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King Gnuの首謀者・常田が、ついに「本性」を表した
King Gnuの勢いが止まらない。
ツアー終了後に公開された"The hole"のミュージックビデオが、今、SNSを中心に大きな話題となっている。
息が止まるほどに美しい流麗な映像世界の中で、あまりにも痛切な物語が展開していく、衝撃の4分50秒。
もはや「音楽」の域を超えた「総合芸術」である。これまで、チーム・King Gnuが育んできたクリエイティブへの姿勢が、ここに一つの結実の形を見せたのだ。
そして、King Gnuの首謀者・常田のソロプロジェクトが、ついに動き出した。
昨日22日(水)、millenniun parade名義のシングル『Veil』をリリース。
まず、クリエイティブレーベル「PERIMETRON」が手掛けたアートワークに圧倒される。
そして、この楽曲/ミュージックビデオが本当に凄い。
《期待したり だましたり/これも全てプログラムされたことかもしれない/今の所この愛についてのシステムがよくわからない》
ビョーク(特に、近年のアルカとのコラボレーション期)のサウンドやアートワークを想起させながらも、一切の既視感を許さない過激な異様さを放っている。
言葉、音、ビジュアル、そのどれもが、この国で生まれたものであることが信じられない。
僕はこの曲(そして、ここから始まるであろうムーブメント)に、「邦楽/洋楽」「大衆性/前衛性」といった壁を無化してしまうような、大きな可能性を感じる。
これが、King Gnuでは描けない景色だというのなら、その続きを早く見たい。
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