上伊那ぼたん描いてます。

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最近の記事

個人目標設定における数値指標設定のムズさ

MBO等で要求される個人目標設定って難しいですよね。 これは単にムズいよねっていうだけの雑文です。特に学びはありません。 上記の記事で端的に示されている指針を、(所属組織が打ち出す方針との調整こそ必要ですが)目標設定の基本として念頭に置くべきだと思います。 まぁ、組織によっては評価上の理由から、個人目標のObjectiveを2つ以上被評価者に設定させ、(組織目標達成と併せて)重み付けさせることも多いですね。 KR(Key Result)考えるのがムズい「どうしたらOb

    • 2024-10-31: 所帯持ちによる車の選び方

      How To的な記事ではないです。かなり雑文。 概要3年ほど前、中古でMINIクーパーSD・クラブマンを購入しました。 年間約1万キロほどコンスタントに乗っています。 なんでこの車を買ったのか、数年乗ってどうか、という話を雑に書きます。 想定用途購入検討時、23区内から首都圏近郊の郊外へ引越しした直後でした。 その地域は子育て中の家族が多く住むベッドタウンで、ある程度自家用車所有を前提した生活域だったので、引越し前から自家用車購入を検討していました(乗り換えではありませ

      • 2024-10-14: 最近読んだ本

        10月も半ば。 冷え込む日もあれば晩夏の陽気が認められる日もあり、袖丈が覚束ない夏の終わり(10月)を感じている。 今年は本は読めど、映画がまったく観れない(観る気が起きない)年であったが、遅まきながら劇場で鑑賞した『ルックバック』を嚆矢に、衰弱仕切った鑑賞習慣がやにわに恢復した。 いきおい、今月はベルイマンや大島渚の作品をいくつか配信で観た。 大江健三郎『沖縄ノート』いつまでも診察に呼ばれない総合病院の待合室で読んだ。 『ヒロシマ・ノート』から5年、72年の沖縄返還を

        • 2024-09-24: 近況報告

          上伊那ぼたん52話が公開されました。 新キャラが登場してわちゃわちゃやってます。 FANBOXもやってます。 興味がある方は、ご支援いただけると嬉しいです(ご無理なさらず)。 専業化したお世話になっていた会社を退職させていただき、専業漫画家として独立しました。 (※こんな乱暴な退職はしていません) 退職や専業化の動機については、少し時間をおいて別途どこかで書こうかなと思っています。 色々理由はあるのですが、端的に書くと、「この状況で専業にならないなら一生ならないだろ

        個人目標設定における数値指標設定のムズさ

          2024-09-09: 最近読んだ本

          とにかく身辺忙しく、精神・身体ともにかなり参った8月であった。 常に体調を崩し、もはやSoftware Engineerと漫画家を兼業することが体力的・精神的に難しく、ここをキャパシティの分水嶺と定め専業化することにした。 退職した、と簡単に書けるが、相応の逡巡や検討を加えた上での判断であり、これについてはまた別の記述に詳細を譲る。 織田一朗『時計の科学』最近時計に関心がある。 今まで無かったか、というとそんなこともないのだが。 5年以上前、LM7先生に中野のジャックロ

          2024-09-09: 最近読んだ本

          2024-08-15: ぎっくり腰入門論

          ぎっくり腰になった。 くそったれが。 実は何度も経験しているのだが、今回は今までで一番痛かったかもしれない。 幸運にもこの最悪な経験をしていない人に向けて、ぎっくり腰のなんたるかを概説したい。 なお、本稿は個人の感想であり、なんら専門的知識に基づいていないため、実際に腰痛を発症した場合はすみやかに医療機関を受診してください。 どんなもんかぎっくり腰はクソ痛い。 思わずサンジの口癖が伝染るくらい痛い。 痛みを言葉で表現するのは難しいが、筋肉痛系のジンジンと継続する痛みで

          2024-08-15: ぎっくり腰入門論

          2024-08-09: よく観てるYouTubeのファッション系動画

          概要SSIA(Subject Says It All)です。 こんな動画を楽しく拝見していますという紹介記事。服ネタが好きな方向け。 石川俊介の〇〇〇MARKAWAREおよびmarkaのデザイナー兼創業者である石川俊介さんのチャンネルです。 当然、自社商品の販促的な意義をもって運用されているチャンネルなのですが、石川さんの私物やアイテムのメンテナンス方法を紹介されるなど、内容は多岐に渡ります。 石川さんは素材・縫製オタクなので、アイテムに対してエモーショナルな感想だけ

          2024-08-09: よく観てるYouTubeのファッション系動画

          2024-08-08: 最近買った服のはなし

          イソノー! 最近服買ってるか? 私も今夏、多少意識的に買いましたので、今回棚卸ししてみます。 Ziggy ChenのオーバーサイズTはじめてZiggy Chenを買いました。 2012年に上海で始動した、アルチザン系のブランドです。 かねてから気になっていましたが、この手の服は(ブランドの解像度が低いと)写真で見てもピンとこないことが多いので、スルーしてきたブランドです。 この夏はAraki Yuuを買おうかなと思っていたのですが、店頭で店員さんと会話していくなかで、

