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VRChatワールド探索部マガジン

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VRChatワールド探索部のメンバーによるマガジンです! ワールド紹介やクリエイターインタビューなど、いろいろな記事を不定期に更新中。
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2021年12月の記事一覧

これまでに行ったワールドをリストアップして振り返る、2021年のワ探

終わりました。ワ探アドカレが。 この記事ではワ探アドカレの振り返りをやろうと思っていたんですが、バタバタしていたらアドカレどころか今年が終わりそうなので、この1年を振り返ることにしました。 1月から順に、その月に行ったワールドのリストと、ちょっとした思い出話、そして印象に残っているワールドを1つ挙げて行こうと思います。(どのワールドも全部好きですし、優劣をつける意図があるわけでは決してないということだけはどうかご理解ください!) では行きましょう! 1月に行ったワール

青色ワールド探索部

#ワ探アドカレ 12/22の回です。 青いものが好きです。 はじめに特定の色やライティングを、シーンにおけるムードの構築や、感情・心理状態の表象、あるいは作品を見る人達の情緒に対して何らかの作用を与えるためにツールとして利用する…みたいな時に、青系統の寒色によって与えられるイメージって結構広くない?とふと考えました。 青系統の色が与えるイメージについて、ポジティブとネガティブの二つの区分を用いつつ、思いつく範囲で書き出してみます。 ポジティブ 新しい、若々しい、落ち着き

音系ワールド探索部

#ワ探アドカレ 25日目の記事です。 はじめにVRChatのワールドを探索しはじめると、まずは美しかったり面白かったりする様々な景色に目を奪われると思います。けれど、じきに音にも意識が向いていくことでしょう。 試しに今そこで目を閉じて耳を澄ませてみてください。 PCのファンが回る音、空調、自分の呼吸、外の雨風の音、遠くの喧騒、フレンドの談笑、シャッター音、BGM、…その場その場でたくさんの音が響いていて、わたしたちは無意識のうちに耳からも世界を感じているのだと気付くはずで

今日は何着る??#ワ探アドカレ

この記事は、VRChatワールド探索部アドベントカレンダー、 #ワ探アドカレ  の17日目です。 はじめに。 「よーぐると」と申します。飲むヨーグルトが好きです。 ここ半年くらいワールドを作成し公開しています。私が2つ目のワールドとして公開した「Color Shower」について少しだけ。 Color Showerはステンドグラスから降り注ぐ光が、人も染め上げるように設計したワールドです。 この素晴らしい動画をつくってくれたのはしろまる。さんです。 『 是非白い服で

『VRChatワールド探索中に出会う鏡』が好きな話。

はじめに、<挨拶>(おはようございます or こんにちは or こんばんは)。 この記事は、VRChatワールド探索部 Advent Calender2021の、21日目の記事になります。(下記リンク) 自分自身(もりのこ)は、VRChatワールド探索部(以後、ワ探)に参加してまだ1~2ヵ月の新人探索者なのですが、VRChatのワールド探索自体は3年くらいしています。今回このアドベントカレンダーがちょうど自己紹介にもなっていいかな? と思いながら、登録済み執筆陣の仮タイト

「巨大さ」から見るワールド探索 #ワ探アドカレ

この記事は、VRChatで活動する「VRChatワールド探索部」の部員によるアドベントカレンダー、 #ワ探アドカレ の12日目です。 巨大な建造物が好きだ。 私が建築に感じる喜びのひとつは、まるで人の手が及ばないような、感動したり荘厳な気持ちになったり、という原初的な感情を沸き立たせてくれる面である。それをもたらす要素のひとつが「巨大さ」である。 もともと、建築を学ぼうと思った動機のひとつとして「人間がつくりうる最大サイズの創造物のひとつが建築である」ということがあったくら

私がワールドの写真を撮る理由

最初は未知だったからだと思う 知らない人、知らない世界、知らない文化 そういう未知を求めてVRChatに来た 2018年の5月のことだ 最初の方に行ったのは今は無き「Japan Shrine」 「Japan Shrine」 by RootGentle とりあえずJapanで検索して人が多いワールドに入ったんだと思う 美しい夏の神社の中で色んな言語が飛び交うpublicに戸惑いつつもそこには未知があった カメラの使い方も知らず画面のスクショを撮って一人で興奮してた そ

