廣野 友一

1965年生まれ。 大阪に住んでいます。 音楽やったり、鰹節作ってみたり、山に登ったり、空手もやったり教えたり さまざまな仕事をと遊び、と好奇心にまみれて過ごしてきましたが、今は比較的大人しくしています。

廣野 友一

1965年生まれ。 大阪に住んでいます。 音楽やったり、鰹節作ってみたり、山に登ったり、空手もやったり教えたり さまざまな仕事をと遊び、と好奇心にまみれて過ごしてきましたが、今は比較的大人しくしています。

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最近の記事

秋月照湖上

秋月湖上を照らす

    • 心如水中月

      心は水中の月の如し  『宗鏡録』(すぎょうろく)

      • 来てくれたGHOST

        昨夜は忙しかった… 本屋で集団万引きを捕まえたし… 地震でその本屋の隣りの櫓は崩れ、自分の住居も崩れてしまった…  部屋に入るとGHOSTが鎮座している、何故か何者かは直ぐに理解できた… 座卓の上には灰皿、煙草、湯呑み…毛氈に書きかけの原稿用紙… 座卓を前に背中を丸め気味にVコーンを手に持ち、真黒な表紙の本をんでいる… 本のタイトルはよくわからないが、どうやら「花」「匂い」と書いてあるようだ…  声もかけられないまま後ろにまわりこむ、彼は真黒な上下で本を…読み…書き込む…

        • 月落不離天

          月落ちて天を離れず

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        • ルナティックス
          13本
        • note栞
          23本
        • 読んだ本
          14本
        • 無人島での話し
          3本
        • 面影
          3本
        • 絶望名人カフカの人生論
          1本

        記事

          あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月

          明恵上人

          あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月

          天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ 柿本人麻呂

          あめの海に雲の波立ち月の船  星の林にこぎかくるみゆ

          天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ 柿本人麻呂

          100ねんごも またあした(瀬尾まいこはただ者では無い…)

          今日は久しぶりに、大阪梅田茶屋町のMARUZENジュンク堂梅田店へ出向いた。 自宅の最寄駅からおおさか東線に乗り、いつものコースだ。 おおさか東線は平日はスカスカで田舎のローカル線みたいに何時でも座れる…と言うのはもう過去の事となった様で、そこそこの混雑だった。グランフロントへ抜け、ヨドバシカメラの横をすり抜け、三番街もとっとと通り抜け目指すは茶屋町。 MARUZENジュンク堂に着いたら一目散に6階の理工系の書架に向かう。 今日のお目当ては『窮理 第26号』 他の候補は

          100ねんごも またあした(瀬尾まいこはただ者では無い…)

          山頭火 月

          月が昇って 何を待つでもなく 山頭火

          此の世のなごり。夜もなごり。 死に行く身をたとふれば あだしが原の道の霜。 一足づつ、に消えて行く。夢の夢こそ あはれなれ。 あれ数よれば暁の。 七つの時が六つ鳴りて残る一つが今生の。 鐘のひびきの聞きをさめ。 寂滅為楽と ひびくなり。

          此の世のなごり。夜もなごり。 死に行く身をたとふれば あだしが原の道の霜。 一足づつ、に消えて行く。夢の夢こそ あはれなれ。 あれ数よれば暁の。 七つの時が六つ鳴りて残る一つが今生の。 鐘のひびきの聞きをさめ。 寂滅為楽と ひびくなり。

          月の謎かけ

          部屋は一面、月の光にさえざえと照らされている。ここは何もかももとのままだった。 椅子、鏡、黄色い長椅子、額入りの画。大きな丸い銅紅色をした月が、まともに窓からの ぞいている。 「これは月のせいでこんなに静かなんだ」とラスコーリニコフは考えた。「月はいま、きっと謎をかけているんだ」。彼は立って待っていた。 ドストエフスキー『罪と罰』

          月のことならイルカが知っている。 かれらは月の出を待ちかまえて みんな一緒に海の淵から顔を出す。 ジョン・リリー

          月のことならイルカが知っている。 かれらは月の出を待ちかまえて みんな一緒に海の淵から顔を出す。 ジョン・リリー

          君らにはまだわかるまいが、あれでいて月だってけっこうやりくりしているんだ。 もう少し、月のおかげってもんを知らなきゃいけないね。 ―レイ・ブラッドベリ― #ルナティックス

          君らにはまだわかるまいが、あれでいて月だってけっこうやりくりしているんだ。 もう少し、月のおかげってもんを知らなきゃいけないね。 ―レイ・ブラッドベリ― #ルナティックス

          『バリ山行』そしてサイン会

          今日、梅田へ出かけた。 梅田へ出かける事はそんなに大層なことでは無い。 電車を使って1時間足らずで到着する、今日梅田に行くことになったのは遡れば、あの日僕は梅田を彷徨っていた… 茶屋町辺りの書店を2軒梯子して「力が出ない状態」になり、いつもは行かない阪急三番街で食事をしながら、Xを観ていた… するとタイムラインに松永K三蔵氏のポストが… 正直な話し『バリ山行』は「読みたい本」としてペンディングリストにリストアップしていたが、この日に購入するつもりは無かった。 芥川賞受賞

          『バリ山行』そしてサイン会

          たまごかけご飯

          このシーンで「塩」に少しひっかかった…卵かけご飯は僕にとっては「醤油」がスタンダードである。主人公の波多はたまごかけご飯を喰らう前に卵粥を食べている、昭和の頃は御膳の上には醤油差し、ソース、食卓塩が三種の神器の様に並んでいたが、今時はテーブルの上には調味料の指定席は無い。 妻が卵粥の微調整用に置いていてくれた「食卓塩」を卵かけご飯に流用したのかと思ったが、いや待てよ…波多家は卵かけご飯は「塩」と言う可能性も゙あるのでは…とも考えたのである。 「玉子料理における調味料問題」と

          たまごかけご飯

          久しぶりに

          久しぶりにnoteを書きたくなってきた… 大した事はかけないが… そろそろ… 書けるかな…

          時鳥(ホトトギス)の兄弟

           むかしむかし、時鳥には大へん親切な善い弟があったのだそうです。 毎年五月にな ると山に行って沢山の山の薯を掘って来て、煮て一番おいしいところを兄さんに食べ させました。 それを兄の方ではまだ疑って、弟がもっと旨い山の薯を、自分では食べ ているのだろうと思って、しまいには憎んで庖丁を持って来て、その優しい弟を殺し たのだそうです。 そうして弟の腹を裂いて見ると、中からあわたという筋ばかり多い 薯が出て来ました。これは悪い事をしてしまったと、後悔して悲しんでいるうちに、 と

          時鳥(ホトトギス)の兄弟