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Lomokie Diary🇬🇭 in ガーナ

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JICA海外協力隊の活動記録。私はこの地でLomokie(ロモキエ)として生きています。詳しくはLomokie Diary #3 🇬🇭をごらんください。
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記事一覧

Lomokie Diary #65🇬🇭「アダソルトチョコはいかが?(ソルト編)」

Lomokie Diary #65🇬🇭「アダソルトチョコはいかが?(ソルト編)」

前編(カカオ編)では、カカオ農園とチョコレート専門店『BIOKO』の紹介をしました。後編(ソルト編)では『BIOKO』のおすすめフレーバーをお届けします。

3.おすすめフレーバー『アダソルト』BIOKOの板チョコは種類が豊富。ミルク・ダーク・カカオニブ・キャラメルクランチ・ピーナツバターなど様々なフレーバーがありますが、なかでもおすすめしたいのがこの『アダソルト』。

何を隠そうこの商品の原材料

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Lomokie Diary #64🇬🇭「アダソルトチョコはいかが?(カカオ編)」

Lomokie Diary #64🇬🇭「アダソルトチョコはいかが?(カカオ編)」

もうすぐバレンタイン🍫
バレンタインといえばチョコレート、チョコレートといえばカカオ、カカオといえばガーナ🇬🇭というわけで、前編(カカオ編)ではガーナのカカオ農園とチョコレート専門店、後編(ソルト編)ではチョコレート専門店のおすすめフレーバー『アダソルト』をご紹介します。

1.カカオ農園ガーナにチョコレートがやってきたのは19世紀後半。当時スペイン領だった赤道ギニア共和国ビオコ島から、カカ

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Lomokie Diary #63🇬🇭「ファーストエイドハンドブック」

Lomokie Diary #63🇬🇭「ファーストエイドハンドブック」

1.保健分科会保健分科会とは、ガーナ国内で活動する保健医療関係の隊員で構成された分科会です。メンバーは全部で8名(2025年1月時点)で、職歴は様々(保健師、看護師、理学療法士、養護教諭)。

年に3〜4回集まって、活動に関する情報共有をしたり、JICAの専門家の方が実施しているプロジェクトを見学させてもらったりしています。

2.ファーストエイドハンドブックそして今年度、分科会メンバー全員で協力

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Lomokie Diary #62🇬🇭「アパートの水道事情」

Lomokie Diary #62🇬🇭「アパートの水道事情」

私の家は平屋造りのアパートです。
インフラはどちらかというと恵まれている方で、断水は長くても2日程度、停電は数分から半日程度で終わります(どちらもだいたい週に数回の頻度)。

そんななか、事が起こったのは12月下旬。10日間に及ぶ断水の末、ガーナ生活1年9ヶ月目にして初めて貯水バケツの水が無くなる経験をしました。

手洗い洗濯をした後の水でトイレを流したり、自炊を避けて洗い物を減らしたり、最小限の

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Lomokie Diary #61🇬🇭「ガーナごはんの世界へYou are invited!②」

Lomokie Diary #61🇬🇭「ガーナごはんの世界へYou are invited!②」

前回(上の記事)の続きです。

いざ、ガーナごはんの世界へ🇬🇭
You are invited!

3.Rice1)マーケットで売られているお米

2)アジア産🌍

3)ガーナ産🇬🇭

4)トーゴ産🇹🇬

5)ライスアンドシチュー

シチューとは、ご飯の上に乗っている赤いペーストのことで、その材料は、トマト・油・玉ねぎ・ニンニク・生姜・唐辛子・カレー粉・フィッシュパウダー・塩。ねっと

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Lomokie Diary #60🇬🇭「ガーナごはんの世界へYou are invited!①」

Lomokie Diary #60🇬🇭「ガーナごはんの世界へYou are invited!①」

先週、日本の教員仲間から「ガーナの食文化を授業でとりあげたいんだけど、良い写真ある?」とのメッセージをもらいました(こういう連絡めちゃめちゃ嬉しい!)。写真フォルダを漁ったところ、わんさかわんさか出てくる出てくる。

作物(プランテン・キャッサバ・米・メイズ)ごとに整理してみたもののうち、今回はプランテンとキャッサバについて紹介します。

いざ、ガーナごはんの世界へ🇬🇭
You are inv

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Lomokie Diary #59🇬🇭「サナギ期間」

Lomokie Diary #59🇬🇭「サナギ期間」

0.「サナギ期間」「サナギ期間」とは、大統領選挙の影響で任地から出られない「おこもり期間」のこと。(命名 by Lomokie)

