ライター2年生の所信表明
ライターとして働き始めてから一年が経ちました。
夫の転職(収入減)、次男の入園(幼稚園代ダブルパンチ)を前にして、「今のままじゃ生きていけない」と思い始めたライター業。
検索で偶然見つけたランサーズやクラウドワークスに登録をして、右も左もわからないなりに進みながら、無事に一年が経過しました。
それとほぼ同時期に始めたTwitter。元来人好きなため、Twitterを使う目的は出会いのため。ブランディングやら営業用やら、ビジネス利用なんて何にも考えずに使い続けて、結果たくさんの出会いに恵まれました。
ビジネス利用なんてしていなかったのにも関わらず、最近はお仕事のお話をいただいたり、自ら突っ込んでいってお仕事のご縁をいただけたり。仕事面でもありがたいご縁をいただいています。
大人になってから、こんなに幅広く年齢性別職業を問わない友達(って言っていいですか?)ができるだなんて、まあ10代のわたしは想像していませんでしたよね。
「会いたいなあ」と思った人にたくさん会ってもらえて、今は「会いたいです」と言ってくれる人までいます。ただの人好きマシンガントーカーですが、言ってくれた人とはガンガン会いますよ!(笑)
もともとわたしは雑学が好きで、好奇心が旺盛です。だから、割と雑多なジャンルを持っているライターだと思っています。専門性という話題が出るたびに、「何もないなあ」と感じてきました。それでも、知識を仕入れることは新しい世界を垣間見られて、楽しい。そうした楽しさを元に仕事をしてきました。
人に会いたいのも同じ理由です。人の話を聞くことで、知らない知識を見聞きしたい。「こんな世界があるんだよ」って教えてほしい。会話をすることで、自分でも把握していなかったわたしの引き出しを開きたい。そういう思いを抱いています。
ここ最近は、取材やインタビューの仕事をさせていただけるようになりました。これがまた、楽しい。
「こんな世界があったんだ」「こういう人生があるんだ」「こんな信念が」「こんなストーリーが」
……言い出したらキリがないくらい、「いい!」「この良さ、素敵さを伝えたい!」という感情を何度も何度も味わっています。
わたしにはオタクといえるほどの秀でた知識はありません。でも、初対面の人と楽しく話して、熱量のある話をお聞きすることができる、と思っています。(できる、と言い切ることが怖いチキンですが)
わたしが楽しいと感じられて、強みも活かせて、誇りややりがいも感じられる仕事は、ここにあるのだろうなあと思っています。
自らが出張り輝く主役ではなくて、見つけた輝きを増し増しにして伝えられるようなライターになりたいなあ。
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一年前に眩しく見えた一年上の先輩ライターほど、わたしは進んでも輝いてもいないでしょう。
それでも、こうして一年積み上げてこられたことは誇りに思いたいし、同業者だけでなくクライアントさんにも恵まれている状況を本当にありがたく思っています。(クライアントさんとトラブルになったことはないのです。いろいろ見聞きするけれど、わたしは本当に一切ない。ありがたいことです)
己の不出来の言い訳として「未熟」と言いたくはないのだけれど、それでも自分自身には「未熟だ」と言い聞かせ、謙虚にさまざまな仕事や関係性を築いていきたいな。
「まだ知らないものがたくさんある」「学べるものがたくさんある」って、なんて刺激的で素敵なことでしょう。
さあ、ライター二年生のスタートです。一年後のわたしは、どんな場所にいるかな?