#子育て「受験心に火がついた?」
「やっと行きたい高校が見えてきた気がする」。
先日、受験生に向けての学校説明会があった。
大きな会場で、公立、私立を合わせた多数の
学校の先生方が、各ブースに座り説明された。
娘は中学3年生。
説明会に参加するまでは、受験について自分
ごととしてまだ捉えられていない様子だった。
妻と娘が説明会から帰ってくると、
異様に娘のテンションが高かった。
「お父さん、私、どこ受験するか決めた!」。
私は心の中で、飛び上がるほどのガッツポーズ
をとったが、そこは抑えながら、
「おお、そうなんや、よかったな〜」。
とだけ伝え、娘の思いを聴くことにした。
「やっぱり、説明が上手な先生のところの学校
は、行きたいなと素直に思えるわ〜」
「気になっていた学校が、今年から受験科目が
少なくなるから、めっちゃラッキーやわ」
「高校からやりたいクラブも、楽しそうで
いい感じみたいやわ」
「嫌な先生がいて、私の成績表を見て、急に
態度を変えてくる先生がいて、ほんまに
感じが悪かったわ〜 」
等々、感じたことをたくさん聴かせてくれた。
娘なりに、少し、受験が自分ごとになり始め
ているようだ。
その後も、自分から大学生の兄にも受験のこと
を聞いていた。
そんな姿を見るのも初めてだ。
今回の説明会で、
自分の思いも少し整理できて、
外部からの刺激も受けたようだ。
「明日、英語の単語帳を買うわ!」。
なかなか頼もしいことを言うではないか。
次の日の夜、
仕事から家に帰ると、
早速、買いたての本が入った紙袋が、
ソファの上に置いてあった。
「おっ、次の日も火が消えてないな」
と感心しながら、
笑顔でその紙袋を除くと、
アイドル雑誌の表紙の、
SnowManがこっちを向いて笑っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
受験心に火がつくのは、
いつになるのだろうか?
心がスノーマンになりそうな、父であったが、
グッと堪えて、娘を信じようと思う。
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