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【最強】アイスブレイク
こんにちは、URARAです。
本日は「アイスブレイク」についてです。
今回も社畜ダンサーさんからのリクエストです。
多分リクエストいただいた背景として、
僕がアイスブレイクが得意そうに見えたからなのかなと思いますが、、
実際けっこう自信のある領域です。(アイスブレイクの定義にもよります)
今回は僕が考えるアイスブレイクの定義と、
抑えるべきポイント、コツについてお話できればと思います。
アイスブレイクとは?
-定義について
まず「アイスブレイクって何よ」についてです。
「アイスブレイク」とは、初対面の人との会議、商談の場など、緊張感のある場を和ませるためのコミュニケーション方法のことである。堅い雰囲気をアイスに例え、それを壊すということで「アイスブレイク」と名付けられている。
一般的に言われているアイスブレイクは上記かなと思います。
僕として持っている定義ではちょっと異なります。
-より実戦に近い、具体的な定義付け
結論、僕は下記のようなものだと考えております。
自分と相手が"話しやすい空気"にするためのもの
よく勘違いされているなと思うのが、
「アイスブレイクは笑いをとるもの」という考え方です。
笑いをとること自体は良いことですが、
イコールそれがアイスブレイクとは限らないと思っております。
一方的にこちら側が喋って、場の笑いを取っていたとしても、
参加しているお客様や他の皆さんが喋りやすくなるとは限らないですよね。
むしろ、身内ネタなどで盛り上がりすぎたら、
喋りにくくなってしまうかもしれません。
(飲み会とかでもこういうことは起こりますね)
逆に別に笑いをとるわけでもないけど、
参加している人みんながある程度会話を繰り広げて、
喋りやすい状態を作れたとしたら、
それはアイスブレイクが成功していると考えて良いと思います。
アイスブレイクにおけるポイント
ここからは具体的に、どういう点を意識するべきか、
僕が意識することが多いか、書いていければと思います。
-第一印象
何よりもここです。昨今オンラインMTGなどもあると思いますが、
とにかくそれでも第一印象がめちゃくちゃ大切です。
具体的にどんなところに注意するか、
オンラインオフライン関係なく箇条書きにしてみますね。
見た目:髪型などは当然、訪問前には爪まで切ります、細部まで徹底を。
表情:当然適度に柔らかい表情での挨拶を心がけます。
声のトーン:大きすぎず、小さすぎず、相手に合わせた挨拶を。
画面の明るさ:オンラインの場合めちゃ重要ですね。
カメラ映り:自意識過剰になってでも良くありましょう。
マイクの音量:適切な音量になっているか確認を。
などなど、第一印象に関しては徹底しておく必要があります。
特に声のトーンは大事かなと思います。キーもですね。
落ち着いた雰囲気の方に対して、大きな声で体育会系な挨拶をしたら、
身構えられてしまって、アイスが大きくなりそうですよね。
あとは、"喋ってもらう"ことも大切です。
最初の時点で、相手にも喋る番をちゃんと与えましょう。
また、会議の目的によっても使い分けが必要です。
例えば、謝罪アポをする際に、初っ端ニヤニヤしていたらダメですよね。
会議の目的を意識し、出席する方の雰囲気をいち早く察して、
適切なご挨拶を心がけましょう!!
(僕は性格上、敢えてこのあたりを破る時がありますが、基本はやめた方が良いですw)
-入りのトーク
さて、皆さんが1番気になるのはここからな気がします。
アイスブレイクって何話すのが良いんだっけ?です。
具体的な話をする前に、アイスブレイクの定義を再度確認しましょう。
自分と相手が"話しやすい空気"にするためのもの
さて、ここを目指すにあたって、どんなアイスブレイクが有効か、
いくつか紹介できればと思います。(アイスブレイクは5〜8分程度の想定)
①パーソナライズされたアイスブレイク
1対1での商談の場合、パーソナライズできるとかなり良いです。
先方が複数いる場合は、キーマンに合わせてみるのもありかもです。
例えば新規商談に臨むとしましょう。
徹底的に準備する場合、WEBなどで検索してみるよ良いです。
記事などが出てくれば、それを読むことによって、
パーソナライズされた準備をすることができるからです。
もしfacebookなどを見つけられて、
趣味に「映画」などが書いてあったら、チャンスですね。
ここで大切なのは「映画がお好きなんですよね?」感は出さないこと。
そうすると「調べてくれたんだね〜」くらいになったりします。
ごく自然な流れで、映画の話題を冒頭に持ってきましょう。
例えばめちゃくちゃ雨の日だった場合、
「今日雨すごいですよね・・・全然関係ない話なんですが、
僕けっこう映画見るんですけど、映画内で嫌な事件が起きる時ってなんか大体こんな感じの雨ですよね〜、え、〇〇さん普段映画とか見ますか?あ、そうなんですね!!最近出会った面白い映画はなんかあります?・・・」みたいな…ジャストアイデアですが。
②その場特有のアイスブレイク
これは少し瞬発力が必要になりますが、
その場に合わせた瞬間的なアイスブレイクです。
例えば、オンラインでお話する際に、先方の背景に、サッカーのユニフォームがかかっていたらサッカーの話題はおそらく有効です。
そういう感じで、始まってみてからパーソナライズするイメージです。
これができるようにするためには、日頃から色々な話題にアンテナを張っておくことが大切ですね。
③どんな時でも使えるアイスブレイク
何個かはこういう武器を持っていても良いかと思います。
僕の場合、めっちゃ苗字が珍しいんで、
いつでも使える引き出しに、苗字のアイスブレイクは入っています(笑)
他にもいくらでも武器は増やせると思いますが、
僕の場合だと、苗字、音痴、最近スキンケアに目覚めている、車好き、
漫画、映画、太ってしまった、カルボナーラ、お酒好き、
健康診断が嫌い、粉薬が苦手、野菜が苦手、えぐい骨折経験がある、
社内のあだ名がURARA、キングオブコントに出たことある・・・・etc
などなど、いつ話してもある程度笑いが取れる、ある程度参加してもらえそう、ある程度興味を持ってもらえる、ある程度覚えてもらえるなど、
いくつか引き出しに武器は入っている状態です。
あとは組み合わせとサンプリングで、いい感じにできます。
日頃から練習はしておきましょ。
④自虐
これも有効です。特に、仲間と一緒にMTGに出る際には有効です。
自分が自虐を言うことで、仲間が大いに笑ってくれたら、
先方もこっちのキャラをなんとなく察してくれます。
そうすると、向こうも話しやすくなります。
また、敢えて自分の立場を少し落とすことによって、
その後の会話展開、立ち回りをやりやすくできることも多いです。
「ちなみにこれって教えてもらえたりします…?」とか、
立場とキャラを活かして、相手に喋ってもらえる場面も増えます。
アイスブレイクは必須?
