🎬最高に素晴らしいこと 169本目 23.02.11【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#最高に素晴らしいこと】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2020.02.28 Netflix独占配信　　１０８分

出演 #エル・ファニング さん
#ジャスティス・スミス さん #アレクサンドラ・シップ さん 他
原作 #ジェニファー・ニーヴン さん
『僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと』
監督 #ブレット・ヘイリー さん
脚本 #ジェニファー・ニーヴン さん #リズ・ハンナ さん

#Filmarks では 、23.02.11時点では 3.7
私的にこれは…3.5 …ぐらいでしょうか。
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

全体的に……悲壮感がずっと漂っているような、
そんな印象を持った映画、でしたね。


なので…
主演の２人の笑顔が…垣間見える笑顔が
対照的にとても美しい…と言うか、温かい…と言うか。


と同時に、
垣間見える能面のような顔…は
すごく悲哀に満ちた表情…と感じました。


そうですね…
"精神を病んだ、ある若者の２人の物語"…でしょうか。
各々、別々の要因があって…
心を壊してしまうのですが、、、
そこには "死" があって、"死" が介在していて。。。


…なので、
少し、複雑性を持ちますね。
その表現や、映像の繋ぎ、展開の仕方……なども、
セリフじゃなく、
画で観せて、それで理解を……という感じのシーンが
点在していたように感じました。


そういった、心を壊して病んでしまう……心情に、
理解を持てなかったり、心を寄せられない…感覚ですと、
この映画は「ん？？なに、どういうこと？」って、
なるかもしれません。


なので、
一応そこにラブストーリーはありますが、
全体を通してでは、
ラブストーリーでは無く、
また、
元気いっぱい、アンパンマンッ☆…な感じ…でも、
観るには適していないかもしれません。

そんな映画でした。



人は誰もが、
多かれ少なかれ心に傷を持っていて…

それが目に見えて分かる人、
見え隠れする人、
まったく見た目では分からない人、、、

そして、自覚している人　自覚していない人、

…居ると思いますが、

そんな "誰もが"……の中の一部を……
覗き見たような、
そんな感覚にもなれるかもしれないです。


だからこう……創られたストーリー、物語～…よりも、
ある若者たちの…
その始まりから終わりまで…を
"実際に居た子たちを追って" 観た……ぐらいと言っても
いいのかも？？？
もちろんこれ、フィクションですけど。
そんな感じ、、、私個人的に 笑



ん～……なので、、、
この映画、
プラス面もマイナス面も、どちらもある映画…なので、
安易にオススメするのは…どうなんだ？？？なんて…
思いも、、、ちょっと出ますねぇ、、、


主演のお二人の……演技の表情…が
素晴らしかった…と思います。
その "顔"  …で、
色々と伝えられる、伝わってくるもの…が
すごくあったように思います☆

予告動画で御興味持たれたら…是非☆

この２人の…劇中の笑顔は…ちょっと残ります……。

---

では、鑑賞済みの方向け…の、
ネタバレ含みのレビューを、、、
↓

あの………森の中…的なところに
２人で行って、、、
石碑の上からジャンプして降りる……

この後、、、
記念に物を置いていく……って、なんか埋める…
コインとサイコロ…的な感じのは見えたけど…
あれ、、、なんじゃ？？笑
あんな……なんか埋める…価値観…持ってます？？

