在庫の話① 「在庫」は「質」も数字でわかる
いらっしゃいませ。
本日も小売王_マグロ大使のnoteにご来店有難うございます。
日曜は〇〇の話。
「レジの話」から「キャッシュレスの話」まで展開したシリーズも前回まででひと段落、今回からは在庫のお話を。
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周りがとやかく言う「在庫」
在庫といえばもちろん商売の要で、
お店の作業はその多くが
在庫によって、もしくは在庫のために生まれます。
今回から、「在庫」について考えたいと思います。
多いとか、少ないとか、滞留しているとか、
「在庫」については
周りからとやかく言われることも多くあります。
それはやはり単純に評価しやすいからであり、
数値で捉えやすく、対策も立てやすい面にあります。
店舗運営に関して、
問題点を発見し、それを改善していくことが
日々の作業の中での重点となります。
これができないお店、惰性で毎日に同じことを続けるお店は
徐々に廃れていくことが自明な一方で
問題点を探せるお店というのは、
そこから行動を起こすこと、日々変化し続けることによって
生き抜くための進化をしていると言えるでしょう。
問題点を探すときに目につきやすいのは、
お客様のお困りごとや売り場陳列、話題の売れ筋商品の在庫量など、
この辺は華の部分ですね。第1ステップです。
その次に、バックヤードの状況や作業人時数
目立たない売り場の管理状況など、
ここは、第2ステップと言えるでしょう。
第1ステップを当然クリアしてきた
中堅社員の仲間入りをした店員が気にしだすところです。
しかしここから先に進むには
「在庫」について考えなければなりません。
中堅社員から先に進めるかどうかの岐路と言ってもいいでしょう。
「在庫」はその「質」も数字で計れる
ここに来るまでの過程で、
発注量やタイミング、納品のさばき方などまで
考えが至っている店員さんにはすぐに飲み込めます。
それは在庫が、在庫の持ち方が、
あらゆる作業効率につながることが
身に染みているからです。
店員さんがさらに進化していくには
お店の現場作業を当然こなし、問題を解決したうえで
数値をコントロールすること、
変化させることへの取り組みを始めなければなりません。
「在庫」を数値で評価しやすい面は
まずは「量」です。
その品種や売上に対して単に「多い」「少ない」と表現できます。
在庫はその中身、「質」も問われるべきです。
「在庫高」を見てもそれは計れませんが、
これを売上と組み合わせることによって可能となります。
「商品回転率」です。
「在庫高」に対する「売上高」の比率ですね。
これは売上に対する在庫の多寡の評価している面もありますが、
逆にとらえれば、その「在庫」が生み出す「売上」
つまりその「在庫」の生産性を見て取ることが出来ます。
あなたが持っている「100万」の在庫が
生み出している「売上高」です。
これが高ければ、「在庫の質が高い」と言えますし、
低ければ、「在庫の質が低い」つまり
売れない商品ばかりを在庫しているということになります。
商品回転率については別の機会にお話しします。
お店は「在庫」のために存在する
学ぶにつれて様々な数値指標が出てきますが、
在庫にまつわるものはその中心となります。
それは
店舗は「在庫」のための施設であり
「在庫」によって存在しているからです。
在庫を得て、それを販売することは
それぞれお金を動かすことです。
経営目的の1つであり、営利団体としては最大目的です。
お金を動かすための媒介が商品であり、
商品をお金と交換するための手段が
「在庫すること」です。
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