さて、ここまでアイスブレイクについて書きましたが、
"必須かどうか"にも軽く触れておきます。
結論、関係値と先方のスタイルによります。
余計な話はいいから本題を!!って人も、
世の中そこそこいるもんで。ここは見極めですね。
また、最初から「お互いが話しやすい」状態であれば、
長々とアイスブレイクする必要はないですね。
スマートなアイスブレイクを軽くやったら、
さっさと本題に移りましょう。
アイスブレイクが決まると?
さらにさらに実践的な話をします。
アイスブレイクの最大のメリットは、
「自分のフィールドが整うこと」です。
上級者にもなると、お互い話しやすい空気作りだけでなく、
アイスブレイクの時点でその場の主導権を握れたりもします。
そうなると、後の話もスムーズに決まります。
だって、「自分が話しやすい環境」が整ってるので。
最大限力を発揮することができます。
例えるなら、、
遊戯王で言うフィールド魔法です。
体育がサッカーの時のサッカー部です。
脚が速い人の体育祭です。
歌が上手い男の飲み会後の二次会カラオケです。
何も予定がない日の漫画喫茶です。
人の金で楽しむ高級焼肉です。
藤原竜也が出演する頭脳戦ものです。
・
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うん。
逆に商談でうまく力を発揮できない人は、
いったんアイスブレイクを改めて意識してみましょう。
空気感を作ることが大切なんです。
これは社内のmtgや、プライベートでも使える話です。
最後に
最後に、結構前ですが、実際にあった僕のアポを例に出しますね。
(少し濁します)
【前提】
・同僚が取ってくれたアポ
・先方は一名
・初対面、新規商談
・メインスピーカーは僕
・オンラインアポ
この状況でどんなアイスブレイクだったのか、
振り返ってみますね。
①入室後、同僚からご挨拶後、僕と先方もそれぞれ一言
②同僚が、改めて僕からサービス提案をする旨を説明
③同僚から僕へパス
ここまで話してもらった後で、僕のターンです。
同僚からの紹介パスを受けて、僕はまず、
「苗字」の引き出しを開けました。
なぜかと言うと、僕の苗字が同僚の口から出たので、
スムーズに話し始められる話題だったからです。
「今紹介してもらいましたが、僕の苗字○○って言うんですよー、珍しいですよね…呼びにくくてすいません!」で、自虐を入れつつ。
「もしテキストでやりとるする際は、漢字の偏見が面倒だと思うので、カタカナ表記で大丈夫です!それか下の名前でも僕は嬉しいです!」などで小笑いを取る。
(実際はもう少しニュアンス柔らかめにね)
ここまでで、ちょっと笑ってくれる優しい方でした。
なので、もう少しだけ場をほぐそうかなと。
そこで開けたのが「その日特有の引き出し」でした。
なんせ僕、その日スーツだったんですよね。
普段はもう少しカジュアルなのですが。
さらに先方はカジュアルめな服装だったんです。
そこで僕は「いや実は今日、ちょっと先にお伝えしたいんですが、僕スーツ着てるじゃないですか、普段はもう少しだけカジュアルなんですよ!」と始めました。
「これ僕がスーツ着てることで、めちゃくちゃ営業されると身構えてしまうかもですが、全然そんなことないのでご安心ください!!」と続けました。
この時点で、結構笑ってくれました。
この話をした理由もまさにここにあって、これを言わなかった場合、本当に身構えられてしまっていたかもしれませんね。
結果として、いい空気感でプレゼンに進むことができて、
先方からも多数質問もいただけて、結果的に、
非常に良い着地をすることができました。
(ほんとに感謝の極みです)
アイスブレイクというのは軽く見るべきものではないです。
同じ内容のプレゼンでも、しっかりと空気が整っているのと、そうでないのでは、プレゼンの仕上がりに大きな差が出ます。
本当はもっともっと話したいのですが、
長くなってしまうので、ここまでで。
長いのに読んでいただきありがとうございました!!!
質問、コメント、リクエストなど、
たくさんたくさん募集中ですーーー!!!
(社畜ダンサーさんいつもありがとうございます)