【実録:副業サラリーマン必見】 自己“浪費”が自己“投資”に変わった日
都内某所、
学生時代の旧友と10年ぶりにリアルで再会した。
彼にコンテンツ販売のあれこれを教えてから暫く経ったが、
相変わらず面白い奴だったので(笑)
本人の許可を得て、
彼のユニーク極まりない軌跡を、
物語仕立てでご紹介しようと思う。
これは彼が、
ファミチキと会社に殺されそうになった地獄の日々から、
副業サラリーマンとして返り咲くまでの
“挫折と再起の喜劇” である。
「お前、何点だった?」
「お前こそ何点だったんだよ?」
「いやいや、お前こそ何点…」
学生時代、こんなやりとりをしたことがないだろうか?
高校を卒業して、はや10数年。
かつて思い描いていた “大人の未来” は、
想像していたよりも色褪せていて、
卒業するのに約600万円
寝る間も惜しんで実習に行って、
必死こいて勉強して国家資格を手に入れて、
10年後くらいには月40〜50万円くらい稼いで、
いい車乗って、そこそこオシャレな家にでも住んで、
綺麗なお嫁さん貰って、子供と、
あと犬なんて飼っちゃったりして、
「リア充かよw」
なんて高校の同級生にイジられたりしている、
そんな “キラキラした生活を送っているんだろうな” と思っていたら、
現実はどうだ?
諸々引かれて月々の収入は20万を切り、
車はおろか、自転車さえ持っておらず、
毎日、靴底をすり減らしながら、
いや、命をすり減らしながら、
会社と自宅を週5で往復。
出会いなんてあるわけもなく、
特にやりたいことがあるわけでもなく、
会社帰りにファミチキと缶ビールを買って、
TVer見ながら寝落ちして、
気がついたら朝が来て、
また会社行って、仕事して、自宅帰って、
会社帰りにファミチキと缶ビールを買って、
TVer見ながら寝落ちして、
気がついたら朝が来…
おおおおおい!!!!!
終わってないか?! 俺の人生?!
やばい、これはやばい、
確実に破滅へのカウントダウンが始まっている気配がする。
ここで起死回生のチャンスを狙わなければ
会社とファミチキに殺られる。
そう思い立ち、
自己啓発本を読み漁る日々が始まった…。
心地よい。
実に心地よい。
もはやこれは言葉の麻薬といっても過言ではないくらい、
耳障りのいい言葉やエピソードを届けてくれる自己啓発本に、
当時の俺はすっかり溺れていた。
ただ本を読んでいるだけなのに不思議とみなぎってくる、
根拠のない自己肯定感と自己有能感。
本を読む以外、何もしていないのに、
まるで自分が “成功者の仲間入りをしたかのような錯覚” をさせてくれる自己啓発本の数々を、一時期、
月に30冊近くは読み漁っていた。
読めば読むほど、
自分がなにか、物凄い偉業を成し遂げる特別な人間になった気がして、
年間で本なんて2冊読めばいい方だった俺は、
自己啓発本を読めば読むほど成長している、
「“自己投資” してる俺って凄いし、超イケてる…!」
間違いなく、当時の俺はそう思っていた。
しかし、
ふと会社帰りに立ち寄った外国人ファミマ店員に片言の日本語で、
「今日モファミチキデスカ?」
この一言に、俺はハッとした。
ちょっと待て…
俺、結局なにも変わってなくないか…?
収入は一切増えていないにも関わらず、
むしろ、
今まで掛からなかった “自己投資代” という月々の出費が増えただけ。
TVerを見る時間が自己啓発本にスライドしただけで、
俺の人生はなにひとつ好転していない、
そんな現実を、
異国から出稼ぎに来ているであろうファミマの外国人店員に、
今まで自分が “自己投資” だと思っていたものが、
“自己浪費だった”
という衝撃の事実を突きつけられたのである。
その当時、
俺は30歳に差し掛かろうとしており、
流石に今度こそ変わらなければならない…
そう意気込み、
TVerから自己啓発本、
自己啓発本から、
ネットで情報収集へとフェーズを移行した。
すると、出るわ出るわ、
起業だの副業だのといった情報の大洪水。
これまでぬるま湯に浸っていた俺には到底処理しきれない情報量。
そして気がつけば、
姓名判断、心理テスト、適職診断テスト…
あらゆる「テスト」を受けまくるという、
またもや、
典型的な時間浪費タイムに突入していた。
しかし、
その中で “一際異彩を放つテスト” を、
当時の俺は見つけたのだ。
それは、
『起業センス診断テスト』
当時の俺からすると、
起業はおろか副業でさえ、
自分には無縁のものだと感じていたので、
最初は「へー」くらいのものだったし、
何よりも、9つの動画を見終わったあとじゃないと受けられないという条件も相まって、
「んー、メンドイなパス」
と、その日はスルーしてしまったのだ。
だが、それでもやっぱり朝は来る。
会社と自宅を往復する。
ファミチキを食う。
ネットサーフィンをする。
以下、エンドレス。
正直、かなり焦っていた。
でも、どうしていいか分からず、
それでもネットで情報収集をする日々が続いた。
心理テストも何度かやってしまった。
そしてまた、アイツと出会う。
『起業センス診断テスト』
俺をストーキングしているんじゃないかと言わんばかりの遭遇率で、
流石の俺も意識しはじめていた。
それはまるで、
「◯◯、お前のこと好きらしいよ」
そんなことを友人に言われて、
「は? 俺は別に◯◯のこと好きじゃねえし…!」
そうこう言っているうちに “気がついたら好きになってしまっている” 思春期の男子高校生のように。
そして何より、
俺のハートに火をつけたのは、
その『起業センス診断テスト』を紹介していた奴のこんな一文だった。
「ちなみに私のスコアは53で、上位数%に入るらしいです(笑)」
なんだその「(笑)」は…!!!
