“菊を生ける”. 浮世雲のつぶやき
非日常の旅から 戻るとやって来る
そう
エネルギー枯渇と寝込み….
でも
バタバタバイクに乗って 漁場を
眺めに
リハビリ リハビリ
鮎漁師は 川に居る時が心地よい
魚の気配は 無いけれど
長居するエネルギーは 無く…
戻って 寝込む
旅疲れ…
そうなるのは わかっているけど
非日常の空間に 招かれる
リハビリ リハビリ
山と川と雲と花を 愛でていれば
寝込む事も無く 一日が終わる
そこまで 辿り着くのに 一年
今日 何やった?
“庭の菊を生けた”
家中に…
江戸の天才文人画家 池大雅
“清い生き方に強く憧れながら、やはり八坂神社のそば、都の街中で生き続けたのでしょうか?”との問いに
こう答えた
“御縁をいただいた
大雅の真理は この一枚に
あると 思っています。
ただ 毎日毎日 ほろ酔いで 菊を眺めて気付いた
都の人に ほんとの
清さを 伝えたかったんじゃないですか?
華やかな都の美の中に
ある 素朴な美を”
と 描いてはみたが….
“含みたっぷり過ぎて 良くわからない”
御意
今宵 何処からか
ウイスキーの肴なるものが やって来た
ならばと
酒蔵から 一本取り出し封を切る
“菊を生けた”だけ
そんな一日
晴れのち 寝込んだけど
“まあ それも 良い”
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
ゆっくり ゆったり ぼちぼち
明日 朝 目が覚めれたら
また 想う
“今日 何食べよう”
部屋の中を もののけが 舞う
猫師匠 寝なさい….
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