Photo by tsn_novel 木漏れ日 16 あめみち 2022年4月26日 11:10 枝葉から零れ落ちる光の波間ザワザワと夏の風が枝葉の水面を揺らす様は海の様だと思えて 木漏れ日の下の僕は海の底に居る気がした 零れ落ちた光は僕の手に落ちて僕が立ち上がれば掴んだ光も共に立ち上がった水面から木漏れる光を掴んだ日に木漏れ日に溺れて水面を目指す光りの泡に包まれて呼吸を求めて木漏れ日の泡の道を進むたどり着くそこは風に揺られた夏の水面 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #現代詩 #自由詩 #詩のようなもの 16