障害を持っている40歳無職の転職活動
前回は退職に至る経緯を投稿しました。
内容を簡単にまとめると…
①高次脳機能障害で現在の仕事がきついと感じると相談するも、ただナーバスになってるだけでそれは障害じゃないと跳ね除けられた
②その中で業務量が増えることになり、ついていけなくなって休職。併せて障害者手帳を申請した
③休職期間満了までに手帳交付が間に合わず退職した
この3つについて書きました。
40歳無職となった私の転職活動について今日は書いていければと思います。
キャリアの棚卸しと職務経歴書と履歴書の作成
これまで4回の転職経験があり、履歴書や職務経歴書は都度アップデートしてファイルに保存してあった。
そのおかげで前職の経歴を作成、追加するだけで良かったのは本当にラッキーだった。
転職する・しない関係なく、時間がある際に自身のキャリアの棚卸しをすることは本当にオススメします。
いざ作ろうとすると自分これまで何してきたかなどパッと出て来ず作成に凄く時間かかってしまうので。。
特に1社で長期間、色んな部署や職種で多岐にわたって仕事をすると本当に整理が大変になります。
(私は前々職で色々やっていたのでかなりのボリュームになり、前職への転職の際ものすごく大変でした)
また、ベースができていると後述のエージェントさんも添削してくれます。普段からコツコツと少しずつやってみてください。
エージェントへの登録
エージェント経由での転職は経験しているが、ネットで調べてみると障害者雇用専門のエージェントが存在しているということに驚いた。
障害者案件のみに特化した2社と一般の大手転職エージェントだが障害者雇用専門部署を持つ2社の合計4社に登録。
登録の流れとしてはどのエージェントさんもネットからフォームで登録申し込みを行い、下記を入力する。
個人情報(名前とか連絡先など)
障害者手帳の種別
障害名、関連する疾病について
※登録の絶対条件
障害者手帳取得済みもしくは障害者手帳交付申請中
登録が完了するとエージェント会社から、『紹介できる求人があるかを調べるために電話で1時間程度面談を実施させて欲しいのでスケジュールの設定をさせて欲しい』と折り返しの連絡がある。
エージェントとの電話面談
スケジュールの調整を行い、いざ電話面談へ。
電話面談では下記のようなことを聞かれる。
・これまでの職務経歴
・それぞれの会社での具体的な業務内容
・それぞれの会社での転職理由と退職理由
・障害を抱えることになった理由
・障害の症状
・働くにあたって必要な配慮
・転職希望時期
・希望年収
ヒアリングの内容を元に紹介できる案件があるかをお調べして再度連絡しますと言われて面談は終了。
多少内容に違いはあるが、どのエージェントもほぼ同じような形。
ヒアリングした障害の症状や、必要な配慮、持っているスキルや経験など、案件紹介にあたり企業が受け入れ可能なのかを確認するものだと思われる。
何日か経過した後に、当社ではあなたにご紹介できる案件があります!ということであれば、マイページへの登録に進み案件の紹介が始まったり、メールでこの案件応募しますか?と連絡が入ることになる。
無ければ、当社ではご紹介できる案件はございませんでした。ご紹介できる案件がありましたらまたご連絡しますと実質お断りの状態になる。
私は4社中3社から求人を紹介できますと連絡があり、1社はありませんと言われた。
ここで記載した質問は実際の面接でもほぼ聞かれるので絶対準備しておいた方が良い内容。そしてここでしっかり答えられないとエージェントの案件紹介にも結びつかくなる。
また面接の記事にも書こうと思うが、障害者雇用の転職活動中で大事なことは
自分の障害を理解した上で、どのような配慮が必要かを具体的にアウトプットできるか
であると私は思っている。
何かしらの要因があって手帳を取得しているのであるから、配慮は大丈夫ですとはならないだろうし、働き始めてからこれできません、あれできませんってならないだろうかって雇う側も不安になる。
それはエージェントも同じで紹介した人材が実は…となると信用問題にもなるのでこの点は押さえておきたいと思う。
なので、自身の障害と向き合い、何が苦手で配慮が必要か、そして何なら、どの状態なら出来るのかを分析し準備をぜひしておいて下さい。
さて長くなりましたので今回のトピックスはここまでにとしたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
引き続き障害者雇用の転職活動について投稿出来ればと思います。
次回もよろしくお願いします!