「セカンドラブ〜手添えから始まる恋?〜」
今、自分が開催している企画への2回目の投稿です。
昨夜、さぼさんの「ふきだすラジオ」で、
絞り出された私の習い事の話の内容で、
書道の先生に会いに行くために、
習い事を続けていた話を引き出して
いただいた時のことだ。
誰にも話したことがなかったので、
ずっと気づかずにいたのだが、
もしかして、私は書道の先生のことを
愛していたのかもという疑惑が浮上し
たのだ。
私が小学校2年生(7歳)、書道の先生は
おそらく70代。
年の差、10倍 。
まさかそんなはずは‥と思った。
だが、さぼさんは、マキちゃん(保育園時代
の初恋の女の子)につぐ、セカンドラブなん
じゃないかとおっしゃった。
セ、セカンド、ラブ?
今、ラブって言いました?‥。
ライブ配信後、
急に恥ずかしさが増してきた。
私は、小学校1年生の時に父親が亡くなって、
隣町に転校することになった。
2年生から新しい暮らしが始まったが、
なにがきっかけだったのかは覚えていないが、
近所の書道教室に通うことになった。
もちろん、書道には興味はなかったが、
2年も通い続けた理由を振り返ってみると、
その書道のお婆様先生に、
ものすごく興味を抱いてたというか、
その先生のそばにいたくて、
ただ通っていたような気がする。
以下、書道の先生を八千草先生と呼ぶ(仮)。
八千草先生は、たぶん70代くらいの方だっ
たと思う。
綺麗な白髪で、とても品のある方で、メガネ
をかけておられて、背筋がピンとしていて、
とても優しい。
それでいて、甘い香りがする。
匂いというものではなくて、
あれは、香りと呼ぶものだ。
そんな品のある先生に書道をならうのだが、
もちろん私は字が下手なので、最初は新聞紙
みたいな紙で練習をしてから、本番で何枚か
半紙を使って書く流れで取り組んでいた。
よく書道の先生が、生徒が書いた文字を、
朱色の墨汁を浸した筆で添削したり、ハネの
部分の良いところにハナマルを付けたりするが、
八千草先生の朱色のハナマルは特別で、
とても品を感じる、優しい、それだった。
私は、それが欲しかった。
それ以上に嬉しかった先生とのやり取りがある。
私が何かの文字を書いてる途中で、
書き方がわからなくなって筆が止まっていると、
先生がそばにきてくれる。
そして、私が筆を持ってる手に、
先生が手を添えてくれて、
一緒に、
流れるような書き方を実践してくれる。
八千草先生と、
筆で1つになる瞬間。
その優しい手と、繰り返される
小刻みな動きから漂う、
先生の香り。
もう、自分が何の文字を書いているのかも
わからなくなっていた。
そして、最後の一枚を書き終えた時に、
八千草先生は、
品のある声で私にささやく。
「うりもくん、じょうずね〜」。
私はそっと瞳をとじて、
その言葉を何度も反芻させた。
小学2年生の胸のあたりが、
ポカポカしていた。
何度も何度も、おかわりをした。
結局、八千草先生が体調を崩されて、
書道教室を閉めることになって、
7歳と70代の関係も終止符が打たれた。
しばらく、暗い気持ちだった。
でも、どうしようもなかった。
新しい書道教室に行く気も出なかった。
そしていつしか、忘れていった。
後にも先にも、
女性に、
「うりもくん、じょうずね〜」
と、ささやかれたのは、
八千草先生との、
あの時だけだった。
八千草先生との思ひ出は、
セカンドラブと呼ぶのだろうか?
変態だと言う意見もあれば、
なんとなくわかると言う意見もある。
もちろん、どうでもいいという人も。
教えて欲しい。
どんな答えになろうとも、
すべてを受け止めて、
この気持ちを昇華させたい。
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あなたも、昇華したい話を記事で投稿しま
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「笑っていいで昇華!?」。
今まで言えなかったこと。
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投稿していただいた作品は、
マガジンに登録させていただき、
7月22日(土)のスタエフライブにて、
紹介させていただきます😊。
よければ一緒に話もしたいです🎙️✨。
(強制ではありません)
是非是非、
投稿、お待ちしております🙇♂️❤️。
<スタエフ告知です>
6月30日(金)22時30分〜
「笑っていい妄想!」。
スタエフライブ。
妄想ゲスト:kojuroさん
こんなすごい方が私の妄想ラジオに
登場してくださるなんて😭🎙️✨。
でも、
これで、いいのだっ‼︎(笑)。
お聴き逃しなくっ🎙️✨。