マガジンのカバー画像

地上的な餘に地上的な

85
2022年11月から2024年5月まで、同タイトルでNoteに投稿した記事を集めました。スピリチュアルなテーマを扱っていますが、このところそれらに依存しない全く新しい地平線が拓け…
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

梯子の降り方

「おーい、いつまで遊んでんだあ」 「遊んでんじゃないよー、探検してんだって、宝さがしだってば」 「そんな高いところに昇ってばかりじゃ、しまいにお天道様に届いちゃうぞー」 「だって下の世界ちっとも面白くないからさー」 「んなこと言ったって、みんな下で我慢してやってんだぞー」 「やーだね、下に宝もんなんてないの知ってんだから」 「そんなもん探してた日にゃー日が暮れちゃうから、みんな目先のガラス玉で満足してんだぞ」 「だって、そんなもんすぐ壊れたり、取られたりしちゃう

仲間のフリした偽物に注意せよ!

どこかで聞いた風なメッセージ何? アセンデッドマスター降臨? いやはや、口に含んでいたコーヒーをもうちょっとで噴き出すところでした。 有名な、かの存在とのチャネリング? おいおい、これは昔TVでよくやっていた似非イタコの口寄せではないか? プレスリーやモンローがご丁寧に日本語でしゃべるような次元と何も変わらない。 いや、それよりも質が悪い。 「愛」だとか「平和」だとか、畏れ多いお言葉。 「次元上昇」「アセンション」「パラレルシフト」「五次元」 どこかで聞いたような文脈に

【光と闇】世界の二極化が止まらない

今ここにきて大きく変わってきたことが一つある。 変わったというより、絞り込まれてきたというべきか。 それは、物事(世界)や人が大きく二つに分かれてきたということ。 しかも、それがどんどん加速していって止まらないということ。 ⧪ こういう見方もある。 闇はより暗い闇に 光はよりまばゆい光に 悪はもはやその正体を隠せなくなるほどに これまで振りまいてきた「業」でもって、自らを支えきれないまでになってきた。 ⧪ また、こういう見方もある。 長い間闇の世が続いた。 そ

信じていた人に裏切られた

何をもって「信じる」のか? 信じるから裏切られる 信じなければ裏切られない ということは、「信じる」という行為は すでに「裏切り」を前提にしている 大概は裏切った相手を非難する 裏切られた自分は「被害者」だと思いたがる (「害」を被るって、まぁ) 愛するあの人に裏切られた まさか、あの人がそんなことをする人だなんて信じられない わたしをぼろきれのように捨てるなんて 愛は憎に変わる あの人と出会わなければよかった 信じた私がばかだった 死んで花実が咲くものか(?)

人類史上初の世界革命が始動! いよいよ「人類解放」が間近か!?

今起こっていることは、人類の歴史の中でこれまでに起こったことはありません。私たちは史上初の世界革命を目の当たりにしています。フランスでの暴動、偽のジョー・バイデン大統領による米軍の不服従、イスラム教徒の団結、クレディ・スイスの崩壊、その他世界中の多くの出来事はすべて、この相互関係の兆候です。それはすべて、何万年とは言わないまでも、何千年もの間地球を支配してきた隠れた支配階級の転覆の一部です。最終的な結果は、人類と地球の生命全般にとって、気が遠くなるようなものであり、解放的なも

超個人的な「東洋・日本人論」

欧米ナイズの中身とコンプレックスあなたは、ふと疑問に思ったことがありませんか? あの人たち(西欧人)と、われわれ東洋人(日本人)との違いを。 TVなどマスメディアは両者のそれはグッと親近感が増して、距離が縮んだかのように描いてますし、「差別」だか何だか知りませんが、もう、人種のみならず、男女間の垣根すら希薄になりつつあるご時世ですから…。 (ここにきてようやく、そのフワフワした「平準化」自体を疑問視する声も出てきましたが) しかし、実際は、それはどーにもこーにも違い過ぎる

