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誰かの“等心大”の居場所は、組織にいなくてもつくることができる

この間、大学時代の仲間と集まり、深夜までいろいろ語り合った。

以前登場した「半年にしか会えないスーパーボーイ」をはじめ、たくさんの仲間と会うことができた。



そのなかで、1人の女の子と話しをした。
彼女はタンパク質の研究をしている某旧帝国大の院生だけど、研究職や技術職に進むことにどこか違和感や、悩みを抱えていた。

幼い頃から児童書が好きで、今でも本屋に行くと真っ先に児童書コーナーに足が向くと言う。

今年初の寒波のなか完全な僕目線ではあるけれど、彼女は人と関わっている時が1番いい顔をするとあらためて実感した。

直接話しをしたのはこれまででたかが10回くらいだけど、間違いのない事実だと思う。


そんな彼女から、僕は「人に関わる仕事につきたい」という願いを感じた。


障がい者就労支援を主とするうちの会社に来てほしい!と強く願うわけではない。
でも、僕が働く会社に彼女がいることを想像したら、毎日いきいきと働いている様子は簡単に思い浮んだ。
僕が働く会社、誇れる仲間との日々を通じて、輝ける場所を見つけてほしいと思った。


何より、大学院に進んだ先でどの道を選ぶか悩んでいる彼女に、「“等心大”で居られる場所を見つけてほしい」と強く願っている僕がいた。

やっぱり僕は、「人に関わり続けたいし、目の前の人が等心大で居ることかできて、輝ける場所にいてほしい」と願っている。


細く長い縁だけど、強くつながり続けたいし、幸せになってほしいと願っている僕がいることに気づかされた。


僕が彼女に対してできる恩返しは微々たるものかもしれないけれど、僕ができること、渡せるもの、伝えられることは、全部したいし、渡したいし、届けたい。


やっぱり僕は、「誰かが等心大で居られる社会をつくりたい」と心の底から願っているらしい。

それは「今居る会社だからこそできること」とか、「会社や組織の枠組みの中でないとできないこと」ではない。

僕単体でも、毎日の中で小さく実現していくことはできるし、より大きくチャレンジするために、今の会社にいるだけ。

そんなことを、気持ちよくお酒に酔わせてもらっている僕の心の底から、強く感じた。


そう思わせてくれる彼女がいることに、そんなご縁をいただけたことに感謝しながら、今日を、これからを生きていく。


さぁ明日も頑張ろう。

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