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雑談⑮「SDGsコンサルのQ&A実体験」

Q1:なぜ世の中が急激に SDGsの取り組みに舵を切っているのか?
A1:例えば以下のような様々な要因が複合的に作用していると考えられます。①世界全体が共有する危機意識が高まっているため、②先進国・発展途上国に共通する、わかりやすい目標設定が成功しているため、③国際社会全体で危機的な意識が強くなってきたため、④持続可能な開発の定義が広範かつ目標が定量的でなかったため、一体何に向かってどう進めていけばよいのかという明確な指針がなかったところ、今回のようにSDGsという目標が定まれば一定程度の方向性が示せるため重要であるため、⑤SDGsは「世界規模の課題をよりはやく解決するため」に必要な目標であるため、⑥若い世代であればあるほど、社会貢献度の高い仕事をしたいと思っているため、⑦投資家にとっての投資基準にSDGs貢献度など指標が入ったため、⑧ビジネスチャンスとしての重要性が認知されてきたため、⑨世の中や社会にとって良いと言われていることをしていると気持ちが良いため、⑩デジタル化社会となっており、自分(たち)の活動内容は半永久的に残るので、残るなら世に承認されたいというマズローの欲求段階の上位2番目の欲求が作用しているため(先進国では生理的欲求・安全欲求・社会的欲求が既に満たされているため。これは仮説ですが、段階説は逆転しているのかもしれません)、⑪先進国にしかできないことや日本にしかできないことがあるため、⑫新たな社会的ステータスとしてSDGsや社会貢献の活動や知識が認められてきたため

Q2:自分、家族、会社の事をよく考えていたが、世界に目を向けどのように貢献できるかを 考えて、できる事から行動しなければいけないという理解でよろしいのでしょうか?
A2:自分、家族、会社の事と、世界の事にバランスよく貢献できることが一番かと思います。ご参考までに、「世界平和のためにわたしたちはどんなことをしたらいいですか?」と聞かれたマザー・テレサは、『家に帰って家族を大切にしてあげてください。』と言ったという記録があります。つまり、ご自身の健康や家庭の平和を崩してまでしなければ実現しないような社会貢献は本末転倒だと考えて良いでしょう。また、会社として赤字になって社員の雇用を継続できなくなるまで世界のことを考えましょうとは、SDGsは言っていません。従って、仰る通り、できることから行動するのが良いでしょう。そして、日本で仕事も生活もしている人には、できることは非常に多くあります。

Q3:『持続可能な開発目標』と云われてもなかなか理解するのが難しいです。17個の開発目標を見るに、一般的に言われている理想的な社会貢献でしょうか?自分自身の働き甲斐、理想の生活、より良い人生とどう繋がるのかあまり理解できません。
A3:「一般的に言われている理想的な社会貢献」かどうかについては、仰っている一般的な社会貢献という概念が曖昧ですので、現時点では回答はできません。一方で、次のようにSDGsは説明できます。【貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。引用:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/ 】。また、「自分自身の働き甲斐、理想の生活、より良い人生とどう繋がるのか」については、各人が自発的に取組むことを推奨されているSDGsですので、私や誰かから言われて行動するよりも、できればご自身で見つけて行動される方が本質的ですので、まずはご自身にて探索頂ければと思います。なお、https://www.mext.go.jp/content/1413516_001_1_100002629.pdf の新学習指導要領リーフレットをご覧いただきますと、今の小中高生がどういった教育を受けているのかわかりますが、ここに、「生きる力」や「アクティブ・ラーニング」が主に掲げられていますので、ご参考にされてください。

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