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#詩

【即興詩】2024/11/08「月明かりを信じて」

【即興詩】2024/11/08「月明かりを信じて」

感じることを否定すると、数ヶ月〜数年後には膨大なケモノになってしまう。
それにどこかで気づいてからでは、遅いこともあるのです。

おふろ

おふろ

『おふろ』はわたしを愛せる場所なの。

こんなにも汚い世の中で、
『きゃわわ♡』『きゅるる♡』
な女の子でいるのは難しいね。

かわいいピンクの女の子いたいよ。
ずっと、ずっと、ピンクでいさせてよ。

わたしの
『きゃわわ♡』も
『きゅるる♡』も
『ピンク』も
汚さないでよね。邪魔しないでよね。
ずっと、ずっと、ピンクでいるんだから。

『おふろ』はわたしを愛せる場所なの。
幸せにするんだ。
わた

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川を前にして思うこと

川を前にして思うこと

血は騒ぎ肉躍り
荒れ狂う川は
我そのものを氾濫させた
そのものを失えば
弱くなり割れ物となる
周りは腫れ物を触るように
それぞれの思惑で
近づいてくる物だから
反乱を企てるのだ
魂は面倒なことに
複雑に葛藤を
避けるようにして
救助を拒む

木漏れ日

木漏れ日

枝葉から零れ落ちる
光の波間
ザワザワと夏の風が
枝葉の水面を揺らす様は
海の様だと思えて
木漏れ日の下の僕は
海の底に居る気がした

零れ落ちた光は
僕の手に落ちて
僕が立ち上がれば
掴んだ光も共に立ち上がった

水面から木漏れる光を掴んだ日に
木漏れ日に溺れて水面を目指す
光りの泡に包まれて
呼吸を求めて木漏れ日の泡の道を進む
たどり着くそこは風に揺られた夏の水面

靄

例えば

子供の判断力に

ぐれている心にとりつく

ものはなんなのか?

雑記 #5 尾崎放哉の中でもっとも好きな15句

雑記 #5 尾崎放哉の中でもっとも好きな15句

はじめに以前、種田山頭火の作品で好きなものをまとめてみたが、この人について書いたら尾崎放哉についても書かないわけにはいかない。放哉の句は渋く、極めきっていて玄人向けかもしれない。私は自由律俳句についての知見がまだ浅いため、何か味わい損なっているような気がしないでもないが、今の自分の感性を大事にして書いていきたいと思う。
※あくまで私個人の感想であり、放哉本人の意図とは別の解釈になっている可能性があ

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