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清水理恵
2023年1月14日 01:47
※これは、「お風呂、それは長い長い修行のような道のり①」のつづきです。まだの方は、こちらからどうぞ↓こうしてやっと、父の入浴がスタート。服を脱いで裸になると、父は体を流し、粉末の入浴剤を風呂に投入。そして、まずはゆっくりお風呂につかる。この時、身体が温まっていないと、いつも以上に長~く風呂につかってしまうか、さらにはそれでも温かいと感じられなくて、風呂の温度設定を「ピッ!」とあげてしま
2023年1月12日 05:10
認知症になると、なかなかお風呂に入ってくれないという話をよく耳にするが、私の父は入浴好きで、妄想モードが激しい時以外は、基本的に、今も毎日入浴する。けれど、昨年の夏あたりから、どうやら頻繁に、体の洗い方がわからなくなってきているらしいことに気がついた。介護している友人の話を聞くと、認知症の進行がとても早い人も結構いるのだが、父の認知症の進行は比較的ゆっくりタイプ。だから、それは突然そう
2023年1月26日 04:12
昨日は最低気温−12℃最高気温−2℃朝、起きた時の気温は−10℃くらいだったので、いつもより厚めの5本指ソックスを父に渡す。暫くして、もう履いたかな?と見てみると…あれ?まだ全然履いてない。なんで💧?見ると、片方を履いて脱いだようだ。ああ、左右を間違えたのか、と思って見ていたが、ちょうどその時、父が「なんだこりゃ?」と呟いた。ん?…あぁっ‼︎私がうっか
2023年1月5日 12:54
縄手通り商店街にある越中屋さん(フルーツ専門店)の天津甘栗、鉱泉せんべい、市田柿の干し柿、落花生。わが家で、ほとんどお正月にしか買わない可能性が高い定番のお茶菓子です。毎年、お正月に甘栗を剥いていると思い出すのが、私が幼い頃、両親が2人がかりでせっせと栗を剥き、小さい私が1人でパクパク食べていたと話しながら、クスクス笑う亡母の姿です。今年のお正月も、早速、父の手が甘栗に伸びました。不器
2023年1月4日 16:36
「今日は何日だや?」そう言うと、認知症の父は、いつものように"三年日記"を開き、腕時計と新聞で今日の日付をチェック。おっと。1月2日は新聞はお休みだと伝えなければ。三年日記なので、1月2日のページには、2022年、2023年、2024年の枠があり、開かれた1月2日のページを覗き込んで見ると、2023年の日記は、おや?既に書かれた後のようです。恐らく、去年の年明けは、認知度が低迷ぎみ
2023年1月6日 10:18
父の食欲がない。お正月2日目。その日もわが家は、お茶からスタート。父が甘栗を食べたそうにしたので、また数個の栗と落花生を剥き、父の器に入れてあげた。その後、私はカウンターキッチン越しに家事をしながら、リビングの父の様子を見守る。ところが、父は全く栗を食べようとしない。暫くすると、少しお茶をすすり、そのままテレビを見る。でもやっぱり、栗には手をつけない。栗だけではない。ほかのお茶菓子