で、、、
その後に…「にらみ合いっこだ」
あれも、、、なんじゃ？？笑

ここでのシーン、なんか不思議だったなぁ、、、

で、、、帰ってから……の、
お互いラップトップ使って…の
メールの送り合い、、、

ヴァージニア・ウルフが書いた本から…の、
引用文の送り合い、、、

ここ、ちょっと最初わかりづらかったなぁ…
こんな風に、何かの引用文で
メールのラリーする…なんて、、、
したことないぜぃ 笑

この手の……
小説家や詩人の言葉を…セリフとして述べる…
ここでは、
ネットや本を手にしながら…でしたけど、
良く出ますよねぇ、洋画は…特に。

…みんな、、、そんなに何かを覚えているのかなぁ…
不安に…なるぜぃ 笑

その後で……
部屋を小石でノックして……
（これもたまに出るなぁ…、日本映画でも。。。
　実際やる…かしら？ｗ）

で、壁のあるところに行って……
（あんな壁…あるんか？チョーク有りの…笑）

セオドア（ジャスティス・スミスさん）は、
「死ぬまでに…目を覚ましたい」

バイオレット（エル・ファニングさん）は、
「死ぬまでに…勇敢でありたい」

↑　この２人の……意志の向く方向……が、
後の展開につながっていた…ように
改めて思うと……感じますね。。。


セオドアの方は……
小さい頃の記憶、トラウマ…に心病んで…
時々、無になる自分から抜け出したい。。

バイオレットは……
姉が死んだこと…から、強くなっていきたい。

そんな感じ、、、でしょうかねぇ。。。



で、この後。

碑銘　を考えますよね、二人で。
この ”碑銘” の感覚って…無いですよね、私たち…。
ひめい……お墓に彫る文章、、、
字幕に "碑銘" ってそのまま書かれてて、
一瞬 "！？" ってなった 笑

そして、ここで…

「バイオレット・マーキー
　ここに存在した。I was here.」

『僕もそれにしようかな』

ここの２人のやり取り、笑顔を交わす感じ、
すごく好きでしたねぇ。。。
だから、ここがラストへの
伏線になってたのは、、、ちょっと悲しい 泣

↑ この後の……セオドアの
カウンセリングシーン？…で、

「失神するためのソファーを買って、
　そこに置いたら
　理想的なミザンセーヌだ。空間が引き締まる」

この、ミザンセーヌ……皆様、パッと分かりました？
フランス語…ですね。
で、映画や演劇舞台に置く、演出物…って
感じの理解で…良いのかと思いました、
このシーンでは☆

車で２人で移動してて……
バイオレットがメモしながら…


「友達っていいね。
　It's nice to have a friend again.」
「調子に乗らないで。
　Don't let that go to your head.」
『もう遅い。
　Too late.』


ここが……なんか、分岐点な感じが…
ちょっとしましたね。
バイオレットは上がっていき…
セオドアは下がっていく、、、ような。

（良い感じだな～…）って、
感じてましたけど……どこか、そんな……

で、ここで流れてる、
♬～Too young, too young ～♬笑
そして曲終わり…
セオドアは車を停めて助手席に回り込み……

（ここでキスかよっっっっ☆笑）

で、、、その後…湖？行ってからの…
雨の中…貨物列車の…ドア開いてるとこで…

（ここでエッチかよっっっっ笑）

どっちも……突っ込んだよねぇ、、、笑
変に面白くて笑っちゃったけどｗ

バーで…セオドアのお姉ちゃん
（アレクサンドラ・シップさん）が居る…

あそこで姉弟で話してる時に……
「どうしたの？
　What's going on, Finch?」って…
フィンチ呼びするんだけど……

ん？共通のラストネームじゃ…ないん？？
セオドア・フィンチ……で、
ケイト・フィンチ……じゃ…ないん？？

ここ、ちょっと？？？ってなりました。


でね、ここでもう少し…お姉ちゃんと
時間取って話せてたら……って気もしちゃうね。

別れ際、笑って「大丈夫 I'm good!」の連呼…
そういう時が一番……ダメな感じ、、、、

そして最後…教会？の
ゲスト名簿の…

I was here.

そして黒板の前に立ち、、、スピーチ


生きるのが怖くて辛い……から、
自分の存在価値を疑って……でも、

その目線が変わって、
周りが見れるようになって、

生きる心配が無くなった時、
今度は死ぬのが怖くなる。
色んな世界を知る、一瞬一瞬が
大切になる。。。


そんな風に、誰もが、
時に堕ちてしまった時でも、
変われるチャンス、機会があると
良いですよね。。。


はい、おしまい☆