トウシンダイの世界を目指すこどもおじさんのおはなし

だれもが “等心大” で居られる世界だったら。 僕自身が、“等心大” であるために、誰…

トウシンダイの世界を目指すこどもおじさんのおはなし

だれもが “等心大” で居られる世界だったら。 僕自身が、“等心大” であるために、誰もがそこに居ていい世界を願って書くnote。

最近の記事

「すごいですね」のひとことから、僕の嫌いな僕に出逢った話

ひさしぶりに地元の旧友と飲みに出てふと一息ついていた時のこと。 左脚を引き摺りながら歩く1人の男性と出逢った。 彼は「僕足が悪いから、基本的には座っていたいんだよね」、そんなひとこととともにやりとりがはじまった。 「君たちは地元の大学生?」「いや地元を離れた社会人2年目です」そんなやりとりからはじまった一瞬の出逢い。 実はこういうやりとりが好きだったりする。 「どうして僕の地元に?」と聞くと、富士山に登りに来たという。 日本三霊山(富士山、白山、立山)を踏破しようと決め、

    • 誰かを想い、泣いてしまう自分と向き合いながら

      2024年に変わり、親戚と年1回のご飯会をしていた夕方。 突如僕がこの世で1番嫌な音とともに、テレビの画面が変わっていた。 1月1日 16:10、能登半島地震が起きた。 僕自身はもともと揺れや音に敏感な人なのですぐに気づいたが、家族や親戚は揺れに気づいていなかった。 新年早々、テレビでずーっと被災地の様子ばかり観ながら過ごし、どこか気が滅入ってしまっている僕が居た。 でも同時に、被災地の様子を目にするたびに、顔も名前も知らない人の無事を強く願っている僕がいた。 ・でき

      • 誰かの“等心大”の居場所は、組織にいなくてもつくることができる

        この間、大学時代の仲間と集まり、深夜までいろいろ語り合った。 以前登場した「半年にしか会えないスーパーボーイ」をはじめ、たくさんの仲間と会うことができた。 そのなかで、1人の女の子と話しをした。 彼女はタンパク質の研究をしている某旧帝国大の院生だけど、研究職や技術職に進むことにどこか違和感や、悩みを抱えていた。 幼い頃から児童書が好きで、今でも本屋に行くと真っ先に児童書コーナーに足が向くと言う。 今年初の寒波のなか完全な僕目線ではあるけれど、彼女は人と関わっている時が

        • 態度は謙虚に、発言は大胆に

          働いている時、ふと、“等心大” でいることに悩むことがある。 僕の中では「これは間違いない」と思っていても、仲間に対して伝えることをためらってしまう僕がいる。  ・本当にこれを伝えて良いのか  ・場を壊してしまわないか  ・伝えることが正解なのか そんなことを悩み、ビビっているのだと思う。 でも最近はビビりすぎたし、溜めすぎた。 そのせいで僕の中に閉じこもっている僕が増え、ストレスがどんどん大きくなっていた。 等心大で居たいのに居られないコトが、仕事だけでなくプライ

        「すごいですね」のひとことから、僕の嫌いな僕に出逢った話

          誰もが等心大で居られる、誰もがそこに居ていい社会をめざして

          僕は僕自身が “等心大” でありたいと願うと同時に、誰もが等心大で居られる社会になってほしいと願っている。 今は障がいがある方の社会復帰を支援する仕事をしている。 彼らは幼い頃から自身の特性が社会に受け入れられなかったり、社会で働いたがうまくいかなかったりして、今僕とともに働いている。 社会を見渡せば、「障がいがあるなんてかわいそう」とか「普通じゃないんだ」なんて見方でありふれている。 もちろん障がいの程度によっては、とんでもない生き辛さを感じる社会であることは間違いな

          誰もが等心大で居られる、誰もがそこに居ていい社会をめざして

          会いたい人がいる幸せ

          今日、古くからの友人と半年ぶりに会った。 「将来はおそらく世界で戦っているだろうな」と予感させるスーパーボーイ。 半年ぶりの今日、僕は新社会人としての日々に奔走し、彼は海外への道を探し始めていた。 住んでいる都道府県が違うため、会えるのは年に数回。 でも会うたびに必ず一歩どころか、十歩も進んでいる。 でもそんな彼に嫉妬をしたり、うらやましく思う気持ちを持ったことはない。 彼は彼なりに等心大で生きていて、僕は僕なりに等心大で生きている。 そしてお互いが等心大の自分をさ

          純粋に誰かを応援できる人になりたい

          あるコミュニティの交流会で、高校2年生の女の子に出逢った。 はつらつとしていて、とても魅力的な学生さんだった。 自分の考えを持ちつつも、他者の声を素直に受け取り、自分の中に咀嚼していける力を持っていた。 彼女なりに感じている教育への課題をテーマに進んだ今回の交流会には、すでに大学で学んでいたり、社会で活躍している(のかな?)大人とかが参加していた。 ただ、彼らにどこかつまらなさを感じてしまった自分が居た。 彼女が今まさに肌で感じている課題を挙げ、自分なりにどう向き合

          僕自身が “等心大” で居るためのnote

          毎日はあっという間に過ぎていく。 スマホをはじめとするたくさんの情報に囲まれ、欲しい情報も欲しくない情報もたくさん入ってくる。 たくさんの出会いもあるけれど、会うことに疲れてしまう時がある。 好きだったはずの「働く」が、ふとした瞬間に「しんどい」と感じるものになってしまう。 でも、何かを知り、誰かと出会い、自分がやりたいことを毎日追いかけることは、間違いなく幸せ。 だが、「幸せ」を追い求め続けることは、時に苦しさも生む。 僕自身も、苦しむことはたくさんある。 僕