集団で考えると創造性が高まるのか。
こんばんは、ひまわりです🌻
今日の記事では、
あなたの会社が取り入れている集団会議の効果について解説していきます。
現在も世界各地の企業で、大きな仕事に取り組むときは集団思考(ブレーンストーミング)を推奨していることが多い。
ブレーンストーミングでは、突飛で過激なアイディアも否定せず、誰の発言についても批判や批評をしないなどの原則で行われる。
できるだけたくさんの発想を出させることが目的だ。
そうすれば、創造性が高まると考えられている。
集団思考の有効性についての実験
参加者の半数を「集団で考える」グループとして任意に選び、1つの部屋に集めた。
集団思考で、ある問題についてアイディアをだしてもらった。
例;新しい広告キャンペーンのデザインを考える
例;交通渋滞を解消する方法
参加者の残り半数を1人1人別々の部屋で、同じ問題について考えてもらった。
その後、2つのグループから出たアイディア数を数え、専門家に内容の質的評価をしてもらった。
はたして集団思考のほうが、1人で考えるより効果的であっただろうか。
実験結果:集団思考は「手抜き」になる
専門家の答えは、ノーであった。
カンタベリーのケント大学のブライアン・ミューレンは、この方法で集団思考の有効性を調べた20種類の実験結果を分析した。
実験の大半で、参加者が一人で考えるほうが集団で考えるより量も質も上という結果がでていた。
集団思考がよい結果を生まない原因
それは「社会的手抜き」と呼ばれる現象のためだという。
リンゲルマンの実験
19世紀末にフランスのマックス・リンゲルマンという農業技術者が、職人をできるだけ有効に働かせる方法を模索したもの。
参加者に綱を引いて重いものを動かすように頼んだ。
集団で作業したほうが一人で綱を引くより、重いものが動かせると考えた。
結果は逆だった。
1人で綱を引いた場合には、85キロの物を動かせるのに対して、集団で綱を引いた場合は1人あたり65キロまでしか動かせなかった。
その後の研究
この現象の原因は、責任の拡散にあることがわかった。
1人で作業をすれば、成功も失敗も自分ひとりの能力と努力にかかってくる。
成功すれば栄光は自分のもの、失敗すれば自分で責任を負うことになる。
だが何人かが集まると誰もが急に頑張るのをやめてしまう。
それは、成功しても個人としての栄光はえられないし、失敗したらいつでも他の人のせいにできるからだ。
結論
理屈はどうあれ。
明日からやることは明確だ。
責任の拡散を防ぐために、集団思考(ブレーンストーミング)を今すぐやめよう。もしやめることが出来ない立場にあるのなら、集団思考の前に、一度個人でアイディアや意見を考えるというルールを提案してみよう。
この記事が
明日の話題になれると幸いです🌻
スキ❤️をしてくれたら、必ず返しに行きますので、スキ❤️をよろしくお願います🌻
#ひまわりの心 #心理学 #心理術 #恋愛 #人間関係 #心理作用 #ビジネス #ライフスタイル #ダイエット #人生 #幸福 #学び
本日は、
その科学が成功を決める 著:リチャード・ワイズマン
を参考にしました🌻
サポートありがとうございます🌻✨ 必ず特別な情報でお返しします!!!