私的ワールド体験記 #ワ探アドカレ

VRChatワールド探索部の #ワ探アドカレ、16日目の記事です。 はじめにVRChatワールド探索部1周年を記念したワ談会に参加したときのことです。ワ談会の会場となった部室の壁には探索したワールドの名前と写真が飾られ、それを見ながら今までの活動を振り返りました。 そこで驚いたのは、ほぼすべての活動日でみなさんの「思い出話」が尽きなかったことです。 「あのとき〇〇さんが△△してて面白かったね」「ここで××なことがあったよね」「このワールドは~~で凄かったよね」といった話

VRChatの小さなワールドが好きな理由  #ワ探アドカレ

※この記事は、VRChat(VRSNSプラットフォーム)で活動する「VRChatワールド探索部」、通称ワ探の部員によるアドベントカレンダー、 #ワ探アドカレ の9日目です。 「VRChatのメインコンテンツはコミュニケーションである。」 そんな当たり前のことを実感したのは、このゲーム(と、敢えて書く)をはじめて何か月も経ってからのことだった。 美しい世界や魔法のような技術を見たくて、アバターを纏ったときの自分の変化を知りたくて、単なる興味でインストールしたVRChatだ

重力さえコントロールできる世界で、なぜ現実を再現するのか

こんにちは!VRChatワールド探索部の、わか(Waka123)です! この記事はワールド探索部のアドベントカレンダー13日目です。 この記事で指す「VR」とは、私がVRChatのことしか知らないので主にVRChatのことを指し、「現実」は基底現実のことを指します。 VRChatの世界にやってきてそろそろ1年、ワールドを作り始めて9か月が経ちました。noteを書くのも初めてなので、自己紹介も少し交えつつ、私がVRChatの世界にやってきて感じたことを書きます。 VRっ

人がくしゃくしゃに!? 愛しきトラッキング飛びの世界

※このnoteは #ワ探アドカレ の24日目の記事です(記事一番下部にアドベントカレンダーを貼っています) 今回の記事はワールド探索に関係があるかといえばそうでは無いし、 発表日のクリスマスイヴには更に何にも関係がない記事だ。 人によっては載せている画像を暴力的に感じたり不気味さや恐怖を感じるかもしれないが、 そこはどうかVRにハマった一人の人間のただの好奇心、そして戯言として暖かく読んでいただければ幸いです。 ※この記事上のVRとは主にVRChat内の事を指し、現実と

歩く、世界を愛する

こんにちは。Experience Designer の sabakichi です。 今日は、ワールド探索の楽しみについて、ぼくが日頃感じていることを少しだけお話したいと思います。個人的な随筆のようなものなので、知識が得られたり、タメになったりといったことはないですが、一つの視点を通じて、ワールド巡りが少しでも面白くなってくれたらうれしいなと思い、この記事を書いています。 VRChatワールド探索部は様々な分野のクリエーターの方が参加しており、わいわいと日夜ワールド探索を楽

VR世界へ

手と機能がある物、家具と動作、住居の内と外、人と人の営み、土地霊になりうる自然、因果がある遷移する世界、それぞれの相互作用。 土地霊としての三人の霊、世界の強度は世界と人をつなぐ強度、自分が自分として在るために必要なもの。 World : Amebient https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_4e8f3e44-dca9-4ae7-9580-954bb4b2cbc4 #ワ探アドカレ

私にとって、『VRChatと共にあること』とは #ワ探アドカレ

大体の人は初めまして、wata23と申します。 VRChatの中では、一応ワールドクリエイターとして活動しております。 今回のこの記事は、#ワ探アドカレ 15日目の記事として、『私個人のVRChatとワールド製作への思い』を綴らせていただきました。 ワールド探索部には、実は何と1週間前に参加させていただいた新参者も良いところなのですが、文章を書くのがわりと好きなので、遠慮なく空いていた枠を頂きました(ワ探部のみなさま、誠にありがとうございます) では、雰囲気作りも兼ねて