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ものを書くこと(ライター&創作)

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ライターであり、創作活動(アマ)をしているわたしの「ものを書くこと」関連のnote。
運営しているクリエイター

#仕事

名のある日記帳から、名のないnoteへ

名のある日記帳から、名のないnoteへ

「こんなことを考えています」と書きはじめたのは、小学校一年生のこと。

本来は日記である「あのね帳」に、途中から「しぜんはたいせつ、しぜんをまもろう」と連載スタイルで毎日書き綴ったのが最初だ。

読書感想文も、感想というよりも小論文のようで、子どもらしさはあまりなかったかもしれない。幸いだったのは、「意見します」といった可愛げのないスタンスの文章も、先生方がおもしろがって受け入れてくれていたことだ

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我思い書く、ゆえに我あり

我思い書く、ゆえに我あり

夫の仕事が当面休みのため、言ってしまえばこれまでより時間・体力的には楽なはずの外出自粛期間。(ふだんは90%以上ワンオペ)にもかかわらず、妙に疲れるし夜は眠いし、これは単にホルモンの時期によるものなのか、本当に疲れているのか、自分でもよくわからない。

ただ、書くときの集中力は何となく減だ。いや、確かに減だ。能率が悪くなっているなあと思う。割とインドアで出不精なわたしですらそうなのだから、もともと

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わたしの「聞いて・書く」、何かお役に立てませんか

わたしの「聞いて・書く」、何かお役に立てませんか

非常事態が起こると、いろいろな人が自分にできることを探しては、時に「自分には何もできない……」と無力感に打ちのめされる。そんな姿を、これまでも何度も目にしてきました。

2011年の震災のあとには、個人的に好きで読んでいたブログを書かれている人たちの多くが、上記のような状態に陥っていました。節電する必要性が叫ばれていたし、「楽しいことは自粛すべき」といった雰囲気もあったから、いくつものブログが「更

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「“きゃりあ”って何それ、おいしいの?」な女子中学生は、アラサーでワーキングマザーになった

「“きゃりあ”って何それ、おいしいの?」な女子中学生は、アラサーでワーキングマザーになった

「卯岡さんはさ、将来キャリアウーマンになるんやろなあ」

滑り止め用の私立高校受験の帰り道、受験したメンバーで駅まで連れ立って歩いている最中に、Sくんが言った。会話の流れは憶えていない。ただ、あまりにもわたしに不似合いなその言葉に、

「ええっ? ないない。あり得へん。いつも思ってるけど、うちのこと買いかぶりすぎやねんて」

と即座に反応した。

彼は、なぜだかいつもわたしのことを「頭がいい」「エ

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痛みや苦しみは必須じゃない

痛みや苦しみは必須じゃない

苦しさを乗り越えて到達した山頂からの眺めは格別だ。達成感が美しさを際立たせるのだろう。山登りは趣味ではないけれど、あの「やった、綺麗!」という感覚は身体が覚えている。

同じようなことなのか、誰かがハードルを乗り越えた先に何かを成し遂げることに、わたしたちはいたく感動する。投げかけられる「感動しました」「勇気をもらいました」の数々。

代表的なものはスポーツの試合や大会だろう。スムーズに実績を打ち

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ライター2年生の所信表明

ライター2年生の所信表明

ライターとして働き始めてから一年が経ちました。

夫の転職(収入減)、次男の入園(幼稚園代ダブルパンチ)を前にして、「今のままじゃ生きていけない」と思い始めたライター業。

検索で偶然見つけたランサーズやクラウドワークスに登録をして、右も左もわからないなりに進みながら、無事に一年が経過しました。

それとほぼ同時期に始めたTwitter。元来人好きなため、Twitterを使う目的は出会いのため。ブ

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