2025年1月21日　細切れ睡眠

とろみのある眠りの中にいます。
電気毛布で温めた布団の中は、心地よく、
眠りもクリームのように滑らかです。
すべすべでうっとりするような心地よさ。
と、不意に何かに気づいて、
目が覚めます。
何でしょう、何かが起きました。
眠りから醒めざるをえない何か、
でも正体がわからない、何かが。
目がぱちりと開きます。

スマホをタップして時計を見ると2時です。
「おいおい勘弁してくれよ」と思って
目を閉じます。
「2時はないよ！2時は」と思ったことを覚えています。
12時前に就寝したのですから、2時間しか経っていないということになります。
寝返りの途中にまた目が覚めて、
スマホをタップして時計を見ると
今度は4時です。
「4時？4時だって！！」と思った瞬間に目を閉じます。
何が原因かわかはないが、
本当にいい加減にしてほしい、と強く憤ったことを
覚えています。
結局その後は、
起きなくてはならない時間直前まで、いやその時間をやや過ぎても眠りを貪っていました。
とにかく眠いのです。
まあ、それは当然です。
あれだけ細切れの睡眠であれば、
そうでしょう。

出かける準備をして、
通勤路を歩いていても、頭がぼんやりしています。
歩いていく人々、
小学生や若者、
サラリーマン、
女性、とその外見を認識するのにも、
少しばかり、時間がかかっています。
わかるのはわかるのですが、
いつもより一拍遅れる感じです。
指差し確認のような状態で、
「あれは〇〇」、「これは〇〇」とゆっくり確認しながら進みました。
ふらふら歩いているつもりはありませんが、
車が急に突っ込んできた場合、
この認知能力では
とても上手く避けられそうにありません。
おそらく、車が見えたとしても、　
「ああ、車だ」と認識するまでにたっぷり、
1分はかかりそうです。
そんなことを考えながら、歩いていくうちに、
幾分か、
頭が、すっきりしていました。

しかし、道には救急車が止まっているし、
駅の構内には、
ストレッチャーに乗せられた人がいます。
今日はもしかして、私以外も、頭がぼんやりしている日なのでしょうか。
さらに別の駅で、ホームにいると、電車からふらふらと倒れ込むように出てきてしゃがみ込んだ人がいました。
声をかけようか迷っていると、
しばらくして、その人は立って、わりとしゃんとした足取りで、去っていきました。
よかった、と胸を撫で下ろしつつ、
朝から、二連続で、
不調な様子の人を見かけたという事実に気づきます。
やはり、今日は、頭がぼんやりしている人、
もしくは不調な人が多いのかもしれません。
すでに見知らぬ他人で2人！
2度あることは3度あるとも言いますから、もう1人くらい、見かけるかもしれません。
次こそは、きちんと手助けをしたいものですが、
そういう私も細切れ睡眠のせいで、本調子ではありません。
慎重に行動を起こす必要がある、と思いました。
また、SNSの相互である星見当番さんも眠りが浅いというnote記事をあげています。

（引用したと思ったら抜けていました…。すいません！)
星見当番さんは運動不足が原因かと分析しておられます。
もしかすると、結構な人が、寝不足なのでしょうか？

私の場合は、運動不足以上に、
夜にダラダラとSNSを見ているのがよくない気がします。
昨日はある程度note記事を書けていたのに、更新せず、
SNSを見ていました。
さっさと更新して、Audibleを聴き始めるのをもっと早めるべきでした。
最近また、アガサ・クリスティを聴いているのですが、これがとても面白いのです。
やっぱり、クリスティにはハズレがない！
犯人を推理しながら、聴いていると、
知的好奇心でワクワクし、テンションが上がります。
そして、空いた両手で、用事をどんどん片付けていくことができます。
ミス・マープルが出てきた時には「待ってました！」と掛け声をかけたくなるくらい、
集中して、聴いていました。
布団に入っても少しばかり、続きを聞き、楽しみなところで止めて、眠りについたのですが、
振り返ってみると
あの作業速度なら、
時間はもう少し繰り上げられたはずでした。

細切れ睡眠の原因は、何でしょうか。
昨日の仕事の疲れ？
SNSの見過ぎ？
ストレス？
思い当たることを色々と考えてみますが、
しっくりきません。
1番可能性があるのはやはり、SNSの見過ぎでしょうか。


今晩は、もっと早く眠りにつこうと思います。
何にせよ、細切れ睡眠は、身体も精神も辛いのです。
そういえば、夢見も良くありませんでした。
悪いことは起こらないけれど、何となく不穏、という世にも奇妙な物語の前半のような
描写が続く夢を見ていました。
平成初期に撮られたホラー映画みたいな質感でした。
調子が悪い、と言うことです。

今日は一日、以下の4つを心がけています。
最後の項目だけは、今から取り組まなくては。

・本調子ではないので、言動に気をつけること
・SNSでセンセーショナルな投稿を読み漁らないこと
・仕事の悩みは一旦保留すること
・今日ははやく眠りにつくこと

今日こそは深い眠りにおちられますように。