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30代で脳梗塞を発症。後遺症として左顔面に軽い麻痺と高次脳機能障害を抱える。 自身の経…

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30代で脳梗塞を発症。後遺症として左顔面に軽い麻痺と高次脳機能障害を抱える。 自身の経験、学んだこと、困ったことなどを発信して、悩みを抱えてる人、困っている人、知りたい人に私の経験を伝えていければと思っています。よろしくお願いします。

最近の記事

学生さんの就職相談②

高次脳機能障害当事者・家族会合で知り合った臨床心理士さんからの依頼で、障害を持つ大学生の就職相談を受けることになった。 前回投稿では学生の就職活動のいろはをつらつらと書いていったが、その続きを書いていきたい。 オープン就労/クローズ就労 障害のことを言わずに一般就労で働くことをクローズ就労といい、障害をオープンにして必要な配慮を得ながら障害者雇用で働くことをオープン就労という。 相談の中で、障害を言わずに働くことが出来るか?という質問があった。 もちろん会社に言わずに

    • 学生さんの就職相談①

      先日、高次脳機能障害の当事者・家族の会合に参加した際、私の転職活動に興味を持ってくださった臨床心理士さんから「高次脳機能障害とは異なるが障害のお持ちの学生さんから障害者雇用での就職活動について知りたいと相談があったのでtommyさんからお話をして頂けないでしょうか?」という依頼を頂き、快諾した。 事前準備 快諾したものの、どうしようかなと考えていた。 そういったカウンセリングは未経験。 管理職で傘下メンバーと1on1はしたことあるけど、そんな感じかなぁとか、色々模索しなが

      • 記憶障害について

        毎日のルーティン 9月も今日から後半になりましたが、暑い日がまだまだ続きますね。 暑い中でも毎日8000歩を目標に歩いています。 その散歩コースの流れの中で、毎日必ず近所の神社へお参りしています。 今は転職先への入社待ちなので散歩がてらお参りができるのですが、入社して通勤が始まってもこのお参りは続けていこうと思っています。 覚えられること、忘れてしまいがちなこと 高次脳機能障害の症状の1つに記憶障害がありますが、このように毎日続けていくとこのように習慣化して覚え続けられ

        • 趣味の話

          野球観戦が好きで、地元チームである阪神タイガースのファンです。 今シーズンはもう残りわずかとなり、現時点では2位で激しい優勝争いを巨人と繰り広げています。 先日も甲子園球場に試合を見に行きました。 こうして何度も足を運べることの幸せを噛み締めながら試合を現地で見ています。 以前より疲れやすくなったこともあり、試合が終わると激しく疲れるけども。笑 それでもやっぱり現地で観る試合は最高です。 この日は高橋遥人という投手が登板した試合でした。彼は怪我と手術を乗り越え、今年約1

        学生さんの就職相談②

          精神障害者保健福祉手帳

          高次脳機能障害が分類されるのは精神障害者保健福祉手帳である。 今回はこの精神障害者保健福祉手帳の申請と交付に関して投稿していきたいと思う。 申請可能な状態 発症から6ヶ月以上経過していることが条件となる。 その期間に転院等があったとしても、診断を受けた日ベースになるので、今の病院に通院し始めてまだ1ヶ月であったとしても最初の病院で診断がついたのが6ヶ月以上前であれば申請することが可能である。 私は2023年6月に脳梗塞を発症し、A病院に救急搬送され入院。そのままかかりのつ

          精神障害者保健福祉手帳

          これからの生き方

          今回の投稿ではこれまでの経験や知識などではなく、ただただ私が今後どう生きたいか、どうありたいか、漠然と思っていることを書いていきたいと思います。 仕事について 昔はいつまでにこうありたいということを考えていた。35歳までにマネージメントを経験して、40歳までに1つの組織を統括する立場に…とか、そのためには何をして…とか、そんなことを考えながら生きてきた。 それは何故か? 高い報酬を貰っていい生活がしたいから。笑 自身の成長になるとか、輝く生き方とか、よく仕事を頑張るこ

          これからの生き方

          易怒性と性格の変容

          今回の投稿では、高次脳機能障害となり、退院したあと元妻(当時は離婚前までなので妻)と生活する中で、性格面で指摘されたことなどをまとめています。 情報不足と勝手な推測がすれ違いを生むことになったので、他の人がそうならないようにと思い、書き留めておきたいと思います。 事なかれ主義からの卒業と喧嘩の始まり 私は友人に昔から ・意見のまとめ役 ・自分を前面に出さない ・他人に合わせすぎ とよく言われていた。 それが倒れてから言うようになった。 結婚後は、元妻が主導権を握りたいタ

          易怒性と性格の変容

          障害者の失業給付と就職支援

          今回の投稿では失業給付とハローワークでの就職支援について投稿したいと思います。 就職困難者について 障害者手帳が交付されていると、失業保険は「就職困難者」という扱いになる。 ・給付日数 1年未満の退職:150日 1年以上の退職 ┗45歳未満:300日 ┗45歳以上:360日 ・求職活動 次回失業認定日までに最低1回必要 (一般の場合は2回) ・その他 障害者雇用専門の相談員による就職支援 手続きについて 私のケースを記載する。 詳細は各ハローワークに問い合わせを

