tomoko

ライターの日常をつづっています。ソーシャルビジネスやソーシャルデザイン、NPOや社会貢献度の高い企業の活動を追い、「社会を変えたい人」の想いを世の中に伝えていきたいと願っています。

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ライターの日常をつづっています。ソーシャルビジネスやソーシャルデザイン、NPOや社会貢献度の高い企業の活動を追い、「社会を変えたい人」の想いを世の中に伝えていきたいと願っています。

マガジン

  • 社会を変えたい人がそこにいる。

    ソーシャルビジネス、ソーシャルデザイン、NPO、企業の社会貢献活動に携わる人のインタビューを多く行っているライターです。取材で感じたこと、こぼれ話などを中心に紹介していきます。「社会を変えたい」という想いを応援しています。

  • 気分転換に引っ越ししてみた。

    気分転換に、2022年に引っ越しました。特に収納にテコ入れをしました。ぐちゃぐちゃな我が家がすこしづつ変わる様子をご笑覧ください。

  • 服をたたむのをやめた。【たたまない収納】

    実際に洗濯をたたむのをやめて、吊り下げ収納にした私なりの工夫やアイテム選び、吊り下げ収納にした結果と感想を書いていきます。 現在、洗濯が苦痛な方、衣類の収納に困っている方、吊り下げ収納に興味がある方には役にたつのではないかと思います。全5回のシリーズ。

最近の記事

「人は変われる」と信じること ~児童労撤廃の裏にある想い~

児童労働の撤廃に取り組んでいるNPO法人ACEさんに取材をしたときに、驚いたことがあります。 貧しさを理由に親が子供に労働に行かせる。 そんなふうに強制的に働かされている子どもや、その家族を救うのって、 なにかこちら側が強く働きかけていくイメージなのかな? と思いきや… 副代表の白木さんはこう、はっきりと言いました。 「『もう自分たちでやれるよ』と笑顔に変わっていく姿をたくさん見てきました。 こちらが本気で関われば、人間は必ず変われるんです。」 ガーナでは、私たちが普

    • マッチ箱がつくる「障がい者の働く場」

      マッチ箱がつくる「障がい者の働く場」。 なんぞや??って感じですよね(笑) これです。 一見すると、マッチ箱に化石が入っている、雑貨。 「マッチ箱博物館」という商品です。 * これは、障がい者の働く場をつくるために企画された商品です。 この中の、化石や鉱物を、B型作業所で働く障がい者の方たちが、手作業で詰めています。 このマッチ箱、単なる「器」です。 あなたが、例えば、日本酒のメーカーだったら、珍しい蔵元のキャップを入れることもできる。 鉄道の企業だったら、な

      • 環境を守ることが儲かったら?

        「環境を守るのって、すげー儲かるらしいよ」 「今いちおしの業界って、環境系だよね」 もしそんな世の中だったら。 就活生は、きっとみんな環境に関する業界に就職するでしょうね(笑)。 環境保全とは、良いものとは思われていますが、仕事にしようと思う人は多くはないでしょう。 なぜって、儲からないから。 儲けを前提にしないNPOとか、どこかの大企業が、余力でやることなんじゃないの。 そんな固定観念が多くの人にあるのではないでしょうか。 * 「環境を守ることが儲かる」のモデ

        • 社会問題は、自分のなかにある?

          社会問題が自分のなかにある、という意味、おわかりになりますか? 生まれてきた娘が障がいを持っていると知った時に、それに気づきました。 「障がいがあったら、娘は幸せに生きることはできないのではないか」 「親や姉妹が娘の障がいのことを知ったら、悲しむだろう」 そんな思いが自分を苦しめました。 しかし、蓋を開けて見ると、社会はもっと温かく娘を受け入れてくれました。 家族の中で誰ひとり、私を責める人はいませんでした。 自分がいかに、「障がい者」に偏見をもっているか。差別をし

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        • 社会を変えたい人がそこにいる。
          6本
        • 気分転換に引っ越ししてみた。
          9本
        • 服をたたむのをやめた。【たたまない収納】
          5本

