2024年5月2日 ジムで心が折れる理由
運動をするのは大嫌いですが、
今後の人生のために、お安めのジムへ通っています。
その顛末については、
これまでにも何度も書いています。
きらきらしたジムでのトレーニング、自分磨きというのではなく、うつうつしながら基礎体力維持を、なんとかやっているという状況です。
全く美しい光景ではありません。
そして、
運動そのものももちろん、おっくうなのですが、最も気持ちのエネルギーが必要なのは移動です。
元来、
運動をするのが大嫌いなので、ジムへ行くまでにものすごく、勇気がいるのです。
ぼんやりと自分の考えに浸っていたいところを引き剥がし、
起き上がり、着替え、靴をはき、ジムへ向かう、その一連の行動が、大変なのです。
着替えるところが特に、厄介です。
着替えながら、次々と湧き上がってくる愚問にとらわれてしまいそうになります。
どうして、やりたくないことをしなくては行けないのか、
どうして、疲れることをしなくては行けないのか、
これだけ苦労しても、結果が出ているわけでもないのにやるのか、
結果が出ない辛いことをやる意味は?
そんなことをやってどうする?など
行動をやめたくなるような、質問がどんどんと湧いてきます。
最近気づいたのですが、こういう時は、
何も考えずに、とにかくやるのが1番です。
「意味などなくていい、とにかくやる」
「結果がでなくていい、とにかくやる」
疑問に詳細に答えようとすると、足を取られます。
答えるのは最低限でいいのです。とにかく、行動すること、立ち止まらないこと、だけを意識します。
今は考えないのが1番良いのです。
そうして、着替え、その後、何とかジムまで到着したらスムーズに運動を始められるかと言えば、
そうでもないのです。
ジムに行っても、やる気が消えるアクシデントはたくさんあります。
ジムで心が折れる理由①ジムが混んでいる
人混みが苦手なので、ジムにたくさん人がいるだけで、やる気が消えます。
そんなことはどうしようもないことなのですが、
「やめようかな…」という気持ちになってしまいます。
反対に、
入った瞬間、たまたま、誰もいない時、心の底からほっとします。
緊張するのは、おじさんとおばあさんに近いおばさんで混み合っている時です。
若い利用者は利用者に急に話しかける人はほぼいません。
イヤホンをしている人が多く、自分の世界でトレーニングしているタイプが多いので気が楽です。
おじさんは大部分が大人しいのですが、まれにひどく困った人が出現する場合があり(⑤で言及)、
沢山あればそういう人に当たる可能性も上がる為、緊張感があります。
おばあさんに近いおばさんたちは、運動をせずに、ワイワイ喋っていることが多いので、騒がしいです。
1人だけだと静かですから、複数でいるかどうかがポイントです。
アプリで混み具合を調べて、出来るだけ人が少ない時間帯に行くようにしていますが、
扉を開けて、人がぎっしりいると、やる気も失せるというものです。
ジムで心が折れる理由②マシンで休憩している人がいる
座って行うマシンに、座ったまま、ぼんやりスマホを眺めて画面をスワイプしている利用者が結構います。
これは若い人に多い印象です。
スマホを見たくなる気持ちはよくわかります。
しかし、自分としては
使いたいマシンがあるのに、使えないというのはなかなかストレスです。
違うマシンを使いながら、使えるタイミングを待つのですが、そうこうしているうちに、どんどんやる気が低下して行ってしまうのです。
できたら、スムーズにマシンを一巡したいので、占拠されているマシンがあるとそこで邪魔されたような気持ちになってしまうのです。
ささやかなことですがなかなかストレスになり、ジムへ足が遠のく原因になっています。
ジムで心が折れる理由③マシンのおもりピンがなくなっている
通っているジムのマシンにはおもりがついており、それぞれ自分に合ったおもりにするのですが、その際、おもりにピンをさすことになっています。
ピンと言えば聞こえはいいですが、何度も、無くなったり、壊れたりしたせいで、ほとんどのマシンのピンは、マシンと繋がるコードがついた正規品ではなく、長めの金属製の棒に変えられています。
そして、コードがついていない、金属製の棒はわりとなくなりやすいもののようです。
あんなものがどこに行ってしまうのか、とんと検討がつきませんが、よくなくなっています。
おもりピンがなくなるということは、自分に合ったおもりにすることができないということです。
おもりがないマシンを動かしたところで大した意味はなさそうですし、
②と同じで、マシンが使いたいタイミングで使えないというのがやる気を失わせます。
使えないもしくは使っても意味がないマシンがあるということは、恐ろしくやる気を削ぐものです。
ジムで心が折れる理由④利用者が口論している
先日、マシンを動かしていたら、利用者同士が言い合いになっていました。
混んでいるのにトレッドミル(室内で走るための機会)を1時間近く使っている人がいることに気づいた人が、熱心に「それは良くない」と注意をしていました。
あとから来た若い利用者にも使えるように、わざわざ口を出してくれていたようですが、ストレス解消・健康維持のために来る場所で、口論するのを見聞きするのはなかなかにきついものがあります。
イヤホンをしているので詳細をあえて聞きませんでしたが、楽しいものではありません。
口論が終わったあと、注意したおばさんが、仲間のおばさんに、あれこれと状況説明をするのを聞くのも辛いです。
そんな状況は、小学生で終わりにしたいものです。
注意したおばさんは正しく、何も間違っていませんでしたが、運動へのやる気は削がれるのです。
ジムで心が折れる理由⑤ インストラクター気取りおじさん
今1番、不快感を感じ、ジムを辞めようかと、思うのはこの⑤が理由です。
頼まれてないのに、インストラクター気取りで、女性にばかり話しかけるおじさんがいます。
女性利用者を見かけると近づいていき、かなりの大声で、マシンの使い方、音を立ててはいけないことなどを高圧的に説明し始めます。
一時期話題になった、「美術館に行くと勝手に解説を始めるおじさん」とか「ゴルフの練習をしていると横から勝手に教え始めるおじさん」の仲間なのでしょう。
初対面の人に馴れ馴れしく近づく距離感の近さ、偉そうな大きな声、何より、こちらの意向と関係なく、一方的な説明を始める姿勢、「女性は〜だから」という偏見に基づいたアドバイス、全てがつらいです。
貴重な休みを使ってジムに行っているのに、こういう人と遭遇する可能性があるのが、本当に嫌です。
一度話しかけられた時は、完全無視をしてやり過ごしましたが、完全無視もなかなか労力が必要です。
全く反応しなかったので、「こいつはすげぇや!」と言われました。
その昔通った女性だけのジムではこういう人はいませんでした。
インストラクター気取りおじさんは、おじさんにも話しかけてはいるようですが、女性に対してほど、高圧的でもしつこくもありません。
このおじさんが狙っているのは自分より若く、ジムのことがわかっていない、慣れていない様子の女性です。
その振る舞い自体が腹が立ちますし、うんざりさせられます。
おじさんは平日でも土日でも決まって時間に現れているようです。
今日は母娘の2人組に偉そうに話しかけていて、見ているだけだ辟易しました。
もう時間をずらすしかなさそうです。
ジムで運動したいだけなんだけどなぁ…と思います。
インストラクター気取りおじさんは、ジムで運動をするのが楽しみというよりは、女性に偉そうにアドバイスするのが楽しみな様子でした。
どうして、運動したい方がこんな調整をしなくてはならないのか…。
ただでさえ、行きたくない場所なので、心が折れる理由がこれ以上増えると、
退会するしかないか…と考えています。
運動自体は、すごく良いと思っているんですけどね…。