ぐずぐず先延ばしにしないための5つの脳の法則
今回の内容はかなり有益だと思います。
かなり多くの研究で証明されている心理学の基本に則った5つの法則をざっと紹介します。(以前紹介したものも改めて紹介します)
目次
・1.ツァイガルニク効果
・2.ヤーキーズ・ドットソンの法則
・3.パーキンソンの法則
・4.プレマックの原理
・5.自我消耗
・まとめ
1.ツァイガルニク効果
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
最初は無料で利用できるが途中から有料になるサービスや、CMにおける「続きはウェブで」などの表現はこの効果を応用しているといわれています。
学習に応用すると手づまりな課題からはかどっている課題まであえて中断することでその物事に関する印象が強くなります。
・・・・・BRIALLYN SMITHは以下のことを示唆しています・・・・・
・5分でそのタスクを行い、ひとまずタスクから離れます。するとタスクに戻った時、遂行するためにすぐ取り掛かれるようになります。
・複数の締め切りに追われているとき頭から離れないため特定のタスクの集中や新しいタスクに取り組むことを阻みます。
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2.ヤーキーズ・ドットソンの法則
学習作業等を行なう際、罰を与えなかったグループよりも、罰を与えられたグループの方が作業効率が高い現象。ネズミを用いた実験で、動機づけには、罰やストレスなどの不快なものが一定量あったほうが、効率が上昇するという法則が判明したそうです。
これを応用すると自身が行う課題に対してペナルティや時間制限等を設けることによって作業効率が上昇することが期待されます。
3.パーキンソンの法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する法則
これは締め切り効果にも通ずる話ですが、よく締め切り直前の方が作業がはかどることってありますよね。このように限られた時間をすべて満たすようにタスクに取り掛かってしまう現象を示唆しているのです。
なので特定の仕事やタスクに取り掛かる際は締め切りや期限を細かく明確に設けることで作業の効率が上昇します。
4.プレマックの原理
低頻度行動の結果として高頻度行動(好きな行動)をさせると,低頻度行動の頻度が増加する原理
何を言っているのかといいますと、いつもやっていることと普段やっていないことを結びつけることによって普段やっていないことをより行うようになるという原理です。
例えば、子供がテレビゲームをやっているとして勉強をその習慣と結び付けることでその行動を次第により取り組むようになります。
身につけたい習慣は他の習慣と結び付けるとよいという言葉はこの原理にのっとっているのです!
5.自我消耗
セルフコントロールや意志力は、使うとなくなる精神的なリソースの限られたプールを利用しているという考え。
これは俗にいうウィルパワーと関係しています。
この定義はまあいいのですが大事なのは
脳の負担を減らすような一日を過ごすように心がけることで一日の生産性が爆上がりするということです。
例えば服装を決めておく、食事を決めておく、など選択する場面をなるべく固定することで脳の負担は減り生産性の高い一日が過ごせます。
ぐおおおお!!爆上がりいいいいい!!!!!
まとめ
行き詰った時やいいところであえて作業を中断しよう
ペナルティや制限を自分に課すことで緊張感をもって作業しよう
日常的にやっていることと結び付けることで習慣は身につくぞ
迷う時間を極力減らすように一日を設計しよう
ご覧くださりありがとうございます。 サポート代はネコの栄養になります(1食100円だにゃん)