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休職中に気持ち悪いビオラにハマった話

こんにちは。
よくいる普通のぶりっ子、びおらんです。

荒んだ私の心理状態を、悪役令嬢のごとく高みから見物しているのでは?
と個人的に思っている花……

それは『ビオラ』

休職してから、気付けば好意を持ってました。

出会いは正直覚えてません。
気づいたら、私の視界や記憶をゆっくりと占拠していました。

変な形してるし、変な線入ってるし、線が黒くてなんかキモいし。初めはそんな印象を持っておりました。そう、気持ち悪いと思ってたんです。

でも、休職してから軽い気持ちでガーデニングショップに行った時、気づけばビオラの花を抱えていました。なんだか、突然可愛いと思ってしまったんです。

ビオラの花言葉は「誠実」。

寒い時期に花を咲かせる上に、長時間楽しめる。生命力が強そうな花です。

冬に花を咲かせるって、なんか空気読んでないんじゃないの? こんな形してて気持ち悪くないの? と、説明を読んで苦笑しました。でも、同時に何か愛しい感じがしてきました。

だって、『自分を持っている』ような気がしたから。

この時期の私は、きっと無意識的に、自分の足りない部分を何かで補いたいと思っていたんだと思います。だから、欲しい要素を持つこの花が、私の中でとても好意的にとれたようです。

絵本で見るような一般的な花の形はしてないし、一足早く冬に花が咲くし、我が道を進んでいる。まさに自分に「誠実」な花

別に型に縛られなくていい。もっと自分を表現していい。

孤高の美しさを秘めた花に、そうメッセージを貰えた気がしました。

私もビオラのように自分らしくあっていいんだよと、
そんな勇気を貰ったように感じたんだと思います。

自分を貫き、高みから見下しているようにも受け取れるビオラ。
まるで悪役令嬢みたい。笑 
でも、それがいい味を出しているんだよね。笑

「ビオラと共に、心も体も美しく磨いてやるんだ」と、今では思っています。


こうして、私はビオラが好きになったのでした。