それでは今日も坪内逍遥の『小説三派』を読んでいきたいと思います。
逍遥は固有派を説明する際に……
といっています。
固有派
「主」→「事」
「客」→「人」
「先」→「事」
「後」→「人」
折衷派
「主」→「人」
「客」→「事」
「先」→「事」
「後」→「人」
「主客」と「先後」、そして「因縁」がある、と……
「ホーマル」は古代ギリシャの詩人ホメロス(生没年不詳)のこと、「ワ゛ルジル」は古代ローマの詩人ウェルギリウス(前70-前19)のことです。「ソホークリズ」は古代ギリシャの詩人ソフォクレス(前496-前406)のことで、「ユーリピヂズ」は古代ギリシャの詩人エウリピデス(前480-前406)のことです。
ということで、この続きは…
また明日、近代でお会いしましょう!