再生

逮捕|意識|天使|宇宙人

こんどはプーチンやトランプに逮捕状ですか。 そうですか。 ここ、笑うところですよね? 茶番を通り越して、コントですか? 視聴率稼ぎですか? さすがに飽きましたね。 そんなお付き合いよりも内面ですね。 この方は、「意識が世界を作る」という(ユング的?)なお考えの方。 「という見方もあり」という意味で面白い。 ご興味のある方は、以下。 天使と宇宙人の話  https://www.youtube.com/watch?v=1mHUZvH95T0 天使と宇宙人の話2  https://www.youtube.com/watch?v=PGUFos0CG0o 天使と宇宙人の話3  https://www.youtube.com/watch?v=8krosgGSuR4 (掲載はパート4になります) 天使と宇宙人の話5 https://www.youtube.com/watch?v=sd3FcIqzjrw&t=1s 天使と宇宙人の話6 https://www.youtube.com/watch?v=aoROJe42fl8&t=442s

仙人の壺

毒気を抜く人は誰? と言われると、私は真っ先に南伸坊さんの名前を挙げる。 ご存じない方も多いと思うが、80年代にお茶の間でケッコー人気のあった「日清チキンラーメン」のCM。 そこに登場した「三角(おむす)頭のおじさん」と言えば、思い出す方も多いだろう。 南さんは、装丁作家ですが、多才な方で漫画というかイラストなども独特のとぼけた味わいのあるものを描かれる。 世の中には、俗にいう「頭のいい人」はあまたいるが、この方もそのお一人だと思う。 それが、どうのこうのというよりも、

「降臨」 突如それは天から降りてくる?

その衝撃は味ではない。貌だ。むかし、親戚のタイ人の女性から、ご当地メコン川の幸をいただいたことがある。 川魚7,8匹だったか。 日本でいうところの「干物」なんだろうが、干物というよりも「カラッカラに乾燥してしまいました」のような風情をたたえていた。 いまだにその衝撃が忘れられない。 味ではない。 貌。 体長は小ぶりで、イワシの丸干し的なものだったが、その約三分の一ほどが貌。 カッと見開いた目は、 さながら八方にらみの龍。 のどぐろのようにぽっかりと開いた口には しかし、

用意はいいですか? 今から二元世界を壊します。【東洋的考え方・生き方③】

問題はいくら探しても外界にないこの世イコール二元世界ですから、問題はこの世と言い換えることも出来ます。 それが無くなれば、あなたにとっても、どなたにとっても、問題もテーマもなくなります。 この世が無くなる? 大丈夫です。 だってあなたも言ってたじゃないですか? この世は仮想現実ですね? それは、言葉の遊びじゃないですね? サムネのタイトルじゃないですよね? 仮想が外されれば、現実が見えてきます。 仮にそれを現実というのなら、ホントの現実が見えて来るでしょう。 それが

【第一回】詩のごとく、画のように

煩悩は宇宙の土台を支え、才稟はその屋根を塗り上げる。 君子に軽蔑されるより市井の小人にはずかしめられるほうがましである。 有名な学者に認められないより、試験官に落第させられるほうが気がきいている。 人は詩のごとく生きるべく、ものは画のように見えなければならない。 しんみりとはするが、思えば悲しくも侘しい情景がある。 霧や雨などがそれである。 詩的にこそ見ゆれ、その実堪えがたいことがある。 病気と貧乏がそれである。 かわいらしい気もするが、実際は野卑な声がある。 花売り娘の

『森の生活』抄

たとえ一本の線であろうと 飾り立てようとは夢にも思わない。 ウォールデンのほとりに住んでいれば 神と天国にいちばん近づけるのだから 私は石ころだらけの岸辺。 あるいは湖面を渡る微風。 私の手のくぼみには ウォールデンの水と砂が、 私の思想の高みには その奥深い憩いの場所がある。 ────『下巻 湖より』 なぜわれわれはこうもせわしなく、人生をむだにしながら生きなくてはならないのであろうか? 腹も減らないうちから餓死する覚悟をきめている。 今日のひと針は明日の九針を省く