落とした財布を盗まれないためには、○○を入れたらいい。
こんばんは、ひまわりです🌻
あなたは財布をなくしたことありますか。
財布には、
現金
キャッシュカード
診察券
保険証
免許証
あなたの生活に関わる(または全てといっても過言ではない)ものが入っている。
なくしたときの、あの焦り、パニックは、経験したものでないと到底わからない。
財布を落としたあなたは、
無事に財布が戻ってきただろうか。
きっと、戻ってきた人は少ないはずだ。
では、
ひとつの疑問
が浮かぶ。
財布に何を入れておけば、手元にもどる割合が高くなるだろうか。
コロンビア大学ハーヴェイ・ホーンスタインの研究
財布が手元にもどってくる確率に影響を与えそうな要素を、いくつか系統立てて調べた。
拾った相手に財布がマイナスではなく、プラスの印象を与えた場合。
実験では、一つの筋書きを設定した。
道に落ちていた財布を誰かが拾い、短い手紙を添えて封筒に入れ、もとの持主に送り返そうとした。だが、拾った人はポストに行く途中でうっかりその封筒を落としてしまい、財布がまた行方不明になったという筋書き。
そこを通りがかった人は実験とも知らず、封筒が落ちていて、中に手紙と財布が入っていることに気づく。
拾った人ははたしてその封筒をポストに入れ、財布をもとの持主に送るだろうか。
実験内容
財布に添えられた手紙には
プラスの気持ちで書かれたもの
どなたかの力になれることは嬉しい
別に手間ではなく
マイナスな気持ちで書かれたもの
送り返すのは結構な手間がかかり
私の好意に感謝していただければ幸いです
の二種類を記載した。
実験結果
この手紙の違いは、拾った人の行動に大きな影響を与えた。
プラスの気持ちで書かれた手紙が添えられた財布は40%が持ち主の手元に戻り、マイナスの気持ちで書かれた手紙が添えられた財布は12%しか戻ってこなかった。
ホーンスタインの研究結果の実用性
ホーンスタイン研究結果は確かに興味深いが、自分の財布に常に明るい内容の手紙を入れておくわけにはいかない
疑問
もっと実用的なものはないだろうか
新たな実験
240個の財布を用意し、宝くじ、割引チケット、メンバーズカード等ありふれたものを入れた。
それに加えて40個ずつ4組、合計160個の財布に4種類の写真を一枚ずつ入れた。
① 笑顔の赤ちゃん
② かわいい子犬
③ 幸せな家族
④ 穏やかな老夫婦
そして、5組目の40個の財布には、
持主が慈善活動事業に寄付したことを示すカードを加えた。
6組目の財布には
何も加えなかった。
付け加えたものはすべて、財布を開いたときにすぐに目につくようにした。
実験結果
財布を通行人の多い通りに1つずつ落とした。
1週間で42%の財布が戻り、明確なパターンが浮かび上がった。
返ってきた財布の内訳
何も加えなかったもの 6%
慈善カードを加えたもの 8%
老夫婦の写真 11%
かわいい子犬 19%
幸せな家族 21%
笑っている赤ちゃんの写真 35%
赤ちゃんの写真が入った財布が、なぜ戻ってくる割合が高いのか。
2008年オックスフォード大学の脳科学者たちが赤ちゃんと大人の写真をみたときに、人の脳の中でどんな変化が起きるかを調べた。
赤ちゃんの写真をみたときは、脳の部位(内側前頭眼窩皮質)が反応した。ここは人が好きなものを手に入れたときに反応する部位である。
科学者によれば、この反射的反応は、種の存続のため、無力で無防備な赤ちゃんを見ると、助けたくなるよう進化が何万年かけてつちかってきたものと考えた。
前述した実験で、赤ちゃんの写真の入った財布を拾った人たちの脳は、一瞬のうちに進化の奥底にあるメカニズムが働いて、財布を送り返そうとしたのだ。
実験結果からの知見
理屈はどうあれ。
明日からやることは明確だ。
財布をなくしたときに返ってくる割合を高めたければ、財布の中に、愛らしい赤ちゃんの写真を目につくように入れておくことだ。
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本日は
その科学が成功を決める 著:リチャード・ワイズマン
を参考にしました🌻
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