        記事

          胡蝶蘭と障がい者

          「人数が増えたので、作業のための道具を増やしてほしい」 「コロナが収まったので消毒やマスクはやめてもいいのではないか」 美しい胡蝶蘭が咲きほこる温室で、障がいのある方たちが、積極的に声を上げていました。 どうやら職場の改善会議の最中のようです。 その日、私はNPO法人AlonAlon(アロンアロン)の取材に来ていました。 千葉県富津市で知的障がいを持つ人たちが働くB型事業所・『オーキッドガーデン』を運営しているNPOさんです。 障がいのある方々の働く場、ということで

          胡蝶蘭と障がい者

          テレワーク×業務委託契約という働き方

          現在、ライターをしていますが、「本当にいい時代になったな」と思います。 家にいながら全国各地にいる人の取材ができて、記事を納品できる。 10年前だったら、この生活は想像できなかったと思います。 私がお手伝いしているMNHさんという企業は、障がいがある方やひきこもり経験がある方の、働く場をつくるために商品を作っている、ソーシャルビジネスの会社です。 この会社では、特に小さい子供の子育て中で、時間の制限が多く、正社員としてはキャリアを築きづらい女性たちを、業務委託で積極的に

          テレワーク×業務委託契約という働き方

          出会い直し【短編】

          ワーケーションに参加したのは、言ってみれば強制だった。 芦ノ湖で行われる2泊3日のワーケーションプログラム。 他の会社からの参加者と一緒に、自分を見つめ直すワークショップに参加して、交流を深め、リフレッシュして仕事の再スタートを切るというのが目的だった。 任意参加ということをマネージャーは強調していた。 今週の仕事が山積みだった私は、マネージャーが説明するそのプログラム内容にも気もそぞろで、残っている仕事の段取りを考えていた。 一通り話が終わった後、私の前を通り過ぎよう

          出会い直し【短編】

          上へ上へではなく、その先へ、その奥へ。【徒然日記】

          ※ミニマリスト・執筆家の四角大輔さんのバックパッキング登山論を基に書いています ピークハンティング登山は、とにかく頂上、上を目指す。 頂上にたどり着いたら、もうそこで力尽きる。 とにかく金メダルを目指すオリンピック選手なんかもそう。 なにがなんでもって思いで、取った後に燃えつきて、何もやる気が出ない。 バックパッキング登山は、上へ上へではなく、「その先へ、その奥へ」。 一回頂上まで登る。そのままその山脈を、いくつもの山を越え、歩き続ける。 歩き続けることに意味を見出す。

          上へ上へではなく、その先へ、その奥へ。【徒然日記】

          一緒に景色を形づくる 詩#3

          膝を抱えて縮こまっているあなた 随分あなたの声を聞いていなかった そばに行って触れると、驚くほどやわらかいあなた そして泣いている 肩を震わせて 一緒に寄り添って近くに座って あなたを覗き込んだ 曇りなく澄んでいる瞳 遠くを見つめている 一緒に近くに座ってその景色を感じる しびれるほどの静寂のなか こっちを呼ぶように煌めく水面 いつからこんなに眉間にしわを寄せて 景色を歪めて受けとめるようになったのだろう 固く 難く 変えられない今に 額を当てて目をつむるように

          一緒に景色を形づくる 詩#3

          大きくなりたいあなたと、大きくみせたい私 詩#2

          大きくなったら、ママの家をつくってあげる ママの大好きな露天風呂をつくるんだ だからはやく大きくなりたいんだ 真っすぐな瞳でそう言う ママはね ジブンを大きく見せたいんだ 家では喧嘩ばかりなのに、幸せな家族写真を載せたり お客さんの前で、きっとできると思います、と言ったり そんなことを普通にやっている 大きくなったら大工さんになってママの家をつくる 大きくなったら化石を掘る人になる あなたが夢を語る ママはね いつか絵本作家になって有名になる 自分

