「すごいですね」のひとことから、僕の嫌いな僕に出逢った話
ひさしぶりに地元の旧友と飲みに出てふと一息ついていた時のこと。
左脚を引き摺りながら歩く1人の男性と出逢った。
彼は「僕足が悪いから、基本的には座っていたいんだよね」、そんなひとこととともにやりとりがはじまった。
「君たちは地元の大学生?」「いや地元を離れた社会人2年目です」そんなやりとりからはじまった一瞬の出逢い。
実はこういうやりとりが好きだったりする。
「どうして僕の地元に?」と聞くと、富士山に登りに来たという。
日本三霊山(富士山、白山、立山)を踏破しようと決め、