マガジンのカバー画像

土建屋狂騒曲 ICT編

26
零細土建屋が健気にICT施工に挑戦していく ICT記事は今後こちらに書く レベル低いので大手さんは回れ右
運営しているクリエイター

記事一覧

素人土木ICT#21【ICT法面工(吹付法枠工)】

まだ検査は終わっていないが、現場見学会まではこぎつけたので記事にしてみようかと思う。 さ…

素人土木ICT#19【空中写真測量(UAV)の標準歩掛】

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 無精者なので、引き続きロー…

素人土木ICT#18【TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の罠】

品質関連の事は書きたくないなあ、嫌だなあと思いつつ筆を執る(キーボード) さて表題の通り…

素人土木ICT#17【RTK基地局について(お久しぶりです)】

お久しぶりです。 さて、今回はRTK基地局(基準局・固定局なんでもいいわい)について。 ICT…

素人土木ICT#16【3D設計データ作成のコツ#2(3D設計データの種類)】

色々とデータ作成コツ記事の構成を考えたが、面倒くさいので場当たり的に書いていく事にした。…

素人土木ICT#15【3D設計データ作成のコツ#1(概説)】

「3D設計データ作成のコツ」と銘打つと、お前はいったい何者で何様なんだとツッコミが入りそう…

素人土木ICT#14【UAVを用いた空中写真測量のコツ(撮影・飛行計画編)】

令和2年7月豪雨により、熊本県・九州各地をはじめ、全国広範囲で被害に遭われている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 さて表題の通りである。 公共工事において令和2年度現在、発注者指定型のICT施工を求められる工事が多い。以下はH30年度における国交省ICT活用工事の実施状況である。 土工事においては公告件数の半数程度がICT活用工事になっている。 加えて今や地方自治体発注工事ですらICT活用工事が増加しており、発注段階で指定されているもの、創意工夫において加点対象に

素人土木ICT#13【UAV墜落事件】

ついに、というかやはりドローンを先日墜としてしまった。 いつかこういう日が来るだろうと思…

素人土木ICT#12【貧乏ICT施工の今後の展望】

ICT施工の強みと弱み ICT施工の強みは何だろうか ICT施工技術の導入=省力化である。 これは…

素人土木ICT#11【現況横断測量で楽をする】

随分と寒くなってきた。朝晩の路面凍結には十二分に気を付けたいところである。また、忘年会シ…

素人土木ICT#10【一通りのICT施工を終えて】

先日、当社初のICT施工(掘削工10,000m3程度)が完了し、残すは完成検査のみとなった。 起工…

素人土木ICT#9【ドローン安全運航要綱】

2019年9月 航空法が改正された。新たなドローン飛行ルールとは。 上図1~4が今回改正で追…

素人土木ICT#8【ICT土工の理想と現実】

ICT土工というと、ドローンが勝手に測量してくれて、勝手に土量計算してくれて、勝手にバック…

素人土木ICT#7 【サーフェス活用の構造物工のすゝめ】

ICT施工をとっつきにくくしている理由の一つに、普段なじみのない横文字キーワードの存在が挙げられるだろう。 英語かぶれならいざ知らず、普段無縁の人間には暗号にしか聞こえない。 サーフェスとは何か。 3DCGにおける立体のモデリング手法には上図3種類がある。 ワイヤーフレームモデルは頂点と稜線のみで構成され、立体の輪郭のみを表現する。 サーフェスモデルは面を表現するが、中身が無いため、体積を求める事が出来ない。 ソリッドモデルは立体の中身まで表現できるため、体積が求