松本 侃士
音楽ライター/映画ライター/1991・10・1 生/慶應義塾大学卒/2014年、音楽メディア企業ロッキング・オンに新卒入社、編集・ライティング等を経験/2018年から、渋谷のIT企業で働きながらライター活動中
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Tele「包帯」オフィシャルインタビュー/初のタイアップに挑んだ理由、そして「ベイビーわるきゅーれ」との奇跡的な巡り合わせを語る。
2024年9月4日、Teleの新曲“包帯”が配信リリースされた。この曲は、ドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」のエンディングテーマに起用されており、Teleがタイアップに挑むのは今回が初めてとなった。今回のインタビューでは、まず、彼が初めてタイアップに挑もうと思ったきっかけについて聞きつつ、もともと温めていたデモから生まれた“包帯”と「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの奇跡的な重なり合いに迫っていった。そしてTeleは、“包帯”を巡る話から派生して、今後の活動に向けた力
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Vaundyは、何を革新し、何のために戦うのか。「replica」「HEADSHOT」の先へと続く第2章の歩みについて。
【7/28(日) Vaundy @ 幕張メッセ 展⽰ホール 9~10ホール】 Vaundyの幕張メッセ公演「Vaundy one man live "HEADSHOT" at Makuhari Messe」を観た。「HEADSHOT」、つまり、証明写真というテーマを掲げた今回のライブは、初期の曲、『replica』期の曲、そして2024年に入ってから発表された新曲で構成されたもの。これまでの歩み、そして、自身のキャリアの第2章を邁進する彼の今を克明に映し出した、まさに総力戦
《こんな魔法のような夜に 君と一緒で良かった》 BUMP OF CHICKEN、「ホームシック衛星2024」最終公演を振り返る。
【4/25(木) BUMP OF CHICKEN @ 有明アリーナ】 2008年に開催されたツアー「ホームシック衛星」。そのリバイバルツアー「ホームシック衛星2024」が、2月から4月にかけて開催された。その開催の裏には、少しだけ複雑な経緯と、メンバー4人にとっての切実な想いがあった。 順を追って整理していくと、まず、2007年、メンバー全員が28歳になる年に、5枚目のアルバム『orbital period』がリリースされる。遡ると、藤原基央は、自分が28歳の誕生日を迎え