「歩く」というのは最高の趣味なのだ♪22
慣れてきたら40分から1時間は歩きたい
30分のウォーキングに慣れたら、少しずつ時間を延ばすようにしてみるといい。
体脂肪の燃焼率はちょうど30分を超えるころから大きくなり、エネルギー消費の6割が体脂肪でまかなわれ、グリコーゲンは4割となる。
30分以上続けて歩くと、その分だけ体脂肪が多く消費されることになるのだ。
ちなみにこれは、歩くスピードとは関係がない。
ゆっくりでも30分以上続けて歩けば、体脂肪が6割・グリコーゲンが4割という比率になる。
理屈の上ではそれだけ「ダイエット効果」も高まるということになる。
あとはどれくらい歩くか?ということになるが、長く続けていくということを考えれば、1時間以内ということになるのではないだろうか。
基本のコースを作っておくと良い。
たとえば目をつけた建物の近所を回る30分のコースが一つ。
もう一つは、公園の入口から入って30分はかかる一周りの通路、あるいは、通勤途中で利用できる20分のコースを一つというような具合だ。
毎日歩くコースだから、安全であることが第一なのだ。
歩道がある事、無理な横断をしないですむなどのことは最低条件としなければならない。
できれば公園の中を通るなど、自然の中を歩けると良い。
歩くコースが楽しいと、長続きするのだ。
普段はこうして設定した基本コースを歩くとして、気が向いたら知らない道もどんどん歩いてみるといい。
知らない街を歩くと、それだけで好奇心が湧いてくる。
この曲がり角の先はどうなっているのだろうか?とか、あの道はどこにつながっているのだろう?というようなことを自分の足で調べてみるだけでも、脳は活発に動いている。
会社が休みの日もウォーキングは続けたい。
むしろ仕事での歩きがない分、少し時間をかけて歩くようにするといいかもしれない。
できれば1時間ぐらいは歩きたい。
そしていつかは2時間になる。
そんな感じでいいのである。
連続して歩ければそれがベストだが、それが無理な人は、午前中30分、午後30分と分割してもいい。
せっかくの休みだから家でゴロゴロしていたいというのが本音だろう。
だが、ウォーキングは習慣だ。
歩き続けるということに意味があるのだ。
そんな気持ちを維持するためには、普段より少し多めに歩くようにしたい。
それが基本だ。
だが、そう思っても気が向かないときもあるだろう。
そんなときは、とりあえず意識して5分でも10分でも歩き、翌週の休みにつなぐ。
それでもいいと思う。
何度も繰り返すが、継続することが何より大切なのだ。
・・つづく・・
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【参考書籍】『歩くとなぜいいか』(PHP文庫)大島清著
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