イクジナシに救いの手を
私は介護の仕事をしています。
只今、お昼の休憩中です。
会社のデイサービスに勤める従業員が、
今、コロナ陽性だったり、他の理由で体調不良だったりで、
次々と休みが増えています。
それでもお客様はサービスを利用したいと希望してくださり、
私達は少ない従業員数で、
サービスの質をなんとか落とさないように、
色々と考えながら、現場を走り回っています。
そんな忙しい中、
先程、私は気づいてしまいました。
いつも真面目に頑張ってくれている女性の従業員さんの、
ズボンのチャックが開いていることに。
今まで、長く介護の仕事をしていて、
何度かそういう場面に出くわしたことがあります。
そんな時は必ず、他の女性従業員に頼んで、
私は知らない前提にして、頼んだ女性従業員から伝えてもらうことで、
いつも解決してきました。
それで困ることはほとんどなかったです。
しかし、
せっせと動き回る他の女性従業員の足を止めて、
いつものように頼んでみたのだが、
「 うりもさんごめん、ちょっと忙しいから自分で言ってみて!!」。
と返されてしまった。
「 え〜〜〜〜〜〜っ 」。
確かに、
かなり忙しく余裕がない現場。
責められない。
ここは仕方ない。
私が言うしかない。
でも、何て言えばチャックの開いたままの女性従業員は、
恥ずかしくなく、
さりげなくチャックを上げられるのだろうか。
端の方に呼び出して、
「 社会の窓が開いてますよ! 」
と小さい声で言ってみようか。
いや待て、ちょっと調べてみる。
調べると「社会の窓」は男性のズボンのチャックのことを指すらしい。
そしらた女性は?。
続きを読むと、
「 理科の窓 」というらしい。
聞いたことがない。
いずれも、もはや死語とのことだが。
はたして、「 理科の窓 」と伝えたとして、
わかってもらえるのか?。
メモに書いて渡そうか。
試しにメモに書いてみたが、
あいにく、私が持っているメモ用紙が、
この内容にあうメモ用紙ではないように感じる。
色々悩んでいるうちに、
チャックが開いた女性従業員はどんどん仕事を進め、
少し離れた場所に行ってしまった。
「 うわ、どうしよう・・・」。
ちょっと考え込んでいると、
私が調べるために使ったデスクの上のパソコンの画面が、
「 社会の窓 」
の情報が開示されたままになっている。
慌てて消す。
私も忙しい中、考え込んでいたので、
結局何もできないまま、
私の次の仕事を進めることになってしまいました。
昼休みの休憩に入った時に、気になる女性従業員と再会すると、
すでに「 理科の窓 」は元通りになっていました。
「 あ〜、よかった、ちょっとホッとした 」。
しかし反省する。
自分がサッと言えばよかった話だ。
私のせいで、昼休みまでの1時間半ほどは、
おそらくオープンの状態だっただろうと推測する。
ほんまに申し訳ない。
そんな辱めに合わせてしまって。
真面目に働いてくれている従業員なのに。
その1人の従業員のチャックでさえ守れないなんて。
この、イクジナシ。
皆さん、よければ一緒に考えてほしいのです。
何て言えば、
異性から言われても、
恥ずかしくない形で伝えることができるのか、
また、自然と自分で気づく方法はないのか、
このイクジナシに、
よければアドバイスをお願いします。
コメント欄でお待ちしております。
忙しい中、お読みいただき、
本当にありがとうございました。
昼からも仕事を頑張ります!!。