          2024-08-08: 最近買った服のはなし

          2024-7-22: 初北海道旅行のレポ

          北海道に行ったんすよ。 人生初。入道。 旅程は3泊4日。 成田から新千歳へ空路で移動し、札幌、登別、美瑛で1泊ずつ。 現地の移動はすべてレンタカーだ。 なかなか慌ただしいスケジュールだけど、初北海道なのでいろいろ見てみたかった。 1日目朝6時に自宅から自家用車で成田空港へ。 締切が極めて近い仕事が終わっておらず、ほぼ徹夜状態。 機上で寝られたらいいなと思いつつ、飛行機で眠れたことなんて一度もないんだよな。国際線含め。 車や電車と違って、飛行機の座席ってなんか眠れな

          2024-7-22: 初北海道旅行のレポ

          2024-07-08: 最近読んだ本

          どうにも文章を書く気が起こらず、読んだ本のタイトルリストを睨みつけながら無為な時間を過ごしているのは、酷暑の兆しのためだけだろうか。 先週くらいまでめちゃくちゃに忙しく、その時期は正直本を読む知的体力もなく、noitaという1プレイが短いビデオゲームを延々やっていた。 今もやっている。 いや仕事しろよ。 スチュアート・リッチー『Science Fictions』面白い本だった。怖い本でもある。色んな意味で。 世の中の科学論文が、たとえ著名な研究者のお墨付きがあるもので

          2024-07-08: 最近読んだ本

          2024-06-10: 最近読んだ本

          今月は忙しすぎる。 祝日も無いし、6月はホスピタリティが終わってる。 8月売りの単行本作業が渋滞しているのも繁忙の一因だが、今年は漫画関連の業務が昨年とは比較にならないほど山積していて……。 もちろん、嬉しい話なのですが。 スキマ時間で、ちまちま本を読んでいます。 山田太一『昭和を生きて来た』脚本家、山田太一のエッセイ。 『夕暮れの時間に』を先日読んで面白かったので、とにかく山田のエッセイを色々読んでみたいと思い購入した。 山田は2023年に89歳で没した。 昭和初期

          2024-06-10: 最近読んだ本

          2024-05-16: 最近読んだ本

          ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。 私は仕事か、家族と(比較的)混まなそうなレジャー施設を訪れたりしていました。いつもの、ってかんじ。 バタバタしててあまり本は読めてない。 慢性的な疲労感より、この備忘録もなかなか着手できなかった。 音楽と人 編集部『別冊 音楽と人 チバユウスケ』雑誌『音楽と人』を中心として、昨年逝去したミュージシャン・チバユウスケへのインタビューを多数収録した本。『音楽と人』編集長の金光が責任編集を務めている。 チバは決して雄弁・多弁なタイ

          2024-05-16: 最近読んだ本

          2024-04-20: 関西新卒時代を振り返る(1)

          開放しているマシュマロに、おれの新卒時代に関する質問が数件届いていた。 新卒か。 おれは10年近く前、大手システムインテグレーター(SIer)の新卒採用枠になんとか潜り込んだ。そこは転勤の少ない社風だと、リクルーターから聞いていた。 おれの地元は関東だから、新卒研修後の東京本社配属は確実だと、ひそかにタカをくくっていた。 そんなマヌケに下った辞令は、まさかの関西拠点配属。 世の中、そんなに甘くはない。 現在のおれは関西を離れて久しいが、懐かしい昔日を振り返ろうと思う。

          2024-04-20: 関西新卒時代を振り返る(1)

          2024-04-15: 最近読んだ本

          最近読んだ本。 といっても、足掛け数ヶ月みたいな本もある。 同じ本でも、遅々としてページが進まない日があれば、わりとスイスイ集中して読める日もあるんだけど、なんでだろう。 『美術手帖「NFTアートってなんなんだ?!」』2021年12月号の美術手帖。なのでちょっと昔の特集。 2021年はNFTバブルの只中で、投機対象としてNFTの注目度が加速度的に上昇していた時期だった。 狂乱の時期が過ぎ、2023年には過熱したブームも下火。 Crypto Punksなどと並び、クリプト

          2024-04-15: 最近読んだ本

          2024-04-07: 兼業漫画家を10年あまりやってみて思うこと

          はじめに私は今年で社会人生活10年目を迎える。 しかし、学生時代から商業漫画家として活動してきたため、兼業漫画家としての活動期間はそれを上回る(学生と漫画家との二足の草鞋を、兼業漫画家と呼びうるのか、いささか怪しくも感じるが)。 兼業漫画家がこの世にどれだけいるのか私は知らないが、「兼業で漫画家をする」ことについてのアウトプットをあまり目にしない気がするので、雑に吐き出してみようと思う。 もちろん全ては私の主観であり、兼業漫画家や漫画家全体を代表・代弁するものではないの

          2024-04-07: 兼業漫画家を10年あまりやってみて思うこと

          2024-03-20: 最近読んだ本

          3月頭はバタバタしていたため、たいして読めてもいないのだが。 西野智彦『平成金融史』元TBSテレビ報道局長である西野智彦による、副題のとおりバブル崩壊からアベノミクスに至るまでの平成経済録である。 平成金融史を大きく4つの時期に区分し、日銀、政府、省庁、そして各銀行が混乱や不安、困苦の果ての意思決定を繰り返し、泥沼のような経済不況の舞台が展開されていく。 本書において、西野は事実列挙と関係者の談話の記載に注力しており、西野自身の各組織や人物に対する批評は控えられている。

          2024-03-20: 最近読んだ本