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「待ってあげようよ」

後輩さんの「すみません」「ごめんなさい」「ありがとうございます」が多すぎて、重たいという話の後日談。

先輩パートさんにも相談した。

「森うさぎさんも、最初あんなふうだったよ」と笑われてしまった。

「まだ肩の力が抜けてなくて、緊張してるのだろうね」

そうかぁ。。。

自分のことは、都合よく忘れるものだなぁ。

あんなに謝ったり、ありがとうを連発したりした意識はなかったけど、他の人からそう見えていたのなら、そうなんだろうな。

職場は人の入れ替わりがあって、私が入社した時に職場にいた人で、今もいるのは、もう先輩パートさんひとりきり。

他に証人はいないので、私が覚えていないことは、先輩パートさんが覚えていることが全て。

「森うさぎさんは、今どう? もう少しか、しばらくか分からないけど、待ってあげようよ」

後輩さんの肩の力が抜けるまで、緊張がほぐれるまで。

急がない旅だ。

待ってあげよう。

私はずっと、いつも追いかけたり、待ってもらったりする立場だったけど、そっか、待つ側になったのだな。

最初はみんなそう。

急いだり、焦ったり、慌てたり。

すぐにできないことを、ものすごくいたたまれなくなって、謝ったり。

でもいつかは、難なく(?)できるようになる。

だから、ちょこっとずつ。

私もあなたも、お互いを待ちながら、一緒にいられたらいいと思う。

後輩さんの「すみません」「ごめんなさい」「ありがとうございます」に、一々きりきりするんじゃなくて、「はいはい」と聞いておこう。

そのうち、そのうち。

【今日の英作文】
確信が持てない時、「分かりません」ってとりあえず言ってしまう。
I tend to say 'I have no idea, ' when I'm not sure about something.

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