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トーキョー・アルテ・ポップ スペシャルトーク&ライブ(4)「東京」と「ポップ」と曽我部恵一
スペシャルゲスト・曽我部恵一楠見:後半、「東京」と「ポップ」っていうことでちょっと話題を変えたいんですけれども。「東京」とそして「ポップ」を語る上でこの方しかいないんじゃないか、というゲストを今日はお招きしています。曽我部恵一さん、どうぞ!
曽我部:はい。どうもよろしくお願いします。いやー、めちゃくちゃ面白かったです。そでで聞いてましたけど。ねえ。……死んでほしいとか思ってたんですね(笑)。
トーキョー・アルテ・ポップ スペシャルトーク&ライブ(3)江口寿史に流れる明確な線
楠見:で、江口さんに会場の展示ケースに並べていただいたのがこちらです。
江口:僕はもう、全部そのリーニュ・クレールっていう線で描く絵っていうのをメビウスさん以降。で、メビウスのあとにHergé(エルジェ 1907-1983)の”TINTIN(タンタン)”を知ったんですけど。『タンタン』の方がずっと前だったんだよね。これを見つけたときは本当にびっくりして。それでたくさん買いあさったんですけど。
トーキョー・アルテ・ポップ スペシャルトーク&ライブ(2)イタリアのコミック紹介とルカ・ティエリに流れる明確な線
イタリアのコミック紹介楠見:まずはルカさんの方から自分が影響を受けたものから、それ以前のイタリアのコミックに関して、せっかくの機会なのでみなさんにお話しいただけますか。
ティエリ:そうですね。みなさんこんばんは! ルカ・ティエリです。今日はせっかくイタリア文化会館に来ていただいたので、まずは僕からイタリアのコミックを少し紹介させていただきたいと思います。
イタリアのコミックの始まりといえば
トーキョー・アルテ・ポップ スペシャルトーク&ライブ(1)東京で交わる明確な線
楠見:みなさんこんばんは。ようこそいらっしゃいました。江口寿史さん!
江口:こんばんは。たくさん集まってますね。
楠見:そしてルカ・ティエリさん!
ティエリ:こんばんは。
楠見:私はこの展覧会のキュレーターで、司会を務めさせていただきます、楠見です。よろしくお願いいたします。今日はお二人とこの展覧会について話をするというのをすごく楽しみにしてきました。いろいろとお聞きしたいことがありますが
はじめに TOKYO ARTE POP トーキョー・アルテ・ポップとは
日本文化に憧れて東京にやってきたイタリア人コミックアーティスト、ルカ・ティエリと彼が敬愛する日本マンガ界のKING OF POPこと江口寿史の二人展──「トーキョー・アルテ・ポップ」は、2023年9月1日から10月29日まで、東京のイタリア文化会館で開催されました。 主催:イタリア文化会館 協力:東京新聞
ポップ・アートとポップ・カルチャーを専門とするキュレーター・楠見清氏のコンセプトから生