          障害者の失業給付と就職支援

          生活習慣の改善と再発予防

          脳梗塞の原因は色々なものがある。 私は頸動脈が動脈硬化になりプラークが剥がれて血管が詰まり脳に血が流れなくなって脳梗塞になったと担当医から言われた。 こうなったのには生活習慣に原因があったため、再発予防のために大きく見直した。 禁煙 1日30本から40本。 いわゆるヘビースモーカー。 退院した後に吸いたくなって吸ってしまった時期があったが、もうやめようと決断して禁煙。 もうやめると決めたらスパッとやめた方がいい。 Vapeとかニコチンなくても物足りなさがあるので余計吸い

          生活習慣の改善と再発予防

          高次脳機能障害と向き合って生きる

          前回までは障害者雇用での転職活動にフォーカスを当てて投稿してきた。 今回は脳梗塞発症から1年が経過し、高次脳機能障害を抱えながら生活している中で、未だにこの部分がきついなぁと思う点などを書いていきたいと思う。 転職先での不安 自分なりに復職後、クローズド就労で働いた際に出来なかったこと、きついと感じたことを踏まえて必要な配慮については話したが、つていけるのかなと。 前向きに切り替えたが、やはり全然ついていけなかったことはかなりショックだった。 やってみなければ分からない

          高次脳機能障害と向き合って生きる

          障害を持っている40歳無職の転職活動③

          前回はエージェントへの登録の詳細や障害者雇用の求人の内容等について投稿しました。 今回は面接のことについて書いていければと思います。 事前に準備しておいた方が良いこと 面接で下記項目についてはほぼほぼ聞かれるので事前に考えて面接に臨むことをおすすめする。 ・簡単な自己紹介 ・1社ずつの職務経歴と退職理由 ・志望理由 ・障害特性と症状 ・障害の発症原因 ・症状が出た場合どのようにすれば治まるか ・必要な配慮 加えて下記についても割とよく聞かれた内容である ・強みと弱み(

          障害を持っている40歳無職の転職活動③

          障害を持っている40歳無職の転職活動②

          前回は障害者雇用での転職を目指すためエージェントに登録した話を投稿しました。 内容を簡単にまとめると・・・ 4社に登録。面談を実施した結果、3社からは案件を紹介できますと言われ、1社からはお断りをされました。 今回は登録後の転職活動について投稿したいと思います。 案件の紹介 3社に登録できたのだが、どこの会社も登録後すぐに職務経歴書や履歴書の提出・登録を求められる。 続いて登録ができた段階で自分選任の担当者(キャリアコンサルタント)が就いてサポートをしてくれるのだが、電

          障害を持っている40歳無職の転職活動②

          障害を持っている40歳無職の転職活動

          前回は退職に至る経緯を投稿しました。 内容を簡単にまとめると… ①高次脳機能障害で現在の仕事がきついと感じると相談するも、ただナーバスになってるだけでそれは障害じゃないと跳ね除けられた ②その中で業務量が増えることになり、ついていけなくなって休職。併せて障害者手帳を申請した ③休職期間満了までに手帳交付が間に合わず退職した この3つについて書きました。 40歳無職となった私の転職活動について今日は書いていければと思います。 キャリアの棚卸しと職務経歴書と履歴書の作成 こ

          障害を持っている40歳無職の転職活動

          あれ仕事についていけないぞ

          こんにちはー! 昨日は甲子園球場に行って雨に濡れて帰ってきました。。 結果は…まぁ聞かないでください。笑 さて今日は昨日投稿した復職したからの続きになります。 順調に仕事も出来ていたのでこのまま問題なく病前と同じように仕事が出来るかなと思っていましたが、それはあくまで復帰当初の配慮があったからだと気づくことに。。 頭がボヤっとする 時間外労働が20時間までOKとなって、仕事量も出席する会議も急激に増えることになった。 倒れる前はお昼休憩はしっかり取れないというのが当

          あれ仕事についていけないぞ

          復職してからの生活

          こんにちは! 今日はどんよりの天気です。 私、兵庫生まれ兵庫育ちということもあり、野球は阪神ファンなのですが、今日は甲子園球場に行ってきます。 どうか雨降らず、いい試合が見れますように! さて、今日は復職してからの生活について書いてきたいと思います。 復職前面談 人事と所属部署の上長、さらにその上の部長と仕事の内容などの説明を受ける。 この際、併せてマネージャーからメンバーに降格になることが伝えられる。 覚悟も出来てたし、色々と出来ないこと無理が効かないこともわかってた

          復職してからの生活

          復職までの道のり

          台風がノロノロしていて天気予報が全く読めずにわちゃわちゃしてます。 みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか? 前回の投稿ではいざ日常生活に戻ってわかったことを書きました。 今回はその続きとして、前勤めていた会社に復職するまで何をしていたかを投稿したいと思います。 通院リハとジム通い 通院リハは週1で作業療法40分、言語40分。 色々前週に起きたこと、気づいたことを話ながら、それだったらこういうので対処したらいいんじゃない?とアドバイスを受け、iPhoneのアプリだ

          復職までの道のり