1.大統領選挙2024年12月7日(土)、ガーナでは4年に1度の大統領選挙が行われました。与党NPPと最大野党NDCのどちらが政権を握るか、国民の関心は非常に高く、各候補者の顔がプリントされたTシャツや爆音の選挙カーが登場したり、都市部ではデモが実施されたりと大盛り上

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Lomokie Diary #58🇬🇭「月経指導」

Lomokie Diary #58🇬🇭「月経指導」

私の主な活動先は長老派教会が母体の公立小中学校です。この学校では毎週水曜日にWorship Time(キリスト教について学ぶ時間)があり、キリスト教に関する内容(賛美歌の練習・牧師さんによる説法・聖書クイズ
・クリスマスイベントに向けた準備など)の他、算数クイズや理科クイズ、地域のヘルスワーカーによる健康教育なども実施されています。

そして、2024年11月13日(水)のテーマはMenstrua

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Lomokie Diary #57🇬🇭「国際ボランティアデー2024」

Lomokie Diary #57🇬🇭「国際ボランティアデー2024」


1.IVDイベント(International Volunteer Day)国際ボランティアデー(12月5日)を記念し、11月4日(月)、ガーナの首都アクラ近郊にて学校保健にかんするイベントが行われました。

主催者はKOICA🇰🇷(韓国のJICAみたいな機関)で、参加団体はJICA🇯🇵・Peace Corps🇺🇸(米国のJICAみたいな機関)・France Volontaires�

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Lomokie Diary🇬🇭#56「最終クォーター始動」

Lomokie Diary🇬🇭#56「最終クォーター始動」


1.最終クォーター始動ガーナを目指し、成田空港を出発したのが2023年4月18日✈️🇯🇵→🇬🇭それから1年半が経ちました。任期は2年間なので、ちょうど第3クォーターが終わったところです。
残りあと半年、長いようで短いようで長いようで短いようで長い。

5月からの現場復帰に向けて(帰国して2週間後には学校現場へ復帰予定)、Tverで『放課後カルテ』を観始めた今日この頃です。

2.単身むか

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Lomokie Diary #55🇬🇭「ケンテ祭り2024」

Lomokie Diary #55🇬🇭「ケンテ祭り2024」

任地のお祭りから1週間後の8月10日(土)、ボルタ州のAgotime(アゴティメ)で開催されたケンテ祭りに参加しました。

ケンテとはガーナの伝統織物で、アシャンティ州とボルタ州で盛んに生産されています。一般に、アシャンティケンテ(アシャンティ州)の方が色彩豊かで、エウェケンテ(ボルタ州)の方が落ち着いた雰囲気があるとのこと。
今回は、エウェケンテのお祭りです。

お祭りのあれこれ1.パレード見物

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Lomokie Diary #54🇬🇭「Asafotufiami2024」

Lomokie Diary #54🇬🇭「Asafotufiami2024」

先日、私の任地周辺でお祭りAsafotufiami Festival(アサフォトゥフィアミ)がおこなわれました。

毎年8月の第1週目に開催されているこのお祭り、詳しい説明は去年の私にまかせます↓

去年はガーナ人の同僚に連れられて日本人1人で参加しましたが、今年はなんと18人もの隊員仲間が遊びにきてくれました!

1.8月2日(金)金曜日には、「各氏族ごとに町を練り歩き、川で身を清める」儀式がお

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Lomokie Diary #53🇬🇭「チェンジ ユア ドレス!!」

Lomokie Diary #53🇬🇭「チェンジ ユア ドレス!!」

7月25日(木)、学年末ということで"校内発表会"が開催されました。

1.校内発表会スピーチコンテストや各クラスの成績優秀者の発表もおこなわれ、盛況のうちに終了。

2.チェンジ ユア ドレス"Lomokie, チェンジ ユア ドレス!!"

この日は教員もオシャレする日だったようです。私の来ていた服装(JICAのロゴが入ったポロシャツ+ガーナ布のスカート)は相応しくないとのことで、学校に着くや

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Lomokie Diary #52🇬🇭「笹の葉さらさら🎋」

Lomokie Diary #52🇬🇭「笹の葉さらさら🎋」

7月上旬のガーナは雨季真っ只中。曇り空に風が吹く日は涼しくてとっても快適です。

雨が降るとあちこちに川や水溜まりが出現し、どうやって向こう岸に渡ろうかと毎回頭を捻ります。

もっと立ち幅跳びの練習しとけばよかったなーなどと考えているうちに、だんだんと目の前の川が天の川に見えてきました。

「向こう岸に渡りたいのになかなか渡れないもどかしさ」
まさにこれ。織姫と彦星に思いを馳せます。

笹の葉さら

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