          大きくなりたいあなたと、大きくみせたい私 詩#2

          不要なものを振り落とし、必要な記憶だけを残していく 詩#1

          いつも違う空なのに いつも同じメッセージを送ってくれる。 朝は、どんなイやな夢を見たって、 あなたが癒してくれる。 今日出会う人、今日起こることに 過剰な期待を寄せる私に こっちだよ、と水面を煌めかせて 静かに水平線を見るよう、促すんだ。 * 昼は、だいたいそっけない。 どうでもいいことににぶつかって、 一人で熱く固まっている私を いつ来るかわからない想像の未来に、 思い悩む私を 咄嗟にあなたに答えを求めてしまう私を 適当にやりなよ、といなして笑う。 そして

          不要なものを振り落とし、必要な記憶だけを残していく 詩#1

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納⑤・実際の使い勝手】

          さて、洗濯嫌いな私が、一番苦痛に感じているたたむ作業をやめることにし、吊り下げ収納を試みるべく、いろいろ考えてきました。 そして出来上がった収納。 あれから半月経ちました。 使い勝手はというと…  細かいところで気になることはあれど、とてもいい感じです。 …と、この一言だとよく伝わらないので、昨日の洗濯風景を実際に振り返ってみます。 * 朝。ルーティーンの洗濯機を回します。 そして、洗濯ものをかごに入れ、息子の部屋である和室へ移動。 ここに、私と息子の衣類収納があり

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納⑤・実際の使い勝手】

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納④・収納完成】

          さて、洗濯嫌いな私が、一番苦痛に感じているたたむ作業をやめることにし、吊り下げ収納を試みるべく、いろいろ考えてきました。 そして綿密な計画のもと、収納アイテムも揃えることができました。 ここに早速、衣類をいれていきます。 入れる際になって気づいたのが、息子のハンカチ・ティッシュ・マスク(小学生必需品)、私のマスクの置き場を考えておかなかったこと。 普段、着替えと同時に必要になるものなので、ここに組み込みたいところです。 と、後ろを振り返ると、 あまり使われていなかった

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納④・収納完成】

          息子をおこってしまって、自己嫌悪な朝。【徒然日記】

          本当にささいなことだったのに。 なんであんなに怒ってしまうのだろう。 * 昨日、ルーム(学童)に小1の息子を迎えにいったとき。 「●●くんに恐竜の絵を描いてもらいたいんです。●●くんが好きな”ユタラプトル”とかいう恐竜の。 今日も少し描いたんですけど、終わらなくて。画用紙渡したので、明日までにお願いできますか? 鉛筆で下書きまでしてくれたら、明日絵の具をばーっと塗ってこっちで仕上げますから」 と指導員の方。 明日まで?! 息子に聞けば、明日の12月23日に、ルームで

          息子をおこってしまって、自己嫌悪な朝。【徒然日記】

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納③・アイテム選び】

          さて、洗濯嫌いな私が、一番苦痛に感じているたたむ作業をやめることにし、吊り下げ収納を試みるべく、いろいろ考えてきました。 そして私なりの新しい収納イメージも固まり、ようやくアイテムを購入するところまできました。 出来あがった、私の頭のなかのイメージはこれ。 ハンガーラック ハンガーラックは、日常の衣類を一手に支えることになるので、頑丈なものにこしたことはありません。 ちなみに、夫が過去にホームセンターで購入したハンガーラックは、ステンレスの棒がプラスチックで連結され

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納③・アイテム選び】

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納②・イメージを膨らます】

          吊るす収納のイメージを膨らます そんなこんなで、たたむ収納をやめ、吊るす収納に挑戦することにした私。 衣類は基本的にハンガーラックにかけることにしました。 また、息子と収納を共有しているので(夫は別。彼の部屋に収納されている)、上下2段のハンガーラックを購入しようと思いました。 しかし、本当に吊るす収納が成り立つのか。 下着や靴下はどうするの? 素朴な疑問もわいたので、改めて今ある衣類をよくよく確認することにしました。 今回吊るす収納を考えているのは、上の囲みにある

          服をたたむのをやめた。【たたまない収納②・イメージを膨らます】