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【発達障害】自分の思考を伝える訓練をする

みなさん、こんにちは。
そして、こんばんは。

今回は、発達障害の当事者である私が考えている、
「自分の思考を相手に伝える」ことについて書こうかなと思います。


診断を受けるまでの私は、人とコミュニケーションをとる上で、
「なんで私の話すことが理解できないの・・・??」と思うことが頻繁にありましたが、発達障害の診断を受けてからは、
"相手にわかりやすく伝えるのが苦手"という特性が発達障害の人にはあると主治医の先生に教えてもらい、なんだ〜自分が原因だったのか〜と感じるようになりました。笑


ですが、社会に出てもこのままだと非常にまずいと思い、大学を卒業するまでにこの悪い癖を修正できるように現在訓練中です。


私の中で、自分の思考を相手に伝える方法はいくつかあるのですが、
これまた今回も書いていると長くなりそうなので、目次を見て必要なところだけでも参考にしていただけたらなと思います。



自分の思考を相手に伝える

Step1 まずは思考を整理する

今まであまり自覚していなかったのですが、ADHDの薬(ストラテラ)を飲んでから、通常時の私は頭の中が常にマジカルバナナ状態なのだと気がつきました。(ざっくり私の特性を知りたい人はこの記事がオススメ★)

頭の中で常にマジカルバナナが起こっているからこそ、物も落とすし、忘れるしでADHDの不注意の症状がよく見られると思うのですが、特性をうまく生かせば、
知識のインプットが好き×頭の中がマジカルバナナ=思考が深まる
にといった掛け算になるのではないかなと考えました。
本当に変なところでポジティブですよね。笑

元々、大学の哲学者の先生と話したり、臨床心理学者の先生と話したり、教育学者の先生と話したりとにかく色んな知識を持った人と雑談をすることが好きだったので、少し自分でもわかるような専門知識の話を調べて聞いてみたり、時には論文や専門書などを研究室で開きながら解説していただくことを何回か行いました。何回か繰り返すうちに、元々とっ散らかっていた頭の中が、徐々に建設的になり、かなり整理されていったと思います。

とはいえ、全く専門分野でもなく、学部学科も全く違う学生の質問(愚問)を受け入れてくださった(というのもおこがましい)先生方には本当に感謝でしかないです。


Step2 心理士さんのもとでカウンセリングを受ける

現在、二週間に一回ぐらいのペースで大学の中にある学生相談室でカウンセリングを受けています。

最初は合理的配慮に関する内容での面談でしたが、ここ最近は主に私の思考をぶん投げるような場所として使わせていただいています。一番思考を伝える場所としては中核をになっているような気がします。

今まで友人などに私の考えや思考を話そうと思うと、どうしても一方的になってしまい友人関係に決裂を生じてしまうことも多々ありました。
その度に、反省する→意見を述べるのを我慢する→感情が爆発する
という負のループに陥ってしまっていたので、なるべくカウンセリングの時は自分が思うように吐き出して喋るようにしています。

まだカウンセリングを受けたことのない人にとっては、カウンセリングという最初の壁は高いと思いますが、臨床心理士・公認心理士さんは発達障害に関する知識はプロの中のプロなので、本当に使って欲しいです。大学の中だったら学費のうちに入っているので金銭面の心配もありません。

時と場合によっては、医療機関につなげたり心理検査をやってくれる大学もあるみたいなので、まずは勝手に考えすぎて勝手に病んじゃうあなたは相談しにいきましょう。ただの雑談でも良いんです。出来ないことは適度に擬態しつつ、潰れない程度にプロに任せるということが発達障害者にとって大事なことだと思います。


Step3 noteで文字を起こす

以前の私は、自分の特性に揉まれてしまい潰れてしまうことが多々あったのですが、最近は逆に環境を整えて上手く生かしてやろう精神になり、
WAISの言語凸の特性を生かしてここ最近noteを始めました。笑

大学のレポート課題なども元々好きでしたが、専門科目に関しては、自然科学系に関するレポートがほとんどなので、実験の結果から得られたデータを適切に解釈し、そこから導かれる結論が初めに提示した仮説を裏付けているか、実験計画は妥当であったかを検証することを記載しなければなりません。そのため、自分がどう思ったということを書くことは求められておらず、実際に書くことはほとんどありません。

X(旧Twitter)だと書ける文量が短いく、ユーザーの母数や入ってくる情報が多すぎること、などの理由からXでの文章化は諦めました。そのため、今のところnoteは自分に合っているなと思います。

上手く整理できている日に書くように意識していますが、時と場合によっては感情的に書き殴る日が来るかもしれません。その時は、そっと見守ってあげてください。^^笑

思考をする上で大事なこと


私なりの思考の過程を上述しましたが、思考をする際に、思い悩むことが一緒についてくる時はなるべく一人で考えないように注意しています。

あくまで、思考をすることと、思い悩むことは別です。(念の為引用)

思考

思考(しこう)とは、人間情報処理し判断解決策導き出す脳の活動を指す。この活動は、観察記憶推論判断想像などの一連の過程を含む。思考は、個々認識経験を基に行われその結果行動意思決定影響与える。 思考は、具体的な問題解決から抽象的な概念理解まで、人間の生活のあらゆる面で重要な役割を果たすまた、思考の過程結果言語によって表現され他人とのコミュニケーションにも用いられる。思考の形式方法個々人間によって異なり、その違い個々特性環境教育などによる。 現代では、人工知能発展に伴い機械人間の思考を模倣する技術進化している。これにより、人間の思考を理解し、それを再現することが可能となってきている。

出典:実用日本語表現辞典

おもい‐なや・む〔おもひ‐〕【思い悩む】

読み方:おもいなやむ

[動マ五(四)あれこれ考えて苦しむ。思い煩う。「将来について—・む」

出典:小学館


あと、私は元々抑うつ傾向があるため、いくら心身の調子が良いといっても、どうしても思い悩み始めると一気に沈みます。

もし、変な病みスイッチが入ったら大体過度な睡眠不足なので寝るか、心理士さんとの面談を入れるかして対処しています。

あくまで、思考をすることと、思い悩むことは別なのでね。(大事なので2回目)


最後に

発達障害の特性と個性は紙一重であり、また複雑に絡み合っているなとここ最近すごく感じます。かといって周りの人に「発達障害に見えないよ!」「個性の一つだよ!」などと言われてしまうとそれは擬態のお陰なんだよな〜と感じてしまいかなり複雑な気持ちにもなります。当事者の方は同じような人も多いのではないでしょうか。

まだまだ自分でもここの辺りの整理ができておらず、言語化できていないので、整理できたらまたnoteに記録したいと思います。

今回もかなり長くなってしまいましたが、ここまで稚拙な文章をご覧いただきありがとうございました。

当事者の方だけでなく、学校の先生方や、支援職の方、お子さんが発達障害を抱えている親御さんなどにも見ていただますと幸いです。





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