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2024年12月27日 自家製キャロットケーキに挑戦
キャロットケーキが好きです。
お気に入りのカフェのキャロットケーキは
ぎっしりと人参が入っていて、
スパイスが効いており、
クリームチーズのフロスティングが乗っています。
ここのキャロットケーキには、ココナッツが入っていて、食べると、シャキシャキします。
ふわふわの生クリームで飾られたスポンジまで柔らかいケーキや
とろとろのプリンとは全く違く方向性のおいしさです。
ずっしりと重い、質実剛健な風体のケーキなのです。
スパイスがしっかり効いていて、
そこにクリームチーズのフロスティングのまろやかな味が合わさります。
1度に丸ごと食べるのはためらわれるほどなので
たいてい、半分にして食べています。
熱い紅茶に、冷たい牛乳を注いだミルクティーか
珈琲を合わせていただくことが多いです。
時折、無性に食べたくなって、
買いに行きますが、
最近は忙しくてなかなか購入しに行けていません。
無印良品でも
キャロットケーキを取り扱っていると聞いて、
先日、無印良品を訪れた際に探したのですが、
見つかりませんでした。
見つからないとなると
とてつもなく食べたくなるのが、人間の性というものです。
そんなところで、
料理家の今井真実さんのこの投稿を見かけました。
粉は小麦粉だけのりんごケーキ
— 今井真実 料理家 (@mamiimai_gohan) December 6, 2019
りんご1個 スライス
砂糖30g
塩1つまみ
卵1こ
菜種油40g
小麦粉100g
上から順番によくよく混ぜて型に入れ、180度50分余熱したオーブンで焼く。
シナモン、レーズン、アーモンドプードル等入れて、アレンジおすすめです。#被災地農家応援レシピ pic.twitter.com/C0NJG83tc3
さすが、今井真実さん、
材料もシンプルで、
作業行程もわかりやすいレシピです。
これなら思いついたらすぐできます。
ちょうど、頂き物のりんごがあったので、
ひとつを使って、
粉は小麦粉だけのケーキを作ってみました!
パウンドケーキ型に
クッキングシートをしきこんで
焼き上げました。
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シンプルな材料ですが、
全くパサパサにならず、
しっとりしたケーキに仕上がります。
りんごの水分と油、玉子の水分で、こんなにしっとりするのですね。
食べているうちに、
キャロットケーキのことが頭に浮かびました。
この今井真実さんのレシピを
キャロットケーキにも転用できるのではないか?と考えたのです。
レシピのりんごの部分をにんじんに変え、
作ってみました。
材料:
にんじん 2本
砂糖 30g
塩 ひとつまみ
玉子 1個
米油 40g
小麦粉 100g
製菓用ココナッツ 15g
シナモン・オールスパイス お好みで
ドライフルーツ お好みで
くるみ お好みで
にんじんはおろし器で、すりおろします。
今回は小ぶりなものを2本すりおろしましたが、
もしかしたら、3本にしてもよかったかもしれません。
大きなものであれば、1本でもいけるかも…。
そして、元々の材料に加えて、
絶対外せないココナッツとシナモンとオールスパイス、
思いつきで、
ミックスドライフルーツとくるみを入れました。
りんごのケーキと同じように、
パウンドケーキ型に、クッキングシートを敷き込んでから、
生地を流し込みます。
元のレシピにならって、
180℃50分、予熱したオーブンで焼きました。
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予想通り、
にんじんとココナッツぎっちりのキャロットケーキができました!!
冷めてから、パウンドケーキ型から出して
薄く切り、食べてみます。
美味しい!
これですこれ。
りんごのケーキの時より固めで、
ぎゅっとしまったような歯応えです。
お気に入りのカフェのキャロットケーキにかなり近い味がします。
少し砕いて入れたくるみとスパイスがキャロットケーキらしさを引き出してくれています。
キャロットケーキにつきものの、
クリームチーズのフロスティングは、
面倒臭いのと、
脂質が多そうなので割愛しました。
フロスティングがかかっていれば、より、近い味かもしれません。
そもそもフロスティングってどう作るのでしょう。
「①クリームチーズを泡立て器で、練ってクリーム状にする」
「②①に砂糖やレモン果汁を加える」
想像よりは、難しくなさそうです。
減量を達成した暁には、フロスティングも作って乗せることにしましょう。
今回、調子に乗って、ミックスドライフルーツも練り込んだのですが、
それはちょっとやり過ぎだった気もします。
ドライフルーツが入っていて食べると甘すぎる箇所がありました。
入れるとしたら、レーズンだけに絞った方が良さそうです。
次回作るときには、レーズンだけ、
もしくはドライフルーツ無しで作ってみましょう。
次回作る際には、
次の3点に気をつけます。
・にんじんは小ぶりなら3本使用する
・ミックスドライフルーツは入れない
・くるみとココナッツは必ず入れる
料理は好きなのですが、
お菓子作りは苦手意識がありました。
「いつか大好きなキャロットケーキを作れるようになりたい」とは思っていたのですが、
こんなに気軽に作れるなんて
驚きです。
自分が好きなものを自分の手で作れるというのは
もはやひとつの魔法です。
自己有用感とか自己肯定感とかいう言葉を並べる前に、
自分の好きな食べ物をひとつ、
自分で作れるようになった方がいいのではないでしょうか。
自分が好きな食べ物を自分で作れるって、
それぐらい、勇気づけてくれるのです。
自分がどんなにダメに思えても、
「でもキャロットケーキ作れるしな…」と呟いて、
しばらく、キャロットケーキを食べつつ、耐えて、生き延びればいいのです。
実は、甘く煮た人参は苦手な私は、
そうやって今日も生きてゆきます。
もともとのレシピを公開してくださった
今井真実さん、
いつもありがとうございます。
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