に、その関係性をどう作っていくかというようなチームのマネジメントの研修や、心理的安全性の高い職場作りの研修で学ばれる会社が多くあります。
前川 すごく勉強になります。ハラスメントは、その言葉がハラスメントになるから言わないでおこうとか、別の言葉で言ったとしても、言われた人が、その環境で言われるのは嫌だと思っているということはよくお聞きしますし、自分も経験があります。
今、お話をお伺いして、規制をどう作っていくかよりも、働く環境、心理的安全性をどう作るかというために、気づいてもらうということをされていて、そういうことこそ大切だなと思いながら伺っていました。
任さん ハラスメントとマネジメントについて、もう少しお話ししたいと思います。ハラスメントの研修に入ると、若手の職員と管理職の皆さんの世代間で、お互いに思い悩んでいることも多いのかなとすごく感じています。
ハラスメントを気にするあまり、管理職の方が、若手に言いたいことがあっても言えないことがあるようです。言おうとしている事がハラスメントになってしまうのではないか、辞める原因になってしまうのではないかという怖さから、言えないそうです。
もし、言えたとしても、30代後半ぐらいの人かなと、年代の区切りがあるようです。しかし、企業で成果を上げていく、チームで成果を上げていくという目標の中では、そういう心のブレーキがあると、なかなか円滑なコミュニケーションが取りにくくなり、人材育成というところで、すごく損失が大きいと思います。
お互いの対話を作るきっかけや、共通言語をもって、「これ、大事だよね。」とか「こんな時は、こういう言い方がいいよね。」というようなことを、研修の中で一緒に考えることが、価値観のすり合わせをする機会になります。家庭内でも、同じような事が言えると思います。
家庭内の日々のタスクで、「明日は送り迎えだから、よろしく。」とか、「これはやったの。あれはやったの。」というような会話は、最小限すると思いますが、お互いの価値観をすり合わせる対話は、意識しないとなかなかできないと思います。
企業では研修を通してそういう対話の場を作っていただき、ご家庭では意識的に、一緒に飲みながら語るという感じでよいと思います。我が家でも、週末に必ず夫婦で晩酌をして、将来について語ったり、1週間を振り返ったり、コミュニケーションを図るようにしています。
前川 なるほどですね。
任さん やっぱり対話ができるかどうかは、すごく大事だなと思っています。
前川 今、お伺いした「価値観のすり合わせをするための対話」は、仕事でも家庭でも大事だと思います。特に、先ほどの管理職と若手の方のお話で、そもそも価値観が違う二人が、価値観をすり合わせるということに意識が向かないというか、そういうことをやることによって、職場環境がより良くなっていくということに気づきましたし、そういったところを会社で研修されたりしているというところは本当に素晴らしいと思いました。
多くの方が悩まれていると思います。どういう風に若手の方に声をかけるべきなのか、声のかけ方がわからないという方も、たくさんいらっしゃると思うので、いろいろな企業に行って研修していただきたいなと思いました。
任さん 頑張ります。
前川 先ほどいろいろお伺いしまして、やはり対話というところをすごく大事にされていると思います。
社名「É-couleur」に込められた想い
──É-couleur(イークルール)という社名で会社を運営されていますが、このお名前をつけられた想いやビジョンをお伺いできたらなと思います。
任さん É-couleurのÉは、Education(エデュケーション)です。教育という意味の頭文字で、子ども大人も学び続けるというところで、学びの重要性を表しています。
教育というと、学校での学びをイメージされると思いますが、私たち大人も学び続けて、働く喜びのある未来を作っていきたいと思っています。働く喜びは、もちろん一人で感じることもできますが、私のような個人事業主だったところも、一人でやっているようで、実は一人ではないじゃないですか。
いろいろな方と繋がることができ、そんな風に思った時に、É-couleurのcouleur(クルール)はフランス語で「色」という意味なのですが、「一人一人が 自分の個性、色を大切にする。」という、そんな教育を提供したいです。大人になっても学べる環境を作っていきたいな。そんな思いでÉ-couleurという会社をやっています。
前川 ありがとうございます。教育というところで、子供というところに結びつくことが多いかなと思いますが、企業内でされていることや、お子さんを持たれる親に対して、やられていることが形になった社名だなということを思いまして、素晴らしいなと感じました。