俺だって自己啓発本は沢山読んできたんだ…俺だってきっと…!!!
そんな思いでスグさま登録。
休日をまるまる使って一気に9つの動画を視聴し、
あっという間に診断テストまで辿り着いた。
しかしここで俺は、
ギクリとたじろいでしまった。
その理由は、このテストの目的。
正直、俺はこの文章をみて身構えた。
つまりこれは、
“センスがなければ自己投資をしても、時間の無駄だ”
という意味だと思ったからだ。
もし、自分にセンスがなかったらどうしよう。
自己投資だと思っていたことが本当に、
自己浪費だったと認めなくてはならなくなる。
同時に、勉強しても無駄だという
最後通告、
いや、
“死の宣告”になるかもしれない。
でも、ここで飛び込めないくらいじゃ、
俺の人生はどっちみちこのままだ。
だったら当たって砕けろ、
そう覚悟を決めてテストに臨んだ。
すると…
スコアは、50.86!
件の奴には敗北する結果となったが、
自己啓発本しか読んでこなかったこの俺が、
9つの動画を視聴しただけでこのスコアなのだから及第点だ。
※ 平均は41点らしい。
ちなみに、
このテストではリーダーシップとメンタルヘルスも見てもらえるのだが、
これはどちらも最高ランク!
ありがとう、自己啓発本!
ありがとう、ファミマの店員さん!
自己啓発本を読んでいたのも無駄じゃなかった、
あの時間もお金も無駄じゃなかった、
そう思えた瞬間だった。
ちなみに、
テストを受けるためにはまず、
9つのセミナー動画を見る必要はあるのだが、
講師をしている加藤さんの口から出るわ出るわ
“金言” の数々。
特に衝撃を受けたのは次の2つだ。
かつての俺もそうだったが、人は、
目の前にある課題(だと思っていること)をクリアすることに必死になってしまいがちだ。
しかし、その課題は本当に必要な課題なのか?
たとえば、
本当は宇宙に行きたいのに、馬車の改良を続けたって、
永遠に宇宙に行くことはできないようなものだ。(なかなか上手いこと言ったと思う)
これらはほんの序の口だが、
この起業家セミナーの代表講師である加藤さんは、
という、もはや俺のような一介のサラリーマンからすると異次元クラスの強者(笑)
正直、動画の全てを理解できたとは言い難い。
でも、
本来、参加費10万円のセミナー動画がすべて無償、
起業センス診断テスト(これも本来は5000円くらいする)まで無償で、
しかも、
高額の何かを売りつけられるわけでもなく、
「もっと高みを目指したければどうぞ」
というスタンスだから、
疑い深い俺はむしろ、加藤さんに感想を送るときに
「すいませんした!!!!」
という勢いで謝り倒し、感謝の気持ちを伝えて現在に至る。
その後、
ネット副業をはじめて、まだまだバコーン!と稼げているわけではないが、
以前のファミチキとTVerに殺されるような地獄のルーティンからは脱することができた。
2月は、給料とは別に約12万円6千円の収益。
まずまずだ。
こうして俺の “自己浪費人生 ”は幕を閉じ、
代わりに、
新たな “自己投資人生” が幕を開けたのであった。
あ、『起業センス診断テスト』を受けるための無料体験講座はココから。
追伸:
自分がやっていることが、
自己投資なのか、
自己浪費なのか分からず、
もがき苦しむ、
かつての俺のような人々に幸あれ。
俺:ファミ太(30代会社員・仮名)
文章:大河(代筆)