熱意をもって相手に伝えることの大切さ
豊川です。
今回は「熱意をもって相手に伝えることの大切さ」というタイトルで
私が思ったことを書きます。
あなたに少しでも気づきや発見があればと思って執筆しました。
熱意の正体とは何か
熱意をもって相手に伝えるの「熱意」とは何なのでしょうか。
私が考えた結論は「相手との温度差がどれくらいあるか」です。
ここで言う温度差とは、相手とあなたがどれくらいの温度差で話すかもしくは伝えるかです。
最も熱く語る上で理想的なのは『90℃のサウナと同じ温度』で相手に向かって話すことです。
もし話す相手の温度が10℃くらいであれば
温度差は80℃になります。
温度差が80℃もあれば相手は暑苦しいと思うでしょう。
もしあなたが40℃くらいの温度で話すと温度差は30℃。
『温度差30℃』はあまり熱いとはなりませんよね。
また相手が40℃であれば
あなたはもっと熱を込めないと熱意は伝わりません。
上記と同じ『温度差80℃』を作るのであればあなたは120℃で話さないといけません。
その暑苦しさと温度差こそが熱意をもって伝えることの正体だと私は考えました。
熱意をもって相手に伝えると相手はどう思うか
熱意とは相手との温度差と申し上げましたが、熱意をもって伝えると相手はどう思うでしょうか。
・やる気がある
・情熱を持っている
・真面目
・前向き
・ポジティブ
こんな感情を抱くのではないでしょうか。
これらは前向きな感情ですね。
熱をもって話すことは相手にポジティブな印象を与えやすいと言えます。
更に言うと熱をもって伝えることは、相手に熱を与えるにもなります。
例えばアニメ好きな友人が
いつもおススメのアニメを熱く語ったらあなたはどう思いますか。
最初はふーんくらいで聞き流すかもしれませんが、
何度も聞いていると「1回見たいな」と思うのではないでしょうか。
また最初は好きでもなかった異性に、
何度も猛烈なアプローチをされると根負けして付き合う経験をしたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
この2つの出来事は熱が伝える側から聴く側に移った現象と言えますよね。
熱意をもって伝えることはあなたの熱が相手の懐に届き相手の心に火が灯ります。
相手の懐に届くまでには何度も何度も熱を伝えないといけないケースもあるでしょう。
何度も何度も伝えて火を灯すのに時間がかかった相手ほどあなたを信頼してくれる人になることだってあります。
あなたがどうしても伝えたい相手には相手の懐に火が灯るまで何度も何度も伝え続けることが大切だと思います。
※最後に
今回の熱意について考えたことは
私の身の回りで起こった出来事を私が考えたものです。
私が最近就職活動をしていた時に
面接官の人に「趣味を熱く語ってください」と言われました。
私としては熱く語ったつもりでしたが、
「あまり熱くないですけどもそれでよいですか」
と言われたことがきっかけです。
その時は
チクショーと思ったのですが、私は論理的に話しすぎたと反省しました。
熱く語る上では、論理的に話すよりも感情をむき出しにして話した方が
熱が伝わりやすい傾向にあります。
例えばテニスの松岡修造さんは
感情むき出しにして話すので熱が伝わりやすく熱い人ですね。
松岡さんはよくテニスの解説をされている時に
『この場面では選手はこう思う、こう考えている』
『この状況でこんなことをやれる選手のメンタルは凄い』
など感情に配慮した解説をされるケースが多いです。
感情にフォーカスすると熱は伝わりやすく
熱い人という良いレッテルをもらいやすくなります。
熱意をもって伝えるには、
『相手との温度差』『理論よりも感情』
に重きを置くとよいのではないでしょうか。