では、最後に任さんの「今日からできる!一つのアイデア」のメッセージをお願いします。
「今日からできる!一つのアイデア」
任さん 「今日からできる!一つのアイデア」は、「何もしない日を作る」です。私は シャバット(Shabbat)という日を取り入れています。来月、再来月のスケジュールを作るときに、月に大体3日は 何もしない日というのを作って、必ず休むように心がけています。
特に家庭や仕事の両立をしなければいけない方は、仕事はお休みだけど、家庭の子供をどこかに連れていくとか、応援しに行くとか、いろいろな予定が入ってしまうと思います。だからこそ、サラリーマンの方であれば、自分のために使う有休日みたいな、そんな形で安息日を作ることをおすすめします。
前川 何もせず自分と向き合う時間を作るということは、本当に大事だなと思います。皆さんそういった時間を、自分のためにだけに作るというのは、なかなか勇気がいるというか、 罪悪感があると思います。
安息日シャバット(Shabbat)でつくる心の土台
──具体的に休むことによって、どんな効果があるのか、その辺りのエピソードを伺ってもよろしいでしょうか。
任さん 私もこれを知ったのはシャバット(Shabbat)という言葉を聞いたのがきっかけです。皆さんもぜひ、検索してみていただけたらなと思います。安息日と言って、ユダヤ教では金曜の日没から土曜日の日没まで24時間一切仕事をしない日というのを設けています。
このシャバットの状態は、心理学的にも「デフォルトモードネットワーク」と言って、脳が外部刺激を受けず、 自分の内省とか創造性を高める状態のことを言います。現代社会は情報過多です。
私も無意識のうちにSNS開いていていたり、YouTubeをそのまま流していたり、ずっとインプットを受けている状態なので、それを一旦ストップして、自分の中でのクリエイティビティを高める時間になります。心身のリフレッシュにおいても、自然を感じるというのはすごくいいことです。
シャバットのように、丸1日何もしないという時間を取るのが難しい方もたくさんいらっしゃると思うので、そういう方は、3時間でいいので、何もしない、何をしてもいいというような、自分のためだけの時間を作っていただきたいと思います。
そこに罪悪感も感じる必要もないし、無価値で、何の生産性もない時間というのを贅沢に過ごすことで、日々感じているプレッシャーから解き放たれる、自分自身にオーケーを出すことでは相手にもオーケーを出せるようになる、心の土台を作る時間。こんなふうに考えていただければいいかなと思います。
前川 「自分のエネルギーを余らせる」ということを、何度かおっしゃられていたと思いますが、具体的に何もしない日を作るということをされているのだなと思いました。何もしない日をつくるということによって、何かする時に相手に対して余裕を持てたり、 普段のお仕事に対してもうまくこう進めていけたりすることができるのだと思いました。
私もそうなのですが、自分だけ休むと、罪悪感を感じてしまいがちですが、今お話を伺った娘さんのエピソードから、休むことは決して悪いことではないということで、休むために、家族や会社にどう話すかを考えながら進めていって、自分の時間を大事にすることで、相手の時間も大事にするところに繋げていけると思うと、ぜひ実践してみたいと思いました。
ありがとうございます。では、まだまだお聞きしたいことがたくさんありますが、エンディングの時間となりました。任さんは、登校の支援も中心としたカウンセラー活動もされているという風に伺いましたが、多岐にわたる活動をされていると思いますので、今後、現代社会における不登校の問題についても、またぜひ伺えたらなと思っております。
引き続きよろしくお願いいたします。本日は、大変貴重なお時間いただきまして、ありがとうございました。
任さん こちらこそありがとうございました。
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大家 三佳
東京在住、京都造形芸術大学卒。子育てをしながら、水彩画、ドローイングを中心に人、食べ物、動物を描くイラストレーター。パッケージやポスター、グッズなど幅広い分野で活躍中。透明感のある優しいタッチで、日常の風景や人物を描く。ペーターズギャラリーコンペ2014 宮古美智代さん賞受賞など。
編集、プロデュース、インタビュー:前川美紀(ワーク・ライフチャレンジ プロジェクト代表/ブランディングディレクター)
note編集:松本美奈子(次世代こども教育コンサルタント/認定ワーク・ライフバランスコンサルタント)